 第3回 4月4日 ・会話の仕方が違う |
♀「今日ね、近所ですごいことがあってね…」
♂「うん…」(TVを見たまま)
♀「外から、なんかわいわい聞こえてきてね、で、窓を開けてみたの。
私、驚いちゃって。大変なことが起こってたのよ…」
♂「うん…」(TVを見ている)
♀「ねぇ、聞いてる?」
♂「聞いてるよ、なんか起こったんだろう」
♀「大変だったのよ、ちゃんと聞いてよ」
♂「聞いてるよ!」
♀「全然聞いてないよ、TVをみてるじゃない。
人が話しているときは、こってみて、ちゃんと聞いてよ」
♂「聞いてるって言っているだろうっ、だから何?」
♀「もうっ、いいっ」
なんてこと、ありませんか?
話を聞いてもらいたいのに、聞いてもらえないのは寂しいですよね。
どうしてこんなふうになってしまうのでしょう?
じつは「会話」の仕方が違っているのです。
「会話」に求めるものが男女では違っているのです。
■女性の会話
女性は出来事の細かいディテールや、その出来事について
自分の感情を込めて、順を追って話しがちです。
女性にとっての「会話」は、話を聞いてもらうだけではなくて、
相手と感情を込めて「やりとり」をしたいのです。
「情報」を伝えるだけでなく、自分のそのときの「感情」を
わかってもらいたいと思っています。
■男性の会話
しかし、男性は手っ取り早く、結論を聞きたいと思っています。
「事実を簡単明瞭に伝えること」に、重きがおかれているのです。
男性の「会話」は基本的に、情報の「やりとり」なのです。
仕事でも、常に「結論が先」という会話に慣れているのと、
女性のように感情を込めて話をすることがことが苦手なのです。
自分の感情にそれほど、注意を払っていないからです。
■どうしたらうまくいく?
○女性の場合…
男性に、イライラされると話を聞いてもらうのは至難のわざですから、
結論を先にいい「何が言いたいんだ」「いつ終わるんだ、この話」と、
思われないように工夫しましょう。
特に、男性が疲れているときには、脳が違うことでいっぱいに
なっていますから、ちゃんと聞いてもらいたいときには、
男性がリラックスしている時にしましょう。
○男性の場合…
女性は、話を聞いてもらいたいだけではなくて、男性と
「会話のやりとり」をして、自分の感情をわかってもらいたいと
思っています。話を聞いてもらえると、安心して落ち着くのです。
そんな、女心をわかってあげて、「それで、どうしたの?」とか、
「そりゃ、大変だったね」などと、あたたかい相づちをうって、
聞いてあげてください。
お願い
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