■「今日のことば」カレンダー 2007年3月■
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2007-03-31 |
「これは俺がやらなければ」と 使命感を持って仕事に取り組む。 「これをするために私は生まれてきたんだ」 と思える「天職」を見つけて、それに邁進する。 自分のことを必要としている誰かのために、 自分にできることをする。 自分の都合のためにでなく、相手をそのままで 大切にする。愛する。 そうしていく中で、人の心ははじめて、 かつひとりでに癒されていく。 人間の心は、ひとを愛することではじめて癒されていく。 なすべきことをなしていく中で癒されていくのである。 |
2007-03-30 |
転んでは起き上がるという繰り返しが、人間を成長させます。 人間は、転ばないように気をつけていても必ず転びます。 つまずいて転ぶのはいやかもしれませんが、 つまずいて転んだ人は、つまずいて転ばない人より、 優しくなれますし、強くもなれます。 自分で立ち上がった人は、自分の力で 物事を解決しようとする主体性や前向きな姿勢を 身につけることができます。(略) 人間は転ぶものであり、立ち上がれる力を持っている。 転んでも大丈夫。 そう思って前進してもらいたいと思います。 |
2007-03-29 |
人生がどうなるのかには、遺伝も関係するでしょうし、 育つ環境も関係するでしょうし、 受ける教育も関係するでしょうし、 あなたの意思も関係するでしょう。 自分の人生において、これらの中の何が、 最も主導権を持つのかということについて、 決めておくべきです。 あなたが遺伝なのではないかと思ったら、 遺伝が力を持つでしょう。 あなたが環境だと思えば、環境が力を持つでしょう。 自分の意思なのではないかと思ったら、 自分の意思が力を持つでしょう。 「そんなこと言ったって、自分の意思だけでは どうにもならないことがあるさ」 と思えば、自分の意思だけではどうにもならない という状態に入ります。 人生はいずれにせよ、あなたの思ったとおりになるんです。 |
2007-03-28 |
人の思考とは面白いもので、 「自分には傑出した才能などないに違いない」 という疑いの心でもって自分自身を見始めると、 必ず「やっぱり何の才能もなかった」 という結論に達する、ということです。 自分はこんな程度の、偏差値の低い大学を出ているから、 大した能力はないだろうと、思った瞬間に、 才能は永久に封印されてしまいます。(略) 自分には何か才能があるだろうと思い込んでいるから、 それなりに成功している人が多いのです。 能力の差で成功しているわけではありません。 思い込みの差なのです。 能力というのは、おのれを信じた者だけが 開花させることができます。 |
2007-03-27 |
どんな大きな保証をしても、 人は不安を感じるのである。 なぜなら、何をやっても、 絶対にこれで十分とはいえないからだ! 不安から逃げるためには、 自分が不安を抱いていることを 認めながら行動するしかない! あなたは、いままでに「不安だから」という 理由でどのくらいのチャンスを逃しただろうか。 勇気とは、不安を抱いても行動することだ。 |
2007-03-26 |
大人が勉強をする場合、基礎をいくら繰り返しても、 つまらないから長続きしないのだ。 大人には、最先端の部分、核心部分、 おいしいところからやった方が断然効果が違う。 もちろん、基礎は必要だ。 ただ、基礎が必要だ、基礎をきちんと やらなければ次に進まない、ということが、 本当に身にしみて理解できるのは、 最先端の重要な事柄に直面した時をへてなのだ。 そうなって、勉強を基礎から始める人が、 本当にものを蓄積し、力をつける人だ。 |
2007-03-25 |
いまこそ「簡単発想」に切り換えよう。 見栄や虚栄、あるいは建て前や面子といった 「重い荷物」を脱ぎ捨てる。 そして、無理をしない「等身大の生活」に切り換えれば、 心身ともにすっかり身軽になれるはずだ。 人生だって仕事だって、ああだ、こうだと 複雑に考えるより、簡単発想の方がうまくいく。 人間関係だって、お金とのつき合い方だって、そうだ。 |
2007-03-24 |
わたしは年をとるにしたがって、 「人生には、矛盾に思える事柄や混乱、行き詰まりや 陰の部分、つまりは見たくない部分がつきものだ」 ということを知るようになった。 こうした暗い面を避けようとすれば、 何か面倒なことが起こる。 「人生はすべて美しく、幸せであるべきだ」 というように思って暮らしていると、 日々の生活で起こるささいなことにもイライラしたり、 ちょっとした変化にも気がつかないことが多くなったりして、 生活全体が品のない薄っぺらなものになるものだ。(略) 人生をあるがままに見つめる。 それが大事なのではないだろうか? |
2007-03-23 |
あなたが今までどんな人生を送ってきたか、そして、 現在どんな生活を送っているかは、重要ではない。 大事なのは、今から踏み出す道のほうだ。 なぜなら、 あなたが今までにどんな成功や失敗をしたかは、 まったくどうでもいいことだからだ。 肝心なのは、あなたが今後どうなるかなのである。 |
2007-03-22 |
まず説得という字を見てください。 「説」明して「得」を与えると書きます。 “説明して自分が得する”だけではありません。 つまり自分が得するだけでなく、 相手にも得をさせなくてはいけない。 そうでなければ、人は本心から動きません。(略) つまり、自分の要望が相手にとって メリットであることを納得させ、 その行動を促すこと、 これが説得の基本なるわけです。 |
2007-03-21 |
思いきって購入した高い服に、 なかなか袖を通せない人がいる。 「これはもっと特別なときに着よう」 「こんな近所で着るのはもったいない」 「もし、汚したり破いたりしてしまったら大変だ」 そうこうしているうちに、タンスの不良在庫となり、 気がつけば虫に食われている。そして、 「ああ、新しいうちにもっと着ておけばよかった」 と気がつくのである。 いいものは、使ってこそ価値が出る。 洋服だって、鞄だって、車だって、そして、 あなたの能力だって、出し惜しみをして 得することなんか何もない。 もし、あなたが自分の「切り札」を使わないまま 年齢を重ねていったら、 後になって必ず後悔するときがくる。 「切り札は使ってこそ意味がある」 |
2007-03-20 |
「自分の話なんかどうせ聞き入れてもらえないから…」 「わたしが何を言っても、その通りにならないから」 過剰「話力」期待症などと難しい名前をつけましたが、 こういう人たちは誤解しているのです。 話せば人がすぐ納得して動いてくれる、 なんてことは本当にむずかしいことです。 この一言で相手が思うように動く、そんな都合のいい 言葉があったら、それこそ世の中は大パニックです。(略) では、言葉を発するのは何のためかというと、 自分の意思を表明するためです。(略) 相手が反応するかどうではなく、言うこと自体に 実は意味があるわけです。 伝わることのない言葉でも発することに意味がある、 これは重要なことなんです。 |
2007-03-19 |
決断するということは 「いくつかの選択肢から、何かを選ぶ」ということ。 ところが、ここに、 わたしたちを躊躇させる大きな問題が隠されている。 就職の例で考えるとわかりやすのだが、仮にあなたが Aという会社を選んだとしたら、それはすなわち 「BやCという会社を捨てる」ということを意味しているのだ。 つまり、決断とは 「何かを選び、それ以外のものを捨てる」ことなのである。 選ぶだけ、決めることだけが決断ではないのだ。 あなたが決断を下せず思う悩むとき、そこにはかならず 「選ぶ難しさ」と「捨てる難しさ」が同居している。 その事実を知っておけば、自分が 「選ぶ」ことに悩んでいるのか、 「捨てる」ことに迷っているのか、 わかるようになるはずだ。 |
2007-03-18 |
「こんなことくらいで、どうしてむきになるの」 と、相手のことが理解できない場合は、 その言葉の中には、 その人にしかわからない心の傷が 潜んでいると考えてみてください。 |
2007-03-17 |
やってられないと言いながら、 やってる自分がなさけない。 |
2007-03-16 |
こちらが信頼しているかどうかは、 確実に相手に伝わります。 信頼されていると、相手も信頼に応えようとします。 ところが、相手に信頼されていないとわかると、 「どうせ自分は信頼されていないから」 と投げやりになったり、 不信感を助長するような行動をしたりすることが かなりあります。 「信頼とは、根拠を求めず無条件に信じること」 |
2007-03-15 |
認められるためには、 自分をきちんと表現しなければならない。(略) キチンキチンと、持続的に 自分を表現していってなんぼ、なのだ。 認められ、評価されるために、 自分の意見、行動をキチンと表現する。 表現しないというのもキチンとやれば、 表現のひとつの形になる。 逆に、いくら表現しても、それをキチンとやらなければ、 表現したことにならない、ということもある。(略) もちろん、自己表現の持続が、 認められ、評価されることに結びつく、 と保証することはできない。運というものもある。 頑張っても力が及ばない、ということもある。 しかし、とにかく、 その努力なしには、認められることない。 |
2007-03-14 |
他の人は何を言おうと、 あなたの人生の責任をとってくれることはない。 人は、あなたが思うほど、他人のことに関心がない。 あなたが人を嫌うことがあるように、 人もあなたを嫌うこともある。 だから、人に嫌われたからといって、 自信を失う必要はない。 この人生の基本的な事実をしっかり受け入れ、 腹の据わった生き方ができるならば、 生きるのが途端に楽になること請け合いです。 |
2007-03-13 |
人生の中で、同じできごとが、同じ会話や口げんかまでもが、 何度もくり返されていることに気づいて、 うんざりしたことはないだろうか。 人間関係も、仕事も、プロジェクトも、はじめるときは 希望に満ちていたのに、なぜかいつも頓挫してしまう。 ああ、またかと思わずにいられない。 結末もおなじみなら、 挫折や失敗のあとでいだく感想もいつもどおり。 人に認めてもらえない、裏切られる、無理な要求をされる、 思いが報われない、あるいは、「とにかくついてない!」 何よりも、新たなできごとや人間関係のひとつひとつが、 とても初めてとは思えないくらいなじみ深いのが気に入らない。 こんな体験をするのは、あなたが「パターン」に はまっているせいだ。(略) 自分の行動パターンがどんな結果をもたらしているかを 自覚して、修正をほどこせば、人生は変わる。 |
2007-03-12 |
物質的豊かさのかげに、精神的貧しさが あることが指摘されて久しい。 心豊かに生きるということは、 他から与えられて可能になることではなくて、 自らが誇り高く生きることによって 得られるものなのである。(略) 誇り高く生きるということは、 他人より高い学歴、身分を持つがゆえに、 または、上等な暮らしをしているがゆえに 可能なことではなくて、 自分の信念に生きる喜びに満たされ、 己の中に、金で買えないもの、 権力でもそれを奪うことのできない生き方への 自由を持っているということなのである。 |
2007-03-11 |
あなたは、ほんとうにそう思っているんですか? 他人によって永遠の幸せが得られるなんて。 いくらその他人が最愛の男だったとしても。 わたしは、自分自身の経験から、 男というものをよく知っています。 だって、わたしもそのひとりなんですから。 男に期待しすぎてはいけません。 このことは、わたしにはよくわかっています。 |
2007-03-10 |
高校二年生のある少女が援助交際に走り、 警察に補導されたことがありました。 幸い、学校には通告されず、大事には至りませんでしたが、 少女の両親が激怒したのはいうまでもありません。 ところが少女は悪びれた様子もなく、それどころか、 両親に向かってこんな理屈を並べて反論したそうなのです。 「あんたたち(両親)にそこまで言われる筋合いなんてない。 だって、ふたりともいつも私にこう言っているじゃない。 「世の中、お金がすべてだ」って。 その私が誰にも迷惑をかけず、 自分の身体を使ってお金を稼いでどこが悪いの」 娘からこう言われたとき、親は何も言い返せませんでした。 彼女の父親は典型的な銀行マンで、 「お金があれば幸せになれる」ということを口癖のように いい続けていたようです。 |
2007-03-09 |
心の姿勢が人生全体に影響を及ぼすということを、 あなたは認識しているだろうか。 さらに重要なのは、あなたが自分の心の窓の中で 洗う必要のある部分を把握しているかどうかだ。 あなたの心の窓をつねにきれいにしておくのは、 あなたの仕事である。(略) 窓の汚れをそのままにし、 汚れの付着した窓から人生を見ることもできる。 選択はつねにあなたしだいだ。 |
2007-03-08 |
人はみな、なにごとであれ、鍛錬すれば上達していく。 上達するのは嬉しいから、いっそう熱が入る。 そして、ある日、上達のたしかな手応えを感じて、 ひとり快哉を叫ぶ。 それからも努力は怠らないのだが、やがて 厚い壁にぶちあたる。 どうあがいても前に進めない。それは 数ヶ月続くこともあるし、数年続くこともある。 それでも努力を続けていけば、ある日突然、 絶望的に厚いと思われた壁がウソのようにかき消え、 まさか自分が ここまで来れるとは思わなかった地点に立っている。 ポイントはこうだ。 人は人生の大半を、厚い壁の前で過ごす。 どう体当たりしてもびくともしない壁の前で、 死にたくなることもあるかもしれない。 しかし、人は、その厚い壁の前で、 ほんとうの力をつけていくのである。 |
2007-03-07 |
「大事を成さんと欲すれば、 小なることを怠らず努べし。 小積もりて大と成ればなり」 こう言ったのは、かの二宮尊徳翁である。 世の中はとかく小事を厭い、大事を欲するが、 本来大事というものは、小事の積もったものである。 なぜ小事が大切なのか。 それは仕事も日常も、しなければならないことの 90%は平凡な小事であるからだ。 やるには別に難しくなく、誰にでもやれる。 だが、それを倦まずたゆまず積み重ねていくのは 容易なことではない。 大事は小事の積み重ねで成るのである。 |
2007-03-06 |
いくら知識をつめこんでも、 創造的な目的で使わなければ、 知識は恐怖と無知のもとになるだけだ。 |
2007-03-05 |
人生の問題の多くは、たとえ発想をポジティブに 変えたところで、そうかんたんには解決しません。 また「心構えを変えなくてはダメ」ということが、 理屈ではわかっていても、なかなかそれを 変えることができなことも多い。 それが現実で、だから悩むのです。 私がカウンセリングの経験から言えることは、 悩みや問題と格闘しドタバタするのをやめ、 それと「じっくりつきあう」ように してみてはどうだろう、ということです。 悩みや問題を解決・解消しようと躍起になるのではなく、 「どうせ、悩みや問題だらけの人生だ。だったら、 そんな自分を認めてあげよう。受け入れてあげよう」 「悩みや問題といっしょに生きていこう」 とハラを決めてはみてはいかがでしょう。 実は、そこからすべてが始まるのです。 |
2007-03-04 |
こんな実験をしてみよう。一週間、一ヶ月、 あなたに差し出された愛は本物であると考える。 それが言葉であれ行動であれ、 あなたの戸口に置かれた贈り物について、 疑問を発したり、分析しないようにする。 誰かがあなたに何か親切なことを言ったりしたら、 本気でそうしているのだ、そして自分は、 差し出された祝福を受けるにふさわしいと思うのだ。 すべての招待もチャンスも、 慈悲深い宇宙がその身を広げてあなたを包み、 さらなる喜びを授けているのだと解釈する。 |
2007-03-03 |
「わかっている」というセリフは、 「わかっているつもり」というニュアンスを含むので、 言い訳をするときによく使います。 しかし、実際に自分がどうすべきか、 「わかっているつもりだけど、できない」のは、 本当は「わかってない」のと同じなんです。 黙って行動できることが「わかっている」ことの証明。 だから、「わかっているかいないか」は、 「それをするかしないか」にかかっているのです。 |
2007-03-02 |
皮肉にも、愛し合う者(夫婦・恋人・親子など)は、 少しでも相手をよくすべく批判する。 それを自分の権利、さらには義務とさえ考える。 両者は他人に対する「連合軍」であり、 たがいに世間に向けた自己の「象徴」だからだ。 そして、どちらも自身のものさしこそ正しいと信じるがゆえに、 批判・衝突はあやゆる場面で起こる。 しかし、批判ばかりしていると、大切な人を失う。 |
2007-03-01 |
本当は同意したくないのに、 中途半端な気持ちで同意すれば、 必ず後悔することになる。 私たちは誰でも、 本当はやりたくない仕事や雑用を 引き受けてしまうことがある。 気乗りしないまま仕事をして、 結果として不愉快になるだけでなく、 なんでこんな仕事を引き受けてしまったのと悔やむ。 もし本当にいやだったら、きっぱりと ノーと言うほうがずっといい。 |