ことば探し
★私は、健全な自己主張をすることができます★

■「今日のことば」カレンダー 2025年03月■

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2025-03-28
人は他人のどんな行為に腹を立てるのか?
その代表的な行為は「4H」と呼ばれています。
その詳しい内容は、次の通りです。

≪4H≫

・比較 「あなたより私のほうが仕事は早い」
     など自分と誰かを比べられる

・否定 「あなたはダメな人だね」
     と自分のことを否定される

・非難 「あなたが悪い」
     などと誤ったことを責められる

・批判 「あなたはこういうところがあるよね」
     と自分を勝手に評価、判定される

この「4H」に当たる行為を他人からされると、
人は怒りを感じます。
2025-03-24
不公平感が募ると、妬みの感情が起こります。
「妬み」とは自分も手に入れたいけれども、
叶わないことや環境などを
相手がもっていることに対する不快感のことです。

「妬ましくてたまらない!」
と感じるたびに、そんな自分に、嫌悪感や
罪悪感すら覚えてしまうこともあるでしょう。
こんな感情はなくしてしまいたいと
思うこともあるでしょう。
しかし、存在するということは、
それだけ重要な感情だということです。

「なぜ私は今この感情をもったのだろう」
「この感情は大事なものかもしれない」
と考え、その気持ちをしっかりかみしめることで、
大きな気づきにもつながります。
なぜなら、その妬みの感情の中には、
自分が本当に望んでいるものが映っているからです(略)

何が妬ましいのか考え、煮詰めることで、
本当に自分が欲しいものが何か、
よくわかることでしょう。
自分に足りないもの、どうしても手に入れたいものの
ヒントが隠されているかもしれないのです。
2025-03-19
自分が正しいと思っていると、
たとえ感情的になっていなくても、
相手との権力争いが起こる。
自分が正しいことを
相手に認めさせることだけが重要になる(略)

怒りの感情が起きる時の
対人関係の構えは縦である。
怒りの感情は自分は上で相手は下であることを
明らかにするために使われるので、
たとえ相手の言っていることが正しくても、
認めると負けることになってしまう。

問題を解決することを目指し、
問題解決のために何をしなければならないかを
言葉で説明するのであれば、
怒りの感情は必要でなくなる。
自分を押し通して勝利を収めることと
問題を解決することは別である。

問題解決を目指す人は、
自分が間違っていることがはっきりすれば、
それを素直に認められるはずであり、
間違いを認めたからといって、
自分が負けたとは思わないだろう。
(一部、文脈順を変えています)
2025-03-18
空気に抗う勇気を持てない人はむしろ、
人からどう思われるかということばかり
考えてしまうのであり、そのことは言い換えれば
「私」がないのではなく、むしろ「私」が
ありすぎるのだといえる。
本当に「私」がないのなら、他の人から
どう思われようが気にするはずはないのだ。

そのような人はいわなければならないと
思っているけれども、空気の抵抗が大きいので
いうべきことがいえないのではなく、
人からよく思われたいので、いうべきこと、
いいたいことをいわない、
するべきことをしないのである。

その際必要な大義名分は、
空気を読み、和を乱さないことが大切だ
と考えることである。黙っていることこそ
自分にとってメリットがあると判断し、
そうすることを選んでいるのである。
2025-03-14
「不全感」が
まったくないという人の方が少ないのです。
極端に言えば、多くの人はなにかしらの
不全感を抱えているものです。

例えて言えば、私たちは、
私的領域という海に浮かぶ小舟のようなものです。
船の上では文化的な生活ができますが、
しけがくれば波をかぶり、少しバランスを崩せば
すぐに海に転落してしまう。
そんな微妙なバランスの上にあるのが、
私たち人間の実際の姿だということです。

人間が本来「まともで立派な存在だ」
というのは大きな間違いです。
まともなのが本来ではなく、
心身を安心安全に支える基礎、
そして社会的な位置と役割などの環境がそろって
かろうじてまともで「安心して」いられる
というのが実際のところ。

まともでいても、波が大きくなれば、
水をかぶってしまうような不安定な中で、
私たちの人格は成り立っているのです。
2025-03-11
私が講座で一番はじめに言うのは、こういうことです。
「講座では、人のことを批判しないようにお願いします」
「全6回の講座で、4回は出席が必要です」
チームの中で大事にしたい裁量の枠を、
こちらから伝えておくのですね。

「この集まりでは、
 こういう価値観を大事にしていきます」
「あなたの仕事の目的はこうで、
 期限はいつまでです」
と具体的に言うことで、
「ここまでは許されるけれども、
 ここからはやめましょう」ということを、
罰ではなく、相手が選べる責任として
設けるということなのです。
意外かもしれませんが、
この方が人は安心感を得られます(略)

これは、場としてもそうですが、
自分のことでも同じことが言えます。
「ここまでは「YES」、ここからは「NO」
とあなたのニーズを表明しておくといいですね。

最近の研究では、この境界線が
きちんと引けていない人ほど、
裏でずっと文句を言い続けるそうです。
要注意ですね。
2025-03-09
教育心理学者のキャロル・ドゥエッグ博士は
スポーツや芸術などあらゆる分野で
成功している人の共通点を見つけました。
それは、
「能力は、努力で伸びる」
という考え方を信じていること。

能力は生まれつき決まっているものではなく
努力で伸びると信じていれば、
「今できなくても、やり続けてみよう!」
と思えます。それは、努力は
成長につながる道だと感じられるからです(略)

あなたは、
「私は親として(上司として、先生として)失格だ」
「車の運転能力が、生まれつきない」
「今やっている仕事は、もともと私にむいていない」
などと、自分のことを勝手に決めつけていませんか?

もし、そうなのであれば、
「努力したら、少しずつでもできるようになる」
と考えることを、まずは選んでみましょう。
そしてそれを、チームや職場や家庭で、
大切な人たちに伝えていきましょう。
2025-03-04
普段穏やかな人がハンドルを握ると
人が変わってしまう、場合によっては
あおり運転をして人に迷惑をかけてしまう…

家の中では手がつけられないくらい暴力を
ふるっている人が外では紳士的で仕事でも活躍している…

こうした事例から、私の中で仮説として
浮かんできたことはなにかと言えば、
「人間というのは、プライベートな空間では、
 おかしくなりやすいのだな」ということ。

もっと正しく言い換えれば、
「公私が曖昧になると(公的領域が崩れると)
 人間は不安定になりやすい生き物だ」
ということでした。(略)

私たちは「家」などのプライベートな空間は
リラックスできる、安心できる場所であると考えています。
しかし、それは社会的な役割を持ち、
家族も十分に機能している場合のことです。
そうではない場合には、プライベートな
空間というのはむしろ不安と焦燥の場となります。

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
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