■2007年03月13日の「今日のことば」■
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人生の中で、同じできごとが、同じ会話や口げんかまでもが、
何度もくり返されていることに気づいて、 うんざりしたことはないだろうか。 人間関係も、仕事も、プロジェクトも、はじめるときは 希望に満ちていたのに、なぜかいつも頓挫してしまう。 ああ、またかと思わずにいられない。 結末もおなじみなら、 挫折や失敗のあとでいだく感想もいつもどおり。 人に認めてもらえない、裏切られる、無理な要求をされる、 思いが報われない、あるいは、「とにかくついてない!」 何よりも、新たなできごとや人間関係のひとつひとつが、 とても初めてとは思えないくらいなじみ深いのが気に入らない。 こんな体験をするのは、あなたが「パターン」に はまっているせいだ。(略) 自分の行動パターンがどんな結果をもたらしているかを 自覚して、修正をほどこせば、人生は変わる。
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この本では、物事や、人間関係に関する対処パターン、
成功、失敗のパターンは、人生の早い時期に形成されるという。 両親との関係や、環境、そして、その後の周囲との関わり方で、 決まってしまいがちだという。 そして、このパターンにはずみがつくと、 なかなか変えにくいといっている。 だから、 「あれ、また同じパターンに陥っている…」 「いつも、同じことの繰り返しだなぁ…」 と自分が思うなら、そしてそれが、 好ましい結果を生み出さないものであるなら、 自分のパターンを意識し、そのパターンが、 なぜ自分にすっかりなじみ、定着しているのかを見極め、 思い切って、変えてみることが必要だといっている。 もちろん、いい結果をもたらすパターンであるならば、 変える必要はなく磨きをかければいいし、、もし、 うまくいってなければ、失うものは何もないのだから、 変えてみてはどうかと。 自分の持っているパターンは、いろいろある… それが自分で、それが自分のやり方だと思っている。 そして、それが、どんな結果になろうとも、 自分のやり方を通すことにこだわり、 そのやり方を通さねば納得出来ず、それを押し通し、 しかし、いつも思うような結果はでない… 仮に出ても、ちっとも面白くない… そんなこともある。 自分のやり方やパターンにこだわり、 押し通すことをあくまで大切にするか、 それより、そんなやり方を柔軟に変えてみて、 自分にとって好ましい結果を出すことを大切にするか… どちらを選ぶか…これは自分の選択である。 私は、好ましい結果を出したいから必要であれば変えたい。 と、思ってもなかなか変えることはむずかしい… まずは自分のパターンを意識することから、はじめたいと思う。 |
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