■2007年07月03日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
結論を先に述べるのを「アンチ・クライマックス法」
といい、この話し方を好んでする人は、 論理的かつ合理的な考えの持ち主だといえます。 一方、あまり重要でない用件を先に話し、 雰囲気を盛り上げたところで、重要な話題に入るやり方を 「クライマックス法」といいます。 前置きや回りくどい話し方をする人は、形式にこだわり、 粘り強いタイプだといえるでしょう。 (略) 一般に、「アンチ・クライマックス法」の話し方をする人は、 前置きを長々とされると、イライラしてきますし、 「クライマックス法」の話し方をする人は、 聞き手に回った時も、同じような話し方をされるのを好みます。 相手のタイプに合わせて使い分けるのがコツですが、 聞き手が話しの内容に興味を関心を持っている場合は 「クライマックス法」、そうでなければ、 「アンチ・クライマックス法」が効果的でしょう。
まゆの感想
結論が先の「アンチ・クライマックス法」は、
男性に多く、時間が貴重なビジネス場面では、 ほとんど、「アンチ・クライマックス法」で、 前置きが長く結論が後の「クライマックス法」は、 女性に多く、女性同士の会話の多くが、 「クライマックス法」だと言われている。 だから、男性は、女性の話を聞いてイライラし、 「だから、結論はなんだ、先に言え、先に」 などとなり、女性は、 「最初から話さないと、ちゃんと話しができないわ」 と、話しの内容より、話し方で言い争いになることも多い。 もちろん、これが全部の男女に当てはまるわけではないし、 どちらの話し方がいい悪いでもない。 ビジネスでも、どちらの話し方も必要になることもある。 相手に、話しを聞いてもらいたいと思ったら、 相手がどちらの方法を好んでいるかを見きわめて、 相手の話し方、聞き方に合わせることは、 とても大事なことだと思う。 自分の話し方が、すべてに通るわけではない。 自分の話し方に固執することなく、使い分けた方が 聞いてもらう率が上がるように思う。 |
|