ことば探し
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■2009年01月15日の「今日のことば」■

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「今日のことば」
「快癒力」という本の著者、
篠原佳年さんに会ったとき、1つ興味深い話を伺った。
篠原さんは何かを習得しようとするとき
「人の10倍はやってみる」ことをモットーとしている、
というのである。

2倍、3倍の努力では結果は知れている。
だが、ケタの違う努力をすれば、才能のあるなしなんかに
関係なく、何かが確実に得られるというのだ。(略)

私たちは何かを始めようとしても、すぐに
「もう遅い」とか「才能がない」といった言い方をする。
実際、やってみてもなかなか進歩しない。
それであきらめてしまうことが多いわけだが、ここに1つ、
「ケタ違いの努力」という妙法があったのだ。


この方法のポイントは「何も考えない」ことにある。
「できるか?」といった疑問を一切さしはさまない。
ひたすら最低、人の10倍の努力をするのだ。
なまじ先の見通しを持つと、疑念や雑念、無力感、怠け心が、
生まれてきて、やる気がうせる。
この落とし穴に落ちていることが多いのではないか。(略)

何かでプロの域に達した人間は、
人の10倍くらいの努力は朝飯前にしているものなのだ。
あなたは「これだけは人の10倍は間違いなくやった」
といえるものがどれだけあるだろうか。
そういえるものは、きっと
「モノになっている」はずである。

出典元 人生、だから面白い
おすすめ度 ★★★★★  ※おすすめ度について
著者名 川北 義則

まゆの感想
この本によると、やり方は、
時間があるなら、時間で10倍やればいいし、
今時間がない人は、年月をかければいいし、
日常的に時間がとれないなら、祝日や休暇の時間を  
使って集中的にやってもいい、ということで、
どんな形でもいいから、ケタはずれの努力をすることが、
できるできないを考えるより、才能うんぬんというより、
大切だということだ。


「こんなことして何になる」「役に立つのか」
「無駄ではないか」「本当に上達しているのか」
などなど、先々のことを考えたり、疑問を持ったりすると、
打ち込むことや、こんなけた外れの努力など、
なかなかできない。

「人の2倍、3倍など、たかがしれている。
 何も考えず、ただひたすらに人の10倍してみる。
 まずは、それから」
と、気持ちを切り替えると、そんなもやもやを吹っ切れて、
「そうだ、まだまだだ」と、私などは力がわいてくる。

「人の10倍はやってみる」、
こんなことがあってもいいのではないか、
いや、あったほうが、人生楽しめると思うのだ。
どうだろうか?

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