ことば探し
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■「今日のことば」カレンダー 2009年1月■

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2009-01-31 さっさとやればいいとわかっているんだけど…ぐずぐずと
いうようなときは、たいてい
「ちゃんとやりたい」「きちんとやりたい」
とかいつのまにか思っている。
だから、タイミングがずれると、億劫な感じが出てきます。

「きちんとやりたい」から
「やるからにはきちんとやりたい」に、さらに
「きちんとやらないなら、やらないのと同じ」
というプロセスをたどると、
“オール・オア・ナッシング思考”です。
ああ、やる前から疲れます。(略)

「やるからにはきちんと…」なんて思っているから、
まだなんにもしてないのに疲れているのかも知れない。
「きちんと」じゃなくていい。
ここに気づくだけで、気持ちは違ってきます。
2009-01-30 私は、90名のエンジニアを集めて、今、自分に
降りかかってきそうなリスクを書いてもらったことがある。
そして、インターネットに載っている失敗データを
「他山の石」として参考にすると、7割のリスクに対して
有効な対応策が導け、予防できることがわかった。
7割は自分の能力の範囲内で解決できるのである。

すなわち、「危ないな」とリスクを感じたら、
7割は他山の石を模範例として利用できる。
似ている失敗を探せば7割の確率で見つかるのだ。(略)

失敗の「模範例」を頭に入れておけば、
7割の失敗は防げる。
2009-01-29 誰もが、こうしよう、ああしようと思い立つが、
さて実行となると、なかなかスタートが切れない。
時間ばかりがどんどんたって、やがて、
「いまからでは遅すぎる」と、あきらめてしまう。
こういう例は枚挙にいとまがない。

何かするというときに、人間は意外に無精にできている。
口で言うのは簡単だし、思うことなら誰にも出来る。
だから…いや、無精よりも実行となると勇気がいる。
この勇気が人間にはなかなか持てないのである。

誰もがよしと信ずるところは、どんどん実行すれば、
人間はもっと進歩したろうが、幸か不幸か、
いろいろと思いついても、それを実行する人の数は少ない。
したがって、世の中では実行力のある人は尊敬され、
認められて一歩抜きんでた存在になる。
2009-01-28 この未亡人の話を終える前に、彼女のお気に入りの
祈りの言葉を引用しないわけにはいかない。

「過ぎた富を望みはいたしません。
 神さま、必要なものだけをお与えください。
 また、悲しみや苦しみから解き放たれたいとも思いません。
 ただ、それを英知に変える術を、この世の摂理にかなった
 生き方に私を従わせる英知に変える術を、
 どうかお示しください。

 すべての人間に等しく授けられてはいないものを、
 望むこともいたしません。
 他人から傷つけられたときには、
 私には相手を許せる強さを、
 相手の人たちには行いを悔い改める栄光をお与えください。

 最後に、私が生きるうえでどんな状況にあっても、
 その状況を読みとり、的確な対応ができるように、
 お導きくださいますように…」
2009-01-27 たとえばイカダに乗って川下りをすれば、
川がひとつの流れで出来ていないことがすぐにわかります。
流れが急に速くなっているところ、淀んでいるところ、
多くの流れがぶつかって複雑な流れをつくっているところ、
さまざまな流れがあるのに気がつきます。

いろいろな流れが合わさってひとつの川をつくっているように、
流れをとらえるには無数の小さな流れがいっしょになって、
全体の大きな流れになっていることを感じ取らねばいけません。

つまり大きな流れを感じ取ろうと思えば、同時に、
小さな流れも気がつかなければいけないということです。
その瞬間は小さな流れでも他の小さな流れと徐々に
いっしょになっていき、やがて全体の流れを変えてしまうほどの
大きな流れになるのです。(略)

先を読むのが上手な人は、大きな流れを的確にとらえながら、
その中に芽生えている小さな流れも見逃していないはずです。
人が気がつかないようなちょっとしたサインから
変化の流れを読み取っているのです。
先にある大きなものを見ながら、
身近にある小さなものも同時に見ているのです。

“大きくとらえて小さなものにも気がつく”
これが流れを感じ取る上での重要なポイントです。
2009-01-26 反対されることを期待して、相談していないか?
反対されて、内心ホッとしていかないか?

相談する人の大半は、
反対してくれることを望んでいるのです。
反対されることで、
行動に移さない言い訳を作りたいのです。
「そうか、仕方ないな」と、
がっかりしながら、内心ホッとしているのです。

世の中には、「やめた方がいい」と
反対してくれる人がたくさんいます。
そのほうが、親身になっているような
気分に浸れるからです。

反対されることを期待している人と、
反対してくれる人が大勢いるから、
ほとんどの人が何もしないで終ります。
2009-01-25 信頼の反対の不信はどんなところからうまれるのでしょうか。
多くの場合は、相手の実力に対して
高すぎるハードルを設定し、高い立場からのギャップ、
未達成の部分を見る姿勢から始まります。

親や教師や上司は、子供、生徒、部下に比べて
知識や経験が豊富です。
すると、その立場からものを見るわけですから、
どうしても相手を低くしか見えません。

不信感を持つ場合のメッセージにはある種の特徴があります。
「タラ」「レバ」を使うことです。
「あの子がもう少し素直だっタラいいのに」
「整理整頓をしっかりやレバいいのに」

「タラ」「レバ」を卒業しない限り、信頼は不可能ですし、
そのようにみている自分の精神的な安定もありません。
信頼することは、相手ばかりだけでなく、
自分自身のためにも必要なのです。
2009-01-24 人に対して好意・感謝・敬意の念があるにもかかわらず、
言語で上手に表現できない人がいます。
頭を2,3回下げるのが精一杯というわけです。

こういう人は、葉書とか手紙で心情を伝えることです。
たとえば、ご馳走になった、駅まで車で送ってもらった、
就職の世話になった、原稿に目を通してもらった、
病院を紹介してもらった、身の上相談にのってもらった
などのあと、礼状を出すことです。
こういう場合に何の反応も示さないから
人に正しく理解してもらえないのです。

つまり自分の気持ちを人に伝えるということは
意外にこまめな作業です。
仲間と同じ能力を持っているのに、自分だけが認められないと
ぼやく人は多分、日ごろのフィードバックが足りないから
ではないかというのが私の推論です。
2009-01-23 平凡な話ししかできないのは、
その人自身が平凡だから、というだけではない。
その人が、「おもしろいことを言おう」という
強い意志を持とうとしていないからだ。
その強い意志がないから平凡な話になるのだ。

絶対に他人と違うことを話そうと思っている人か、
そうでない人かで、人は大きく二つに分けられる。
他人と違うことを話そうと思わない人には永遠に進歩がない。
その挑戦する気持ちのなさが相手にも伝わってしまうから怖い。
2009-01-22 まだ先のことで、悪い状況を想像して
くよくよしてしまうことがあります。
うまくいかないのではないか、悪いことが起こるのではないか、
大変なのではないか…、悪い状況になったらどうしよう、
困る、イヤだなどと考えてしまいます。

そんな時には、「その時はその時」と悪い状況を覚悟すれば、
必要以上に悪い状況を恐れなくてすみます。(略)

一生懸命に考えてやれるだけやろうと思っているなら、
あとはうまくいくことを期待したほうがいいのです。
それでもうまくいかない時には、「その時はその時」です。
実際にその時になってから、苦しんで努力すればいいのです。

「その時はその時」という覚悟には、悪い状況になっても
その時のベストをつくそうという決意も含まれています。(略)
「その時はその時」と、将来のことは将来の自分に任せて、
今の自分を大切にしてくよくよしないほうが
いいのではないでしょうか。
2009-01-21 たとえば、人から頭にくるひと言を浴びせられた時、
「どうして自分がこんなことを言われなければいけないんだ」
「信じられない」「なんだこの人は」「許せない」
のような思いがあると、怒りや悲しみが強くなり、
自分をコントロールするのが難しくなってしまいます。

そんな時「こんな人もいる」と考えることが、
自分を取り戻す第一歩になります。
ふだんは悪い人ではない場合には「(この人にも)
こういうことはある」と考えればいいでしょう。

「なんだ、この人は」と思うのと、「こんな人もいる」と
思うのとでは、感じ方がすいぶん違います。
そういう人に対してどう接したらいいかも考えやすくなります。

世の中にはいろんな人がいます。
無礼な人も無神経な人も意地悪な人もたくさんいます。
すべての人がやさしくて思いやりがあるということは、
残念ながらありません。
「世の中にはイヤな人もいる」というのは事実なのです。

「許せない」という気持ちはよくわかります。
許す必要はありません。でも「こういう人もいる」
という事実、現実にさからってもしかたありません。
それを受け入れることは、自分のためのなのです。
2009-01-20 “生きる醍醐味”というものは、
「自分自身の毎日の生活環境において、
 一体どうしたらより楽しく生きることができるか」
という問題意識を持って生きることです。
人生は思い通りにならないから面白い代物なのです。

この世の中に、100のうち、
100すべてが思い通りになる人はいません。
だからこそ、人間は、
「自分なりに工夫して生きる」
という面白さを味わえるのです。
2009-01-19 世の中には、口達者は数え切れないほどいるものです。
そもそも、言葉というものは、やっかいな代物です。
“口で言うのはタダ”ですので、人はありとあらゆる問題に
ついて言葉巧みに表現し、それを喋ろうとします。
言葉には、それを操る人間の個性や持ち味が出るばかりでなく、
その本人の「倫理観」や「正義感」も表れます。
といいますのは、言葉というものは、それをタダで喋れる一方
「人間としてどうあるべきか」という本人の倫理、正義に
関する感覚が直接的にも間接的にも表現されるからです。

言葉に対するそうした認識をもとに、私たちは、
「言葉より行動がモノを言う」ということを
忘れてはなりません。

たとえば、美辞麗句を並べるだけの軽口は、誰でも
どんどん言うことができます。しかし、軽口だけでは、
人もビジネスも動かすことはできません。
人を動かし、ビジネスをより望ましい方向性に導くためには、
自分自身で具体的な行動をとり、
「周囲の人々の手本」になることが重要です。

「100の軽口よりも、
「1の行動そのもの」がパワーを発揮するのです。
2009-01-18 昔私にあった「足かせ」を紹介します。
「がんばらなくちゃ!」
「急がなくちゃ!」
「完璧にしなくては!」
「人並みにならなくては!」
「人に好かれなくては!」
「世間に笑われてはダメ!」
「いつも正しいことをしなくては!」
「人のためにならなくては!」
「ちゃんとお給料をもらわなくては!」
たくさんありますね。みなさんも、
この調子で(自分の「足かせ」が)見つかるでしょう。
こういった思考パターンがいつのまにか、
私たちの脳裏に刷り込まれています。

この「足かせ」を取ると、とても楽になって、
自分で自由に発想できる余裕ができてくるのです。
では、はずしたらどうなるでしょう!
「がんばらなくていいのよ!」
「ゆっくり、好きなペースで!」
「完璧はやめて!やれるところまででいいの」
「人と違ってもいいのよ!自分らしく!」
「無理に人に好かれなくていいのよ!
 好きな人から好かれれば!自分が自分をすきならね!」
「世間は気にしないで!笑う人には笑わせておいて!
 むしろ、笑われてエクスタシー」
「正しい、正しくないではなくて、好きか嫌いかです!」
「自分がやりたいことが、自然に人のためになるわ!」
「お給料をはらってもいいのよ!」
マイナスの思い込みをプラスに言い換えて、
潜在意識に入れ直してみましょう。
「使命病」をはずして、もっと自由に感じてみましょう!
2009-01-17 自分の気持ちを正面からみつめるのが怖いという人もいますが、
そこから目をそらせていては、自分の心の核心にも、
状況の核心にも触れることができません。
心の奥深くへ踏み込んでこそ、決断や問題解決の鍵がみつかり、
歓びを得ることができるのです。

自分の気持ちにじっくり耳を傾けることができる人は、
他の人の気持ちにも耳を傾けることができます。
自分自身の感情の自然な流れを中断しがちな人は、
他の人に対しても同じことをしがちですし、
相手が本心を言えなくなるようなことを口にしがちです。

感情の自然な流れを恐れ、むりやり抑えこんだりしていては、
自分自身とも他人とも打ち解けた関係にはなれません。
ありのままの気持ちを素直にみつめ、
自分にも他人にも心を開きましょう。

さまざまな出来事を通して、
積極的に自分の気持ちを理解するように心がけましょう。
そうすれば、人生の幅は広がり、自分とも他人とも、
より深く交わり、もっと歓びを感じられるようになるのです。
2009-01-16 「思う」は日本型、「考える」は西洋型。

日本人は「思う」で情緒的、
論理や理屈より、人に対して気配り、思いやりが大切型。
西洋人は「考える」で論理的、合理的、割り切り型。
「考える」ということばは、論理的、合理的、科学的、
物理的なもの、に対して使うのに適している。

日本人もこのごろでは、
「考える」ということばをよく使うようになった。
しかし、私たちの「考える」は、
「思う」ということといつも混線している。
「考える」といいながら、「思っている」。
だから考えが進まないし、うまくまとまらない。
「思う」と「考える」との区別を自覚することが大切である。

現代は、科学の時代、合理主義の世の中でもあるので、
日本人は二刀流を上手く使いこなすことが必要。 

(※一部、わかりやすくまとめました)
2009-01-15 「快癒力」という本の著者、
篠原佳年さんに会ったとき、1つ興味深い話を伺った。
篠原さんは何かを習得しようとするとき
「人の10倍はやってみる」ことをモットーとしている、
というのである。

2倍、3倍の努力では結果は知れている。
だが、ケタの違う努力をすれば、才能のあるなしなんかに
関係なく、何かが確実に得られるというのだ。(略)

私たちは何かを始めようとしても、すぐに
「もう遅い」とか「才能がない」といった言い方をする。
実際、やってみてもなかなか進歩しない。
それであきらめてしまうことが多いわけだが、ここに1つ、
「ケタ違いの努力」という妙法があったのだ。

この方法のポイントは「何も考えない」ことにある。
「できるか?」といった疑問を一切さしはさまない。
ひたすら最低、人の10倍の努力をするのだ。
なまじ先の見通しを持つと、疑念や雑念、無力感、怠け心が、
生まれてきて、やる気がうせる。
この落とし穴に落ちていることが多いのではないか。(略)

何かでプロの域に達した人間は、
人の10倍くらいの努力は朝飯前にしているものなのだ。
あなたは「これだけは人の10倍は間違いなくやった」
といえるものがどれだけあるだろうか。
そういえるものは、きっと
「モノになっている」はずである。
2009-01-14 求めない人には
社会は何も与えない
強い願望こそが、
成功のカギである

求め続ける人は運命的な人と出会う。
求め続ける人には、何かをつかむ時が必ず訪れる。
何らかの好機をつかみ、それをものにする前提は、
自らしっかりした具体的な目標を持ち、
それを求め続けることだ。

断固としてその目標に向かい、
ひたすら歩み続けたら、やがて道は開ける。
あなた自身の願望、それにかける熱意が成功のカギである。
燃えようじゃないか、お互いの幸せのために…
2009-01-13 皆さんは、人の話を聞いていて(公の場での話)
辛くなってしまうことはないだろうか?
私にはよくある。
それはなぜかと考えると、聞いていた話にあまりにも
意味が含まれていないからだ、という結論にいきついた。(略)

人の話もそこにどれだけの意味が含まれているかが重要だ。
私が「いい話だなぁ」と思うのは、意味の含有率が高い話だ。
実は、多くの人も話を聞くとき、本能的に、
「意味の含有率」感覚を使っている。(略)

ただ、自分が話すとなると、この「意味の含有率」の
意識が働かなくなってしまうことが多い。
話すときには、意味の含有率に対して意識を持っているか、
いかないかで、大きな違いが出る。
「意味の含有率」という感覚を持たない限り、
話はけっして上手にならない。
2009-01-12 日本は「先憂後楽」という言葉がある。
先のことを考えて「今は我慢する」ということがあってもいい。
だが、それが行き過ぎると、
いったい何のための人生かわからなくなる。
人生、そのときどきのプロセスを愉しむ姿勢は
最低限持つべきだろう。

人生のプロセスとなると、どれも些細なことばかりである。
「お昼、何を食べる?」「今日は何を着ていこうか」
人生のプロセスとはこういうことの積み重ねである。
だが、それが大切なのだ。

大望を抱き目的に邁進するのも結構だが、
些細な事柄で愉しめる体質を作っていかないと、
1つもリラックスできないまま人生の幕が
下りてしまうかもしれない。
私自身、毎朝「今日は何を着るか」を考えるのが
大きな愉しみなのである。
こういう種類の愉しみをたくさん持っていることが、
人生を豊かにするコツではないか。
2009-01-11 山と手をつないでいる人は、とても山の好きな人です。
海と手をつないでいる人は、とても海が好きな人です。
その山が目の前になくても、その海が目の前になくても、
心の中で山や海と手をつなぎあうことができます。
そこに喜びを感じ、また幸せに感じます。

私たちにとって今大切なことは、
人と人とが手をつなぎ合うことです。
これは簡単なように思えますが、以外と難しいのです。
特にこちらから手をさしのべるほうが大変です。(略)

私たちにとって人との平和をつくるには、
こちらから、手をつなごうとする勇気が必要です。
何度もこちらから手をつなごうと努力する。
切り離されても、切り離されても、もう一度、
相手を大切に思って手をつなごうとするのです。
それがやがて、私たちの幸せに通じていくのです。
2009-01-10 ストローク(※)のプラスマイナスには、1つの法則がある。

「人はストロークを求めてやまない。
 そしてプラスのストロークが得られない場合、
 マイナスでもいいからストロークを求める」

相手の態度や行動から、
愛情というストロークが感じられないと、
人はわざと相手にいやがられるような行為をとる。
愛情を得たいのだが、それがかなわぬとみると、
反感というマイナスのストロークでもいいから、
代償がほしくなる。

マイナスよりも、
ストロークがゼロの無反応がもっともこたえるのだ。

※ストロークとは、簡単にいうと「刺激」
 この本は交流分析(TA)理論を元にしています。
2009-01-09 あなたがいま家庭や仕事で行き詰まっていたり、
不満があるなら、事態の好転に向けて
大きく変わるかどうかはあなた次第である。
未知の世界は暗くて得体のしれないものだから、
大きな変化は、当然ながら怖いかもしれない。(略)

忘れてならないのは、
行動しないことに対しても、結果が生じることである。
そして、その結果にともなって起きる変化に
対処するしかない。

だが、困ったことに、その場合、
弱者の立場で対処しなければならないのである。
他方、先を見越して行動し、
人生に有益な変化をもたらすように自制心を働かせれば、
強者の立場で対処できるのだ。
もちろん、うまくいく保証はない。
あなたの行動は裏目にでるかもしれない。
だが、少なくとも、それは受け身ではなく
自発的な行為なのである。
2009-01-08 自分の勝手に使える時間が、例え30分だったとしても、
これを確実に人生の目標のために使うとすると、1ヶ月では、
「900分=時間にして15時間」
およそ、2日分の仕事時間に相当します。
もし、1時間使うとすれば、この倍、
「30時間」が自分のものになります。(略)

これを1年間実行すると、大ざっぱに計算して、
(1日分の仕事を約7.5時間とした場合)
30分では、およそ23日分 
1時間では、およそ45日分
2時間では、およそ90日分
3時間では、およそ135日分
が、自分の自由になる時間です。

実行できない日を勘定にいれて考えて、
まあ全体で60%実行できればよいとします。
そうすると、
30分では、およそ14日分 
1時間では、およそ27日分
2時間では、およそ54日分
3時間では、およそ81日分
なんと、1時間では、1年のうちおよそ1ヶ月、
2時間では、2ヶ月を自分の時間にすることができます。
実に、楽しい限りではありませんか。
2009-01-07 ある時代において最もすばらしいと言われる出来事が、
次の時代には全く逆の見方がなされることがあります。
それは、出来事の事実が変わったわけではなく、
その出来事に対する解釈が変わってしまったからです。(略)

人生ではいろいろな状況に直面します。
しかし、どのようなことに遭遇しても、
どのような過去があったとしても、また、
どんな未来があなたの前に待ち受けていても、
あなたの考えをより前向き肯定的に
入れ換えることができるのです。
その時、より豊かな人生の解釈が成り立ち、
そこに新しい世界が生まれ、やがてあなたの
血となり肉となり、現実となっていくのです。(略)

あなたの人生を振り返ってみて、
「あのことさえなかったら」と思うようなことがあったなら、
「あのことがあったゆえに」と思えるような人生に
変えていきたいものです。
2009-01-06 あの人は、すごいとか、
あの人は、才能があるとかよくいわれますが、
そういう言い方をする前に忘れていることが1つあります。
そう言われる人は、間違いなく
そのことに時間をかけているということです。

自分には才能がないのではないか。
センスがないのではないか。
そう思ってしまうことがあるかもしれません。

けれども、それはたいていの場合、
あなたに能力がないからではありません。
単に時間をかけてないだけなのです。
時間をかければ、
たいていのことはできるようになるものです。
2009-01-05 もともと地上には
道はなかった
自分の道は自分の手で
つけていく以外にない。

「宇宙から見た地球上には国境はなかった」という
宇宙飛行士たちのことばは、多くの人に感銘を与えたようだ。
国境だけではない。
地球にはもともと道だってなかった。
人が自分たちの便利さのためにつくったものだ。

人生という抽象的な道でも同じことが言える。
人は生まれたときからその一生を決定づけられ、
絶対の路線が引かれているわけではない。
自分の生きる道は、自分でつくっていく以外にない。
2009-01-04 人生のどの時点においても、
ある方向へ進む決断をすることは可能です。
たとえあなたをしきりに他の方向へ向かわせようとする
不安があっても…です。
夢の実現を信じるなら、
思い切ってやってみなければなりません。

すべての障害が取り除かれたと思えるようになるまで
待つなら、永遠に待つことになるかもしれないのです。
「実現したいなら、思い切ってやってみる」
ことです。

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!


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