■2007年07月24日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「自信」は大事だが、「うぬぼれ」には気をつけろ。
私は自分の経験から、人が他人の成功を願うのは、 一定の限界があることを学んだ。 その限界を超えると、今度はみなその人が 失敗することを積極的に願うようになる。(略) 大切なのは、 「自信」と「うぬぼれ」の間にある一線を知ることである。 人生を楽々と生きてるように見せながらも、 かつあまりやりすぎないためには、 自分がすでに持っているものに対する「感謝の心」と、 いまだに持っていないものを正しく認識する 「敏感な感覚」が必要だ。 そのためには、 「自分が達成してきたことなど、すべて一瞬のうちに 水泡に帰してしまうこともあり得るのだ」 と悟ることだ。
まゆの感想
人間の心理には、いろいろな限界があり、
その限界を超えると、全く逆の心理が働くことがある。 例えば、我慢の限界を超えると、全く放棄してしまう、ような。 この、人の心の限界、というものに、敏感になり、 注意を払うことは大切であるように思う。 昨今のニュースなどでも実感することが多いが、 人は、成功したり、上手くいったり、愛されていると、 「自信」を持つが、度を超すと、 自分はどんなことをしても許される、うまくいく、 などと自信過剰になり「うぬぼれ」を持つようだ。 しかし、 この「自信過剰」や「うぬぼれ」は見透かされていて、 これを見せつけられると、周りの人はどんどん離れていく。 あまり気分がよくないからだ。 その人の成功や幸福を願わなくなり、妬むようにもなる。 これは、人間の自然な心理だと思う。 「自信」と「うぬぼれ」の間にある一線、 「人の心の限界」に、注意を払いたいと思う。 |
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