■2009年01月10日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
ストローク(※)のプラスマイナスには、1つの法則がある。
「人はストロークを求めてやまない。 そしてプラスのストロークが得られない場合、 マイナスでもいいからストロークを求める」 相手の態度や行動から、 愛情というストロークが感じられないと、 人はわざと相手にいやがられるような行為をとる。 愛情を得たいのだが、それがかなわぬとみると、 反感というマイナスのストロークでもいいから、 代償がほしくなる。 マイナスよりも、 ストロークがゼロの無反応がもっともこたえるのだ。 ※ストロークとは、簡単にいうと「刺激」 この本は交流分析(TA)理論を元にしています。
まゆの感想
こんな経験はないだろうか?
好きな子に、ついついイジワルをした経験、 目をかけてもらいたいばかりに、悪さをしたこと。 感謝しているのに、愛しているのに、 その気持ちを素直に出せず、 冷たいことばや皮肉を言ってしまうこと、 悪いと思っているのに、罵声をあびせてしまう…等々。 こんなことをしたら、相手に決して好かれないのに、 逆に嫌われて、愛情なんて得られないのに… と端からみると、そう思うことをしている人がいる。 いや、実は、日常的に多くの人が、 こんなことをしているのではないかと思う。 少なくても、私にはこんなところがある。 人は、自分が得たいストロークを得られないと、 マイナスでもいいからストロークを得たい、 自分の存在になんとか気付いてもらおう、目を引こう、 と思い、そんな行動してしまうそうだ。 本当は、愛情や相手からのプラスのストロークが とっても、とってもほしいのに、それを素直に言い出せず、 仮に言ったとしても、それが得られず… また、どうしていいかわからず… そして、無視されたり、無反応がいやなばかりに、 マイナスのストロークでもほしいと思ってしまう。 切ない人間の心理だと思う。 だから、時々でも、 自分でプラスのストロークを与えることが大切だし、 (何かをやったら、自分でほめてあげるとか) 誰かから、プラスのストロークをもらうことが大切だと いうことです。(素直に) また、人間は、そんな切ない心理を抱えているので、 誰かに与えることも…(お互いさまの心理で) ※この「交流分析」についてもっと知りたい方は、 こちらの本がおすすめです。↓ 「こじれる人間関係」 |
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