 第5回 4月18日 ・悩みや、問題解決の対処方法は全く違う |
男女では、悩みや、問題解決の対処方法は全く違います。
■男性が怒る時のパターン
♀「元気ないね、なんかあったの?」
♂「いいや、別に、何もないよ」
♀「だって、元気ないじゃない、会社で何かあったの?
もしあったら、話してみて」
♂「だから、何もないって言っているだろう」
♀「何もなくない、私にはわかるのよ」
♂「うるさいな、放っておいてくれないかな」
♀「なによ、その言い方、人がせっかく心配してあげてるのに」
そう、わかったわ。私には何も話したくないのね。
私に話したって無駄ってわけねっ!」
(なによ、せっかく話を聞いてやろうと思ったのに…)
♂「ああ、そうだよ、だから黙ってくれよ」
(あーあ、またやっちゃったよ)
■女性が怒る時のパターン
♀ 悩んで、元気がない。
♂「なんかあったの?元気ないね」
♀「何もないわよ…」(そう言いつつ、元気がないまま)
♂「そうか、ならいいんだけどさ」
(一人になりたいのかもな、何もないって言ってるしな)
一人で、テレビを見て話しかけない。
♀(えっ、それしか聞いてくれないの?私がこんなに
落ち込んでいるのがわからないの…)
「あなたって冷たいわね…私がこんなに落ち込んでいるのに。
何も話を聞いてくれないのね」
♂「……??」
男性と女性では、
悩みや、問題が発生したときの、対応方法が全く違います。
ココをわかってないと、せっかくのそれぞれの思いやりが
とんでもない争いの元に…。
■男性の悩み、問題解決、対処方法
自分1人で、全神経を集中して問題に取り組みたい。
他のことに意識を向けたくないし、向けられない。
自分で考え、自分で答えを出したい。
自分にはその力があると思っているし、弱みを見せたくない。
この悩みくらい、自分で解決できる、何とかできると思っている。
こんなことに愛する人を巻き込みたくないと思っている。
悩んでいるとき、考えているときには、放っておいてほしい、
一人にしてほしい。
そして、
「一人で考えること、無理に聞き出そうとしない、立ち入らないこと」
=「思いやり、愛」と思っています。
■女性の悩み、問題、ストレス対処方法
悩みや、問題があると、誰かに話して発散し、助けを求める。
誰かに話すことによって、気持ちを楽にしようとする。
話すことによって、悩みを整理したり、問題解決の糸口を
見つけようとする。
話しながら考え、話しながら気持ちの整理をする。
悩んでいるときには、かまってほしい、声をかけてほしい、
聞いてほしい。一緒に考えて、答えを出してほしい。
そして、
「話すこと、聞いてあげること、一緒に考えること」
=「好意、愛」と思っています。
そうです、つまり、
男性は、女性が悩んでいるときに一人にしておいてあげようと
思うし、
女性は、話を聞いてあげようと無理に聞き出そうとするのです。
それが、お互いに、思いやり、好意、愛だと思って…
それぞれのやりかたを押しつけているのです。
■どうすればいいの?
♂♂「男性」♂♂
一人で考えたいときには、最初から「何もないよ」と否定せず、
「いろいろあるけど、一人で考えてみたい」と素直に、言ってみては
いかがでしょう。
また、悩みあることや打ち明けることを、
女性は弱さや力がないとは思わないし、
かえって親身になって聞いてくれるので、
変に強がってみせず、話をしてみてもいいのでは?
そして、女性に悩みがありそうなら、一人にしてやろう
(それが思いやりだ)などと思わず、声をかけてあげましょう。
そして、女性の悩みをただ聞いてあげましょう。
ただしあれこれ、アドバイスは禁物。なぐさめてあげましょう。
ただ、耳を傾けて聞いてあげれば、女性は自分で答えを
見つけていきます。
♀♀「女性」♀♀
男性が、落ち込んでいたり、考え事がありそうなときには、
静かに見守りましょう。一人にしてあげましょう。
決してあなたのことが嫌いになったわけでも、
無視しているわけでもなく、一人で考えているのです。
男性は、話して気持ちを楽にしたいなどと思っていないのです。
自分で考えてみたいのです。自分で答えを出したいのです。
このあたりの、男心をわかってあげましょう。
逆に、自分が落ち込んでいるときには、男性からのアプローチを
期待せず、自分から積極的に話を聞いてもらうようにしましょう。
男性は、女性の気持ちを察して、あれこれと聞いてはくれません。
そして、聞いてもらったら、ありがとうを忘れずに言いましょう。
お願い
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