■2007年07月17日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
脳の中には100億個以上のニューロン(脳細胞)が
あるといわれており、ニューロンから次のニューロンに 神経伝達物質が伝わることで情報が伝わっていきます。 そして神経伝達物質が伝わりにくくなると、 もの忘れや気力の低下といったこととして感じるようになります。 しかし、ニューロン(脳細胞)に刺激を与えると、 神経伝達物質を流しやすくしようとして、 新生ニューロンが生まれたり、 ニューロンが成長して働きをよくしてくれることが、 博士らの研究(※後述)でわかったのです。 言い換えれば、新しい刺激がニューロンを育てるということ。(略) 変わりたい自分はいるけれど、変わることへの恐怖がある、 こんな刺激が少ない生活は、 ニューロンの情報伝達にとっては最悪の状態です。(略) ニューロンにも別のいい刺激を与えて、 いい記憶を上塗りしてみましょう。 ちなみに新生ニューロンが増えるのは楽しい刺激。 つらいことでは増えません。 (一部順変更)
まゆの感想
つまり、ニューロン(脳細胞)は、大人になっても成長し、
そして新しく生まれ変わっているので、 「脳細胞を活性化させよう、新しくしよう」 ということです。 そのためには、楽しい刺激、変化が必要だということです。 この裏付けとなっているのが、上記でいう博士らの研究です。 以下、この本から抜粋してみます。 「これまで脳細胞(ニューロン)は生まれたときのまま 増えることはなく、どんどん死ぬ一方である、というのが 定説でした。(略)ところがここ数年のうちにさまざまな 研究から脳細胞は大人になってからも生まれていることが わかってきました。 1998年にスウェーデンのエリクソン博士は、成人の脳の 海馬で新しい脳細胞(新生ニューロン)が生まれていることを 発見。2001年には東京大学の久恒辰博先生が、サルの海馬の 実験から、大人になっても脳細胞が成長していることを 証明しました。」 毎日毎日、同じようなことをしていては脳細胞は成長しないし、 つまらない毎日を送っていては、新生ニューロンも生まれません。 (新生ニューロンは強いストレスで壊されてしまうとか) 毎日の生活に、楽しい刺激やちょっとした変化を 取り入れて、脳細胞を元気に活性化してみませんか。 毎日の生活をイキイキ元気で、やる気いっぱいで過ごすために。 |
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