■2009年01月19日の「今日のことば」■
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世の中には、口達者は数え切れないほどいるものです。
そもそも、言葉というものは、やっかいな代物です。 “口で言うのはタダ”ですので、人はありとあらゆる問題に ついて言葉巧みに表現し、それを喋ろうとします。 言葉には、それを操る人間の個性や持ち味が出るばかりでなく、 その本人の「倫理観」や「正義感」も表れます。 といいますのは、言葉というものは、それをタダで喋れる一方 「人間としてどうあるべきか」という本人の倫理、正義に 関する感覚が直接的にも間接的にも表現されるからです。 言葉に対するそうした認識をもとに、私たちは、 「言葉より行動がモノを言う」ということを 忘れてはなりません。 たとえば、美辞麗句を並べるだけの軽口は、誰でも どんどん言うことができます。しかし、軽口だけでは、 人もビジネスも動かすことはできません。 人を動かし、ビジネスをより望ましい方向性に導くためには、 自分自身で具体的な行動をとり、 「周囲の人々の手本」になることが重要です。 「100の軽口よりも、 「1の行動そのもの」がパワーを発揮するのです。
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言葉だけなら、なんとでも言える。
しかし、行動がともなっていなかったら、 どんなにいいことを言っても、 正しいことを言っても、立派なことを言っても、 その言葉を、誰も尊重しないし信用もしない。 言葉だけで鼓舞しても、誰もついていかない。 例えば、 「業績が悪いから、どんどんやれ」と 部下にはっぱをかける上司がいたとして、 その上司が、自らやる行動を起こさなかったら、 部下は本気ではやらないし、ついていかないし、 その上司を信用する気にはならない。 部下は上司の行動を見ているし、 上司は部下の行動を見ているし、 子供は親の行動を見ているし、 妻も夫も、それぞれの行動を見ている。 目の前にいる人の言葉と行動を ちゃんと見ているものなのだ。 もちろん、自分も見られている。 だから、あれこれと言う前に、あれこれと言うなら、 自分も、その言葉にともなった行動しなければならない。 それでこそ、自分自身を信じられるし、 言葉にパワーを込められるし、その言葉に 重みも意味も持たせることができるのだ。 まずは自分から…そう思う。 |
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