ビルは長年、歩道をひと足ひと足踏みしめて、
ドアをノックして回り、断られても断られてもくじけなかった。
ノックしたあとの反応がどうであろうと、たとえ返事が
なかろうが....
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2007-12-20
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私は、私たちに最も力を与えてくれる視点は、
「“自分はいつ死ぬかわからない”という動かしようの
ない事実をたえず思い出しながら生きること」
だと考えています。
私....
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2007-12-17
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自分だけが成功すればそれで
四方丸く収まるのかというと、ちと違う。
人間は社会的な動物だ。
自分の思い通りに生きたいと思っても、
いっしょに社会生活を営む周囲がある....
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2007-12-13
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生きるということは、ただ心臓が動き、
呼吸し、食べて、見て、感じることが
できる能力を言うのではない。
人の一生は、他者との関わりを通じて展開するもので、
人生はまさ....
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2007-12-09
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「歩けるうちに、行きたいところへ行け」
山へ、川へ、森へ、浜辺へ、外国へ…
「目が見えるうちに、見たいものを見よ、美しいものを見よ」
青い空や海を、緑の山々を、木々の....
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2007-12-08
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辛かった思い出、人聞きの悪かった出来事は、
1日も早くさっぱりと忘れてしまう方が好いと思うんです。
そういう思い出は、本人自身にとっては
ほんとうに辛かったに違いあ....
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2007-11-25
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人間は、自分の身のまわりのものや人が、
永遠であるかのような気になることが多いが、
実際はそうではない。
大切な花や花瓶は、いつかは壊れるかもしれないし、
気に入った....
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2007-11-18
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すべてを「始まり」にすると、「運」が始まる。
何か思い入れのあるものに「終わり」が来ると、
誰しも寂しいと感じます。
それは、仕事のプロジェクトの終わりであったり、
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2007-11-14
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ある日、私の家の近くを散歩していた時、私の関心は
お互いにくっついている二つの庭に引きつけられた。
一方の家の土地は色彩の洪水であった。
様々な種類の目のさめるよう....
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2007-11-13
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「人から学ぶ」と言うと、
何だか自分に欠点があるように聞こえるかもしれない。
「他人の言うままになる」とも受け取れる。
だが「人から学ぶ」というのは、
自分にとって....
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2007-10-26
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人は、自分の過去とまったく関係なく
生きていくことはできないだろう。
それはいい過去にしろ、あるいは自分にとって
思い出したくないような嫌な過去であれ。
しかしなが....
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2007-10-24
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ヒットを打とうと思えば、
打ちそこないも覚悟しなければならない。
これが人生ゲームの進め方である。....
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2007-10-22
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言葉には力があります。
それは、人に語る言葉でも、自分に語る言葉でも同じです。
人に語れば、人を動かし、自分に語れば、自分を動かします。
そして、人生そのものに語りか....
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2007-10-20
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毎日というものをただ年をとっただけで
過ごしたのではあまりにも悲しいと思います。
年をとるとともに、何か身についてきている。
そして、それがいわゆる垢であってほしく....
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2007-10-14
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ある少年院の院長先生が、
「この少年院に来る少年で、小さい頃から
仏様に手を合わせて育った子は1人もいません」
と言われたことが印象に残っています。
見えない存在....
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2007-10-11
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不幸せな人は、よくわからない事情に出くわすと、
決まって否定的な見方をします。
たとえば、人から親切にされても、
理由がはっきりしないと何か下心があるに
違いないと考....
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2007-10-07
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世の中というのは、
目先の損得勘定でははかりきれないものだ。
はじめはなんの得にもならないと思っていたことが、
後になって思いがけず役に立ったり、その逆もあるからだ。....
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2007-10-06
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人生は、刺しゅうを裏から眺めているようなものだと思う。
糸が交差し、もつれ合い、結び玉があり、混沌としている。
しかし、表に一幅の絵が織りなされるために、
その絵の色....
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2007-10-02
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力を抜くのは、力をつけるよりむずかしい。
力をつけるのは、
たとえばボディビルクラブに毎日通えば、
確実に筋肉が増えるように、“足し算”でいける。
だが、その力を発....
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2007-10-01
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ただがむしゃらに動き回っても、
幸せの青い鳥はつかめないのです。
自分が何を求めているのか、
それに気づかないうちは、
懸命にがんばっても努力がときには
徒労に終わる....
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2007-09-30
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どんな小さなことにも、必要なだけの時間をかける。
急ぎ足の人生は願いさげだ。
私たちが「充分な時間がない」と思いこんでいる限り、
時間が足りるなんてことはない。
だ....
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2007-09-28
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誰にでも、自分に合った扉が必ずある。
ときには「これだ」と思っていた扉が
閉ざされるしまうこともあるだろう。
しかし、その扉が閉じてしまったことは、
どこかにもっと....
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2007-09-25
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20代や30代を人生の最高のときだととらえれば、
あなたの一生はグラスに注いだビールのようなものとなる。
おいしいのは最初の一杯だけで、
時間がたつほどぬるくなり、気....
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2007-09-24
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どんなにすばらしい生活環境も、それが日常となれば、
必ずしも「すばらしい生活環境」とは思えなくなる。
もっと理想的な何かがあるように思えてくるのは、
誰もが体験的に感....
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2007-09-23
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ふしあわせだと思うのは、
人生が自分の思ったとおりにならないからです。
「こうなるのが当然だ、こうなるはずだ」という期待に、
すべて答えてくれる人生というのはないので....
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2007-09-20
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「今日種をまいたら、明日どんな見返りがあるの?」
と質問する人がかならずいる。
だが、明日得られる見返りは、
「水を吸ってふくらんだ種」でしかない。
今日まいた種が....
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2007-09-10
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何もしないうちから先のことを考えて
どっちつかずの状態でいるより、
行動してはっきりと白黒を知ることの方が、
かえって自分の道を探せるのではないでしょうか。
「進む....
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2007-09-05
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自分の近くにあるものは、光り輝かない。
いつでも手に届くところにあるからだ。
むしろ、忌避の対象になる。
自分の好みや選択をじゃまする存在に見えてしまう。
残念なが....
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2007-08-31
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直線が“最短距離”とはかぎらない。
この地球上においては、何事もスムーズな
直線では進まないということです。
時に歩みを止め、
時に逆行しながら進んでいくのです。(....
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2007-08-29
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ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手が
大切にしている言葉があります。
「心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる....
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2007-08-25
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