■2009年01月13日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
皆さんは、人の話を聞いていて(公の場での話)
辛くなってしまうことはないだろうか? 私にはよくある。 それはなぜかと考えると、聞いていた話にあまりにも 意味が含まれていないからだ、という結論にいきついた。(略) 人の話もそこにどれだけの意味が含まれているかが重要だ。 私が「いい話だなぁ」と思うのは、意味の含有率が高い話だ。 実は、多くの人も話を聞くとき、本能的に、 「意味の含有率」感覚を使っている。(略) ただ、自分が話すとなると、この「意味の含有率」の 意識が働かなくなってしまうことが多い。 話すときには、意味の含有率に対して意識を持っているか、 いかないかで、大きな違いが出る。 「意味の含有率」という感覚を持たない限り、 話はけっして上手にならない。
まゆの感想
この本では、さらに、こう言っている。
「仲間内での「おしゃべり」とパブリックな場で 他人に物事をしっかりと伝える「話す」行為とは、 レベルが全く違う。 仲間内ならノリさえつかめば、そこそこいける。 しかし、パブリックな場では、その話にどれだけ 意味が込められているかで、話の評価が決まってくる」 また、話が長いから「含有率」が高いわけではなく、 長い話ほど、意味の「含有率」を下げてしまうそうだ。 (聞いている方が、散漫になり、 何を言っているか、わからなくなってくるので) 「分かり切っている話、型どおりの話」も、 意味がある話がなく、ただつき合いで聞いてもらう だけでしかないという。 だから、人前で話すとき、或いは、 何かを伝えようとするときには、 自分の話に意味ある内容を入れることが大事で、 この「意味の含有率」を高めるためには、 自分の言っていることに「意味があるかどうか」を 自己チェックしてみることが必要だということだ。 自己チェック、怠らないようにしようと思う。 |
|