■2009年01月17日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
自分の気持ちを正面からみつめるのが怖いという人もいますが、
そこから目をそらせていては、自分の心の核心にも、 状況の核心にも触れることができません。 心の奥深くへ踏み込んでこそ、決断や問題解決の鍵がみつかり、 歓びを得ることができるのです。 自分の気持ちにじっくり耳を傾けることができる人は、 他の人の気持ちにも耳を傾けることができます。 自分自身の感情の自然な流れを中断しがちな人は、 他の人に対しても同じことをしがちですし、 相手が本心を言えなくなるようなことを口にしがちです。 感情の自然な流れを恐れ、むりやり抑えこんだりしていては、 自分自身とも他人とも打ち解けた関係にはなれません。 ありのままの気持ちを素直にみつめ、 自分にも他人にも心を開きましょう。 さまざまな出来事を通して、 積極的に自分の気持ちを理解するように心がけましょう。 そうすれば、人生の幅は広がり、自分とも他人とも、 より深く交わり、もっと歓びを感じられるようになるのです。
まゆの感想
自分の正直な本当の気持ちというのは…
わかっていそうでいて、なかなかつかみきれず、 自分でもよくわからない、ということが多い。 いざ、気持ちを見つめようとすると、 いろんな気持ちが入り交じっていて、どれが本当の 気持ちなのかわからなくなることもあるし、 自分でもわからないようなもやもやした感情もあるからだ。 また、その気持ちを受け入れることができなくて、 その気持ちを排除してしまうこともある。 「こんな気持ちを持つなんて…とんでもない。 こんな気持ちを持っちゃいけない、見たくない」なんて。 そして「これが私の気持ちよ」と言ったさきから、 「そうかな?もっと違う気持ちもあるような…」 などと、自分の気持ちに疑問をさしはさむようなこともある。 だから、ひと言で気持ちをいいあらわしたり、 簡単に自分の心の核心に触れることはなかなかできない。 しかし、そうであっても… 自分がどう感じ、どんな気持ちを持っているのか、 自分に問うてみること、見つめてみることは大切だと思う。 気持ちは、自分の核心をなすもので大切なものだし、 自分の思いのすべてがこめられているからだ。 生きているのだから、 いろいろな出来事はあるし、いろいろな人もいる。 いろんな気持ちを持っていてもいいし、 いろんな気持ちになっていい。 怒りや、悲しみ、憎しみ、絶望の気持ちさえ、 素直に持ち、感じていいものだと思う。 そういう自分の気持ちを大切にして、受け入れいれてこそ、 新たな気持ちも受け入れていくことができるし、 他人の気持ちも、受け入れることができると思うからだ。 |
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