■2007年07月19日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
私たちは、
物事が変わること、パートナーが変わること、 部下が変わること、子どもが変わること、 両親が変わることを望んでいます。 そうすれば、自分が幸福になれると思い込んでいるのです。 ところが、それこそが間違いのもとなのです。 そのこだわりを手放さないかぎり、私たちは そのこだわりによっていつまでも翻弄され続けます。 他者が変わりさえすれば自分は幸せになれる、 という思い込みを手放すことができれば、 私たちは自由を獲得し、心のやすらぎを 手にすることが可能となるのです。
まゆの感想
この本ではまた、このように言っています。
「私たちの気分が良くなるためには、身近な人を変える 必要はいっさいないということ、彼らに対する見方を 変えさえすればいいのだ、ということを知ってください。 つまり、彼らを変えたいと思っている自分の気持ちを、 変えればいい、ということです」 そうは言っても、そうわかっているが、 「あの人が、この人、が変わってくれさえすれば そうすれば、私は幸せでやすらかでいられるはず…」 とついつい思ってしまいがちだ。 変えたい人はいるし、変わってほしい人も確かにいる。 しかし、切ないことに… 相手もまたそう思っているかも知れないのだ。 あなたが変わってくれることを 強く願っているかもしれないのだ。 「誰かが変わってくれさえすれば幸せになれる…」 そう思いたい気持ちはわかるが、これは、むずかしいと思う。 そうこちらが願えば願うほど、誰かは意地でも変わらないと思う。 だから、誰かが変わることをずっと願って、 自分のやすらぎや幸せを犠牲にしているより、 こちら側の見方を変えて、誰かが今のままでいても、 変わらなくても、やすらげて、幸せでいられる方法を、 見つけたほうがずっといいと思うのだ。 そのほうが、手早くやすらぎや幸せをつかめると思う。 |
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