■2007年09月28日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
どんな小さなことにも、必要なだけの時間をかける。
急ぎ足の人生は願いさげだ。 私たちが「充分な時間がない」と思いこんでいる限り、 時間が足りるなんてことはない。 だからエレベーターに駆け込み、電車に駆け込み、 電話の合間にあわただしく昼食をすませる。 何をするときでも、自分にこう言いきかせよう。 「この手紙を書いているあいだは、 (このシャツにアイロンをかけているあいだは、 このダンベルをもちあげるあいだは)、 いまやっていることに集中しよう。 どうせかかる時間は大して変わらない。 急ぐなんてごめんだ」
まゆの感想
何かに、充分に時間をかけること…
今どきの忙しい時代にはなかなか困難なことに思える。 あれもやらなくちゃ、そうだ、これもだ、 気ばかりせわしくなり、何かをしていても、 なかなかそのしていることに集中できない。 誰かと話していても、頭は違うことを考えていたり、 何かをしていても、次のやることを考えていたり。 今、やっていることを大切にし集中して そのことに必要な分の時間をかけるということが、 なかなかできないのではないかと思う。 しかし、人は、特に 「必要なことに充分時間をかけることが大切」 だと、違う本にもよく書かれている。 なぜ、それが大切なのか…というと、 必要なことに充分時間をかければ、 その時間でしたことは、自分のものとなり、 ちゃんとやったと満足感が得られ生きた時間となるが、 充分に時間をかけられなければ、 出来も半端、だから自信もなく、気持ちも落ち着かない。 もちろん、やったという満足感も得られないということだった。 つまり、あれもこれも半端にやるより、 必要なことに時間をたっぷるかけることが 大切だということだった。 どんな小さなことにも、必要なだけの時間をかける、 今やっていることに集中する、 必要なことには、たっぷり時間をかける… それは、誰かといっしょにいることかもしれないし、 自分のために何かをすることかもしれない。 これは、確かに、とても大切なことのように思う。 このことを、忘れないようにしたい。 |
|