■「今日のことば」カレンダー 2007年7月■
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2007-07-31 |
人はゆっくりとしか成長しない。 ここに、人を育てることの、むずかしさがある。 育てる方としては、この「ゆっくり」が、 もどかしてく仕方ないのである。(略) なぜそれほど性急になるのか…といえば、やはり 「結果をもとめている」からではないのか。 自分の教えたこと、したことに、 「これほどの効果があった」と実感したい。 それでこそ、やった甲斐があったと思える。 その満足と喜びを早く味わいたいばかりに、 知らず知らずのうちに 「早く、一刻も早く、いい結果がほしい」 という気持ちになってくる。 ことは何であれ、「いい結果」など、 すぐに出せるわけもないのに…だ。 |
2007-07-30 |
よく、 「本当のことを言っているのだ」 「事実なんだから仕方がないよ」 「正論を吐くのがなぜいけないの」 という声を耳にする。 よい、悪いの問題ではなく、 コミュニケーションとして適切かどうかを 考えるべきであろう。 事の正否や是非だけを基準にコミュニケーションが なされるのであれば、センス、感覚など、 特別問題にすることはなくなってしまう。(略) 「私は嘘がつけなくて」 という人は、正直で立派な人とばかりは限らない。 融通のきかない、困った人物とみなされることもある。 正直に言って、相手とのコミュニケーションを 悪くしてしまうからだ。 思っていることを黙っていられないタイプは、 相手の存在というコミュニケーションの基本を 見直した方がいい。 |
2007-07-29 |
つまらない仕事を、 つまらなそうにやって、 つまらない人間になった。 |
2007-07-28 |
仕事でも家事でも、やることがいっぱいあると、 どれから手をつけていいのかパニックになることがあります。 どの場合でも優先順位はありますが、そんなときは、 簡単にできて早く終わるものから 手をつけたほうがうまくいきます。(略) 早くできるものからはじめれば、 確実に片づいていきますから、 なんだかたくさん終わったような気がするので、 こちらの方が精神的にはずっと楽です。 面倒なものに時間をとられて、ちっとも終わらないと、 「何時間もやっているのに、まだこんなにやることがある!」 とさらにパニックになるかもしれません。 それよりは、ひとつ片づくごとに 「できた!」「はい次!」と声に出して区切りをつけましょう。 |
2007-07-27 |
誤解されること、生活の中ではしじゅうあることです。 自分の言った意味とは違って相手が受けとる、 よかれと思ってしたことが批判される… そんなときパニックに陥って、あわてて弁解したり、 行動したりするのはやめにしましょう。(略) あなたのしたこと、言ったことは、悪いことでしたか? もしそうでないのなら、心からよいと思ってしたことが、 別の形で返ってきても動じないでください。(略) まずあなたの心を静かにおだやかにして、 それから次の行動に移ってください。 自分の心をおだやかにしてから対処すると、 よりより行動に移せるはずです。 |
2007-07-26 |
ついつい我々は次のようなセリフで、 相手の話をさえぎったり、 相手の意見を打ち消そうとしたり、 自己防衛を始めようとしてしまう。 「いや…」 「でもね…」 「でもさあ…」 「だからさあ…」 「だって…」 「そうじゃなくて…」 「そうは言ってもさあ…」 これらのセリフがクセになっている人は、じつは非常に多い。 自分でも気づいていないことがしばしばだから余計やっかいだ。 自分が意見を言ったとき、このようなセリフで いきなり打ち返されてしまったら、 どんな気持ちになるか想像してみてほしい。 「まだ言い足りない、さえぎらないでくれ」 「オレの意見が間違っているというのか」 と怒りや憤慨の気持ちがしたり、気の弱い人であれば、 それ以上何も言えなくなって、落ち込んだり、 やるせなさでいっぱいになってしまうのがふつうだろう。 |
2007-07-25 |
「あなたの言いたいことは何でしょう?」 多くの“口ベタたち”が、実はこの答えを 見つけられないで苦労しているはずです。 いつもこれが頭の中で整理できないから、 人と話すことに苦労しているわけです。 ならば、まず人に話す前に自分自身に問いかけてみるのです。 「君はいったい何が言いたいの?」 「君はいったい何をしたいの?」 「君はいったいどうなりたいの?」 これがつねに確立していれば、もう “口ベタなんて恐れずに足らず” 本当にそうなんです。 |
2007-07-24 |
「自信」は大事だが、「うぬぼれ」には気をつけろ。 私は自分の経験から、人が他人の成功を願うのは、 一定の限界があることを学んだ。 その限界を超えると、今度はみなその人が 失敗することを積極的に願うようになる。(略) 大切なのは、 「自信」と「うぬぼれ」の間にある一線を知ることである。 人生を楽々と生きてるように見せながらも、 かつあまりやりすぎないためには、 自分がすでに持っているものに対する「感謝の心」と、 いまだに持っていないものを正しく認識する 「敏感な感覚」が必要だ。 そのためには、 「自分が達成してきたことなど、すべて一瞬のうちに 水泡に帰してしまうこともあり得るのだ」 と悟ることだ。 |
2007-07-23 |
プロの自覚というのは、持つか持たないか、 ただそれだけのことです。 サラリーマンでもOLでも、自分をプロだと思えば 1つ1つの仕事に責任感と緻密さが生まれますが、 「たかがコピーを取るだけの仕事だ」とか 「こんなの誰がやっても結果は同じだ」と思えば、 どんな仕事でも雑になるし、愛着を持てません。(略) 自分をいまの仕事のプロだと思えば、 ランクアップの最初の意欲がわいてくるのです。 仕事が好きか嫌いかとか、周囲に評価されているかいないかを 考えるより先に、プロなんだから、求められる水準は クリアしなくちゃと考えるようになります。 あるいはプロなんだからやり遂げて当たり前と 考えるようになります。 |
2007-07-22 |
口にしたことは実行しよう。 人とかかわり、その人の話に耳を傾け、 信頼してつき合うためには、 「この人は本当のことをいっている」と 信じられることが前提です。 これは家庭でも職場でも同じです。 約束を破っておいて信頼し続けてもらおうとしても、 無理な話です。たとえ、 あなたのほうにまったく悪気がなかったとしても。 覚えておいてください。 「信頼」とは船底のようなものです。 大きかろうが、小さかろうが、 穴が空いていてはどうしようもないのです。 |
2007-07-21 |
私たちの周りには、いろいろな情報が氾濫しています。 いいものや流行もいくらでもあるでしょう。 そんな中、自分を保ちマイペースで生きること自体、 かなり難しい世の中ではないかと思うのです。 自分にほんとうに関係ある情報と関係のない情報を、 選り分けるのも、私たちの仕事だと肝に銘じていなければ、 簡単に流されてしまうのが今の時代。 「いい」とされているものは、たくさんある、そのなかで、 「自分にとっていいもの」それが何かを知る力、 見きわめる力を養わないと、大変なことになります。 |
2007-07-20 |
人は自分の心にしたがい、 全身全霊で「可能性」に賭けるならば、 冒すべき危険は恐れるよりもずっと小さなものである。 真に避けるべき最大の危険は、 人生を棒にふることではないだろうか。(略) 人間は試してみなければ、 自分がどこまでできるかわからない。 けっして、わからない。 試してみるのに必要なのは、勇気である。 |
2007-07-19 |
私たちは、 物事が変わること、パートナーが変わること、 部下が変わること、子どもが変わること、 両親が変わることを望んでいます。 そうすれば、自分が幸福になれると思い込んでいるのです。 ところが、それこそが間違いのもとなのです。 そのこだわりを手放さないかぎり、私たちは そのこだわりによっていつまでも翻弄され続けます。 他者が変わりさえすれば自分は幸せになれる、 という思い込みを手放すことができれば、 私たちは自由を獲得し、心のやすらぎを 手にすることが可能となるのです。 |
2007-07-18 |
考え事をして時間を過ごそうとするならば、 それこそ考える材料は星の数ほどあるはずです。 ところが多くの人は、ことさらそのとき 悩んでいることを選び出して、そのことばかり 考えてしまいます。 困っていることから目をそらすよう勧めるつもりは 毛頭ありませんが、そればかり考えて 楽しいことが見えなくならないよう、 充分に気を付けてください。(略) 辛かった出来事や悲しい思い出を何度も振り返って あれこれ考える人は、そうでない人と比べて、 人生への満足度が70%低い、という結果がでています。 |
2007-07-17 |
脳の中には100億個以上のニューロン(脳細胞)が あるといわれており、ニューロンから次のニューロンに 神経伝達物質が伝わることで情報が伝わっていきます。 そして神経伝達物質が伝わりにくくなると、 もの忘れや気力の低下といったこととして感じるようになります。 しかし、ニューロン(脳細胞)に刺激を与えると、 神経伝達物質を流しやすくしようとして、 新生ニューロンが生まれたり、 ニューロンが成長して働きをよくしてくれることが、 博士らの研究(※後述)でわかったのです。 言い換えれば、新しい刺激がニューロンを育てるということ。(略) 変わりたい自分はいるけれど、変わることへの恐怖がある、 こんな刺激が少ない生活は、 ニューロンの情報伝達にとっては最悪の状態です。(略) ニューロンにも別のいい刺激を与えて、 いい記憶を上塗りしてみましょう。 ちなみに新生ニューロンが増えるのは楽しい刺激。 つらいことでは増えません。 (一部順変更) |
2007-07-16 |
私たちの多くは自分に冷たい。 みずからを批判し、責めてばかりいる。 議論すれば、自分の意見が気に入らず、 鏡をみれば、自分の容姿が気に入らない。 人生を振り返れば、自分のしてきたことが気に入らない。 あなたは自分の弱さを許せず、そんな自分を嫌っている。 しかし、弱いのはあなただけではない。私も弱い。 つまり弱さはそんなに深刻なことではないのである。(略) 私たちはスーパーマンではないし、ロボットでもない。 神でもないし、機械でもない。 私たちは人間であり、私たちを生んだ親もまた人間である。 人間は弱さから生まれた弱い生き物だ。 そんな私たちが困難な時代に生きているのだから、 絶望するときがあるのは当然だ。 17世紀の英国の詩人エドマンド・ウォラーは 「人は弱さによって強くなり、賢くなる」と言った。 この言葉は今も真実の響きがある。 (一部、順を入れ換え) |
2007-07-15 |
話すだけで気が滅入り、エネルギーを奪ってしまう人、 というのはどこにでもいるものです。(略) ところが一方では、話すと気分がよくなり、元気を 与えてくれる人もいます。多少、気分が落ち込んでいても、 会うとホッとし、話すほどに元気がわいてきます。 彼らはいったい何が違うのでしょう。 話している話題そのものは似たようなものなのです。 実は、その1番の違いは使っている「言葉」にあります。 元気をくれる人は「明るい言葉」を多用し、逆に元気を奪う人は、 気が滅入るような「暗い言葉」を多く使います。 だからこそ同じような話題を話していても、受ける印象は まったく逆のものになるのです。 「会うと元気になる人」と逆に「エネルギーを奪う人」は 使う言葉が違うのです。 「明るい言葉」は自分の気持ちを明るくし、周囲を明るくする。 「明るい言葉」を話すことで、感情を前向きにすることができる。 |
2007-07-14 |
あなたは大丈夫。 あなたはあなたのままでいい。 もちろん、あなたにはそれができる。 あなたのことを全面的に信頼している。 あなたはこの事業でぜったい成功する。 あなたの才能と能力はすばらしい。 あなたは強くて健康だ。 今日はいつもよりずっと体調がよさそうですね。 刺激を与えてくれてありがとう。 手伝ってくれてほんとうに感謝していています。 こんな言葉を相手に投げかけていけば、 相手が困り者の知り合いでも、仲のいい友達でも、同僚でも、 家族でも、子供でも、恋人でも、このような言葉は、 あなたのまわりにいる人々に絶大な変化をもたらすでしょう。 |
2007-07-13 |
岐阜県美濃市。清流長良川の支流が多く流れるこの地は、 古くから伝統的に和紙づくりが行われてきました。(略) この伝統ある和紙づくりを今の受け継ぐ石原英和さん。 美濃和紙づくりの第一人者で、伝統工芸の石原さんに、 取材する機会がありました。 (取材の石原さんのことばを以下抜粋しています) 「1枚の紙を漉くことは簡単です。少し練習すれば誰でも できるようになります。でも、これで飯を食っていくのなら、 千枚漉けば千枚とも同じ紙にならなければいけない。 それができてこそ紙漉きなんです」 「私には紙漉きの才能なんてありません。 不器用だったから、一生懸命に続けてきただけです。 不器用なことが私の才能かな」 |
2007-07-12 |
「ベストを尽くした時に、タイトルを争える 選手でいることは目標です」 「やれることはすべてやりましたし、 どんな時にも手を抜いたこともなかった。 やろうとしていた自分、準備をした自分が いたことは誇りに思っています」 「もちろん、ホームランは捨ててはいないですよ。 必要な時には狙いにいきます。 (狙っている時の)スイングはいつもと変わらないと 思うんですけど、ボールの少し下を打ちにいく、 ということはしていますね」 ※本の中から、イチロー選手のことばを抜粋 |
2007-07-11 |
まったく聞く耳をもたない人にいくら話してもだめなのです。 その人によかれ、と思って何を言っても、 何をしてみてもまったく通じません。 そんなときは、相手がまだ自分の言うことを 理解する心になっていない、準備ができていないのだ、 と考えるようにしましょう。 車はエンジンをかけ、それからアクセルを 踏むと進行しますが、エンジンをかけずに、 アクセルを踏んでも進みません。 人間もそれと同じと考えてください。 あなたの言うことにまったく耳を傾けず、 聞く姿勢のない人に対して、いくら必死になり、 あなたの意見を話そう都努力しても、それは エンジンのかかってない車のアクセルを 踏んでいるのだ、と思ってください。 |
2007-07-10 |
人間関係もワクワクする冒険だと思えばいい。 少しくらい行き違いやいさかいがあったからといって、 すぐに関係を諦めてしまってはいけない。 「あいつが悪いんだ。その理由はね…」 とやったところで、関係は悪化するだけで、 決して改善しない。 他人の“あら探し”ばかりして相手の“宝探し” をしない人は、どんどん友人がいなくなり、 気づくとひとりぼっちになってしまうだろう。(略) 相手のあら探し出して、 「勝負に勝った」と思ってはいけない。 むしろ、愉快な人間関係を築くという勝負では、 完全なる敗北を喫したと思ってよいだろう。 |
2007-07-09 |
100の「誉める言葉」を自分のものにしよう。 あなたはいくつ誉める言葉をご存じですか。 また実際にはいくつを使って話していますか。 毎日毎日「よくやったね」「すごいね」「頑張ったね」 の誉め言葉では、相手はいつしか感動も感激もしなくなります。 そのうち誉められているとも思わなくなります。 人に信頼され、周りに人が集まってくる人は、 誉め言葉をたくさんもっています。(略) よく「誉める教育」といわれますが、 誉める言葉を知らなくては誉めることはできません。 自分の「誉め言葉」を開発して、周囲を元気づけよう。 (一部順番入れ換え) |
2007-07-08 |
人にきらわれたり、陰で笑われたり、軽蔑されたり したかったら、次の条件を守るにかぎる。 一、相手の話を、決して長くは聞かないこと 一、始終自分のことだけをしゃべること 一、相手が話している間に、何か意見があれば、 すぐに相手の話をさえぎること 一、相手はこちらより頭の回転がにぶい。そんな人間の くだらんおしゃべりをいつまでも聞いている必要はない。 話の途中で遠慮なく口をはなむこと。 世間には、この条項を厳守している人が実在するのを 読者は知っているはずだ。(略) そういう人間は、全く退屈でやりきれない相手だ。 自我に陶酔し、自分だけが偉いと思いこんでいる連中だ。 自分だけのことばかり話す人間は、 自分のことだけしか考えない。 |
2007-07-07 |
ふだんは意識していませんが、 私たちの生活を支える基盤は案外もろいものです。 たった一瞬で、なにもかも壊れてしまうかもしれない。 そう気づくと… 家族や友人がとてもいとおしくなります。(略) 何も地震が起きなくてもいい。 自動車事故や心臓発作がなくてもいい。 大事件がなくても、人と人のつながりの 大切さを感じることはできます。 それをきっかけに、周囲の人たちとの関係を見直していく。 それは、あなたの気持ちしだいです。 たった今から…小さなことから始めればいい。 にっこり笑う、声をかける、 話しかけてきた相手にちゃんと関心を向けるなど。 そうやって周囲の人たちと絆をつむいでいくことで、 人生そのものがよい方向へ変わってきます。 |
2007-07-06 |
何かをうまくやれるようになるには、 最初は下手でも進んでやってみなければならない。 ふつう「自分にはできない」というとき、 私たちはじつは、 「完璧にできるという保証がないかぎり、やりたくない」 と言っているのである。(略) だが、やる価値があるものは下手でもやる価値がある、 ということを受け入れてしまえば、選択の幅が広がる。 もし完璧にやる必要がなかったら、 あなたは何をしたいだろう? |
2007-07-05 |
もし、あなたがなかなか自分自身の道が開けてこないと いうことで悩んでいるなら、まだ当分というか、 これからもずっと、あきらめないでほしい。 あなたにとっては、ただたんに時が熟していないと いうことだけのことなのかもしれないからだ。 それぞれに時が熟する時期がある。 それはいつなのか、わたしたちは自分でそのときを 見定めることはできない。 できるのは唯一、あきらめないことだけなのだ。 時が熟するまでに随分と時間がかかることがある。 一夜で熟する果実もあれば、長く風雪に耐えて、 やっと熟する果実もある。 あなただけの“時”がきっとくる。 |
2007-07-04 |
最近は悩んだり、人に話を聞いてもらうことが ずいぶん少なくなりました。その分、気持ちが軽やかで、 他人の話を聞く余裕が出てきたと思います。 それは人がどう思うかとかどう言うかなど、 まだわからない先のことをあれこれと考えるより、 今、自分が何をしたいかを大切にしようと 考えるようになったからです。 何かをした結果、人から批判されたならば、 それには耳を傾け、反省すべき点は反省しますし、 価値観の違いや、誤解に基づいた意見の場合は、 そんなふうに考える人もいるのかと参考にします。 このような態度を取っていれば、自分に対する悪口や 噂はほとんど耳に入らなくなるものです。 不安という、自分におおいかぶさっていた重荷が なくなると自分自身が軽くなり、風通しがよくなります。 そうすれば、先も見えますし、行動もしやすくなります。 |
2007-07-03 |
結論を先に述べるのを「アンチ・クライマックス法」 といい、この話し方を好んでする人は、 論理的かつ合理的な考えの持ち主だといえます。 一方、あまり重要でない用件を先に話し、 雰囲気を盛り上げたところで、重要な話題に入るやり方を 「クライマックス法」といいます。 前置きや回りくどい話し方をする人は、形式にこだわり、 粘り強いタイプだといえるでしょう。 (略) 一般に、「アンチ・クライマックス法」の話し方をする人は、 前置きを長々とされると、イライラしてきますし、 「クライマックス法」の話し方をする人は、 聞き手に回った時も、同じような話し方をされるのを好みます。 相手のタイプに合わせて使い分けるのがコツですが、 聞き手が話しの内容に興味を関心を持っている場合は 「クライマックス法」、そうでなければ、 「アンチ・クライマックス法」が効果的でしょう。 |
2007-07-02 |
「引き寄せる原則」のもと、私たちはそれぞれ、 自分の思考に合う状況を引きつけている。 私たちが意識していようといなかろうと、 その法則は常に機能している。 だからこそ、望んでいないことではなく、 望んでいることに、心をいつでも 向けていることが重要だ。(略) マイナスの思考を手放すことは、困難だが 必要不可欠なことなのだ。 そうしなければ、それらは強い振動を送り出し、 相応する現象を引き寄せる。 手放すことで、あなたはそれらを克服するパワーを得る。 |
2007-07-01 |
思考というものは、膨張する性質を持つと いうことを覚えておきなさい。 ないものにばかり頭が向けられていると、 何かが足りない気持ちが膨らみ、つい不平不満を言う 回数も増えてくるのである。 逆に感謝の念で気持ちを膨らませると、人生がもたらした ものにたいして、益々ありがたみを感じるようになるのだ。 そして、より満ち足りた気分になり、より愛せるようになる。 たとえ些細な事柄に対しても、このように対処すれば、 精神的にも豊かになれるし、その結果、 欲しいものがより多く手に入るようになるのだ。 |