■2007年09月29日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
努力しても解決できない悩みに全力で当たるのは、
重い鉄の扉を体当たりで開けようとするようなもので、 そんなことを繰り返しても、キズつくのは自分の体だけです。 悩み上手なときにはそのことがよくわかっています。 「今はこの扉が開かないけれど、そのうちに鍵が手に 入るかも知れない。それを信じて、 今は無駄な抵抗をしないでおこう」 と、そんなふうに考えます。(略) 一方悩み下手なときは、どんな悩みにも生真面目に 全力で当たろうとがんばっているものです。 重い扉が開かないと、それは 自分の努力が足りないからだと、考えてしまいます。 そうしたときには、いくらがんばっても解決が つかない悩みがあるのだと認めてしまうほうが 気持ちが楽になります。 「これは今は解決がつなかいかもしれない」と、 考えてみてはどうでしょうか。 「未決」「既決」の2つだけでなく、 「保留」という選択肢もつくってみるのです。 悩みの中には、今は解決できないものもあると知ること。
まゆの感想
今、どんなに努力しても、解決できない悩みもある…
本当にそうだと思う… 解決するにも時期(とき)があると思うのだ。 こちらが、今、苦しいから、できるだけ早く なんとか無理やりにでも、解決しようとしても、 そうはうまくはいかない。 解決の時期がくることを、 解決の鍵が手に入るかどうかわからないのを、 信じて、じっと待つことは不安だし、辛い…苦しい…。 しかし、だからといって、力づくで、無理やり、 今、扉をこじ開けて、その問題を解決したとしても、 その扉は大いに傷み、もう二度と扉が開くことはなくなり、 解決したように見えて、もっと問題が大きくなっている ことだって多い。 悩みを解決するのは、時間がかかることもあるし、 もしかしたら、解決しない悩みもあるかもしれない。 また、放っておけば、自然に解決することもあるかもしれない。 悩みには、悩みに必要な時間があるのだと、 解決するには、解決するだけのときが必要なのだと思う。 そんなときには、無理せず、保留して、 悩みに時間を与えるといいのではないかと思う。 |
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