■「今日のことば」カレンダー 2008年7月■
2024年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 112023年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2022年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2021年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2020年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2019年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2018年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2017年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2006年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2005年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2004年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001年 : 11 12
2008-07-23 |
講演会が終わったあとで、私はノートに 1枚のメモがはさまれているのを発見した。 それにはこう書いてあった。 「心はパラシュートのようなものです。 開かれなければ、役に立ちません」 私がいつも 「新しいアイデアに心を開きましょう」 と言っているので、その意見に賛同するメッセージを 誰かが送ってくれたのだろう。 心が常に開かれていれば、 学んで成長する可能性がずっと大きくなる。 パラシュートが開けば、 ぐんと遠くまで見渡すことができるのと同じように、 心が開かれていれば、いろいろなことが見えてくる。 心を開いて、いろいろなことを学ぼう。 |
2008-07-22 |
倒れるときは、堂々と倒れればいい。 大事なのは、その後なのだ。 「どう」立ち上がるかなのだ。 人間、倒れずにして「何」がわかる。 少なくても、倒れた経験をもたぬ人間に、 倒れた人間の気持がわかるか。 より肝心なのは、全力で生きること。 身も心も惜しまず、力を出し切ること。 そういう全力疾走者は必ず転ぶ。 そうしたら、立ち上がればいい。 また、倒れたら、再び立ち上がればいい。 倒れる度に、強くなり、立ち上がる度に賢くなり、 大きくなり、成熟していけばいい。 倒れることを怖れる人間に何ができる。 |
2008-07-19 |
「好きになる」という感情は、 人間にとってとても大切なものです。 自分自身を、そして周りにいる人たちを、 また日常行っている仕事を好きになることで、 生きることがより楽しく、より充実し、 より豊かなものになっていきます。 そして幸運を引き寄せるためにも、 「好きだ」という言葉を、 もっともっとたくさん使ってください。 「好き」という言葉を、あなたの口ぐせにしてほしいのです。 「自分が好きだ」 「あなたのことも大好きだ」 「今の仕事も好きでたまらない」と 言い続けてほしいのです。 必ずや、さらにすばらしい人生に恵まれることでしょう。 |
2008-07-18 |
私たちは意味のないことも意味があることも、 同じように速くやろうとします。 時には速くやるだけが目的になったりします。 意味のあることのために行動しようと思うなら、 速さについての意識を変える必要があります。 本当の意味のあることのためには、 時間はいつだってあるのです。 何かをする時間がないとしたら、 それはその何かが意味のあることではないのです。 経験の質は時計の針で計られるものではありません。 自分にとって意味のあることは、深さによって計られます。 |
2008-07-17 |
動機が善なら、 断固として言うべきは言い、やるべきはやる。 そういう気構えが必要なのです。 そうした駆け引きなしの 真っ向勝負で押して行くことも必要です。 真っ向勝負がいつも奏功するわけではありませんが、 引き際をわきまえ、落としどころを探りつつも、 相手と四つに組んで真正面から押す。 そうすれば、仮に勝負に負けたとしても、 相手は、かならずあなたの力量と熱意を 認めてくれるはずです。 |
2008-07-16 |
一生懸命やる人間に限って、 相手にそれをわからせようとする傾向がある。 そして相手が理解してくれないと腹を立てる。 これは、怖いことである。(略) 肩に力が入りすぎると、せっかくの意欲や 善意が空回りするだけで終わってしまう。 それではもったいない。 |
2008-07-15 |
鈴木も当初は、いろいろな抵抗にあい、 門前払いなどを食らったことがあるのです。 ただし、鈴木は 「そう言った抵抗はあって当然」 と考えていました。(略) 予期しない反感や抵抗にあえば、 人は驚き、戸惑い、悩んだりします。 しかし、反感も抵抗もあって当然と思えば、 それらを折り込んで前に進むことができるのです。 |
2008-07-14 |
目先の雑事を放っておくと、 精神緊張は高まるだけ。(略) 他人からみれば、 どんなに取るに足らぬ雑事のように見えても、 気になったからには、そのときに処理してしまえば、 本来の仕事に集中できる。 |
2008-07-13 |
子どもの頃の体験がきっかけで、親に対して 「絶対こんなふうになりたくない」 と思ってしまうことは、誰でもあると思います。 これを魂的にポジティブに考えると、自分に対して 「やってはいけないこと」をはっきり 示してくれているのです。 ですから、それは自分の大きな課題として、 一生かけて取り組んでいくつもりでいましょう。 親を批判してバカにするのではなく、 「反面教師」だと思ってください。(略) 親の間違いは、自分が繰り返さないこと、 特に自分が親になったときに繰り返さないように するしか克服する方法はありません。 「親のようになりたくない」と思うなら、 「ならない」ことです。 |
2008-07-12 |
「ゆっくりと、しかも着実に」は、 ものごとを成しとげる基本とされているが、 どんなにわずかなレベルアップでも、 レベルアップしたという実績が、 人の心に与える力は実に大きい。 大目標をいきなりめざすより、小目標を一つずつ 達成していくことが、自信を生む源泉なのである。 ところが、世の中には、自分自身に 大目標の無理難題を背負わせて、 いたずらに焦燥感にかられたり、 自信を喪失したりしている人が少なくないのだ。 小さな目標を一つずつ達成することが自信を生むのだ。 |
2008-07-11 |
本来の心は明るく、正しい刺激を望んでいます。 たとえば私たちが聖人の言葉を聞いたり、 読んだりすることで元気になるのは、 この心が刺激されるからです。 座右の銘などを持って生きていると元気が出るのは、 この銘が心を刺激し、心の力の発揮を促進するからです。(略) あなたの本来の心に力を与えましょう。 それは本来の心が望むような言葉を与えてあげるのです。 自分の心が奮い立つような文章を読み、覚えるのもひとつです。 さらにその言葉を繰り返し、自分に向かって話しかけましょう。 私たちの本来の心が輝くにつれて、 私たちが他人に与える印象が変ります。 |
2008-07-10 |
大人が現実に対してもらす不平、 社会への批判・不満が行動に出て、 それが知らず知らずのうちに 子どもたちの考え方になっているのが現在です。 その考え方はウツの気分を生み、むなしさ、 自己否定、将来への希望のなさをもたらします。 それを「最近の子どもは…」などと 批判するのはそれこそお門違いです。 |
2008-07-09 |
情報の伝達とは、伝えることが目的ではありません。 その内容を実行してもらい、結果に結びつけて、 初めて完結します。 「オレはちゃんと伝えたんだから、やらないのは あいつらの責任だ」 「うまくいかないのは方法が悪いからだ」 と、責任を押しつけるのは、情報の伝達の意味を 理解していかないから生じます。 情報を伝えたら、部下がその内容を十分に理解して 実行しているか、その様子を見守る必要があります。 そして結果がでないなら、具体的にどうすればいいか、 その方法についても伝えなければなりません。 もし、結果がついてこなかったら、情報がうまく伝達されて いないことになるので、その場合は情報を伝えた人に 一番責任があります。(略) 相手の立場に立って心配りをし、伝えた後の状況まで フォローすることが、情報伝達の核となるのです。 |
2008-07-08 |
「そんなこと言われなくてもわかってますよ」 という反応を示す人がいる。 しかし、相手にしてみれば、「わかっている」はずの ことを本人が実践していないから忠告している。 実践できない以上、本当にわかっていることにはならない。 当たり前のことがいちばん大事なのだ。 そういう人は、本を読んでも、 「オレだって、前から同じことを考えていた」と思う。 だが、それは単に漠然と心にモヤモヤと 漂っていただけのものにすぎない。 はっきり言葉にしてもらうことによって、 ようやく気づいたのである。 むしろ、どうして わかっていたはずのことを実践できていないのか、 あるいは漠然と思っていたことをどうして 自分は言葉にできなかったのか、それを反省すべきだ。 「前からわかっていた」という発想を 捨てないかぎり、その人は成長しない。 |
2008-07-07 |
すべての自然や動植物は 偉大なサムシング・グレートのおかげで生かされて、 生きているとおっしゃる筑波大学名誉教授の村上和雄氏は、 次のように述べている。 「地球に優しいなどというのは、 人間の傲慢ではないだろうか。 むしろ、地球が優しいからこそ、 われわれは生きていられるのではないか。 それも今や限界に近づいている。 自分1人の力で生きている人など誰もいない。 どんなに最新科学が発展して、 世の中の科学者が結集しても、 人間は細胞一つつくれないのに、 何をいばっているのだ」 |
2008-07-06 |
聞く耳を持った人というのは、 「人からの教えを聞くことができる人」という意味です。 彼らは「私は何でも知っている」という傲慢な態度を とらないので、苦しむことはありません。 いつも成長したいという気持ちを持っているのです。 人からの教えを聞く人はさいわいです。 なぜなら、彼らは成功するからです。 自分が無知なことを悟っていて、年長者や賢人、 経験者の言うことに耳を傾ける人はさいわいです。 「生兵法は大けがのもと」ということを 知っている人はさいわいです。 他人にものをたずねるのに歳を取り過ぎることはない、 ということを知っている人はさいわいです。 彼らは、大きな知恵を受け継ぎます。 |
2008-07-05 |
人生を変えるのは大きなことではなく、 小さな1ミリを変えることで、状況は変ってきます。 何を1ミリ変えるか考えてみてください。 1ミリ変えることで、不思議と人生は まったく新しいものに変っていきます。(略) 私たちは自分が変わり得るということを理解すれば、 自分が変ることで周りが変るという希望が湧いてきます。 自分は自分で変えることができます。 自分が本当に1ミリ変れば、相手は10ミリ変ってきます。 そのように、私たちは希望のある中で生きています。 |
2008-07-04 |
利益の大きい仕事は、 だれでも成功させたいから一生懸命取り組む。 そのため、そこだけ見てもその人の仕事に対する姿勢が、 信頼できるものかどうか判断できない。 差がでるのは、利益の少ない安い仕事をするときである。 安い仕事でも大切にして一生懸命やる人は信頼できるし、 絶対にプロとして伸びていく。(略) 安い仕事をおろそかにするのは、 自分の仕事にプライドを持っていないからだ。 プライドがあれば、そこで得られる利益など問題ではない。 どんな仕事であれ、ベストを尽くさなければ 自分自身を許せないはずだ。 それにプロにとって 「あの人は安い仕事では手を抜く」 と思われることは、もっとも避けたいことである。 |
2008-07-03 |
経済感覚を身につけるためには、 何をするにもゼロベースで、費用対効果を考え、 それをコントロールしながら蓄えを増やしていき、 その結果精神的な強さを手に入れることによって、 あらかじめどんなときでも動揺しない状況を 作りだしておきましょう。 精神力や心の大きさは、鍛えることではなく、 状況をつくることで簡単に手に入れられる。 これが「経済力」になるのです。 |
2008-07-02 |
問題なのは、明確にテーマを持っているかどうか、 ということなのです。(略) 今すぐにはテーマが浮かばないようであれば、 ひとまず「楽しむ」ことをテーマに持ちましょう。 「楽しく」ではなく「楽しむ」です。 「楽しく」は自分から楽しくする、 ということになりますから、まずは、どんな環境でも、 冷静に受け止められるよう「楽しむ」と いうところからはじめてください。 あなたのテーマは、今から「楽しむ」ことです。 「私は、どんな環境も、楽しむ」 とりあえず、口に出して言ってみましょう。 その瞬間から、あなたは楽しめる人になるのですから。 |
2008-07-01 |
本音を言う時には、言い方にも注意が必要です。 こちらの話を聴く以前に、相手が心を閉ざしてしまう 言い方があるのです。 自分が言われるとむっとするのに、 人に対しては、つい使ってしまいがちです。 あなたは、誤解されやすい言い方で 本音を伝えようとしていませんか? 世間体や世の中の常識などを持ち出して話すのは、 本音力ではありません。 「昔からこうなのよ」 「世間はこうなっているんだ」 「こういうのが当たり前だろ」 「だいたい今の若者は」 「みんなそう思っているのよ」 こんな台詞、ついつい言ってしまってはいませんか? これは、自分の本音ではなく、 「世の常識」を持ち出した言い方ですね。(略) 一般論を持ち出す前に、まずその人の話を聴いてあげましょう。 |