■「今日のことば」カレンダー 2015年6月■
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2015-06-30 |
「いいことずくめの情報」だから 説得力が完璧かといえば、そうでもないのだ。 「玉に瑕(きず)」という通り、100%完璧というより、 玉には、少しくらいダメな情報、マイナス情報を 紛れ込ませておいた方がいいのである。 「そんなことだと思っていたよ」と、 一挙にハードルが低くなる。 つまり身近に感じられるというわけだ。(略) プラスの情報ばかりのオンパレードより、 マイナス情報を効果的に入れた方が説得力が増すのである。 いいことばかり伝えるのではなく、 こんなコストやデメリットもあるんですよ、 ときちんと説明しておいた方がかえって信用されるのだ。(略) プラスの情報ばかりの中、ほんの少しマイナス情報を入れたり、 マイナス情報ばかりの中に少しプラス情報を入れると、 それぞれのプラス情報、マイナス情報が 逆にとっても目立つのである。 光は闇が深ければ深いほど、明るく見えるのと同じである。 これを「コントラスト効果」という。 |
2015-06-29 |
知っていても、時と場合によって知らないふりをする。 それが大切。(略) こちらが下手にでるから、相手はとても気分がいい。 どんどん乗って話をする。 気分がいいから、商談だってトントン拍子に進む。 一方、損なのは負けん気の強い人だ。 相手が知識やうんちくを披露すると、 負けてはならじととうとうと知識を披露したがる。 これでは運は良くならない。 ときどき、こんなタイプを見かけるけれども、 「何でも知っているね(けど、つまらない)」と一見、 誉められているようで実は敬遠されていることに気づかない。 知っていても知らないふりをできるのは、 自分に自信があるからだ。 相手を受け入れる余裕があるからだ。知らないのに、 「知らない」と言えないのは、バカにされたくないからだ。 自信も余裕もないから、虚勢とか見栄ばかり張りたがる。 自信があって余裕があれば、ツキはついて回る。 自信も余裕もなければ、ツキは逃げる。 これが「ツキの絶対法則」なのだ。 |
2015-06-26 |
人は余命を知ってあらためて生き始める いのちに限りがあることを間近に意識するようになると、 いろいろなことについて、とても深く真剣に考えるようになります。 病気がなくて健康で10年生きていてもそんなに深く 考えられるようにはならない、そのくらい考えぬくようになる。 人はみな、死を覚悟することで 本当のものが見えるようになるのだと思います。 そして、「今日一日の大切さ」や、 「いまこうして生きていることの喜び」 を実感するようになります。(略) 自分は死んでいく身だということを受け入れた上で、 人生の最期にどんな生の煌めきを味わいたいのか。 残された時間のなかで自分らしい「入舞」を舞い納められたら、 悔いなく人生の幕を下ろせるのではないでしょうか。 その心の張り合いとなるものが、生きがいなのだと思うのです。 生きがいが感じられることが、精神的な支えとなり、 生きる力、生命力そのものを支えてくれるのです。 死に際してどんな「入舞」を舞うかは人それぞれです。 たとえば、やりたいことをやる、行きたいところに行く、 会いたい人に会う…、最後まで人生に課題を持ってください。 目的を持って生きてください。 どんなことでもいいのです。 |
2015-06-25 |
あなたは、これまで数十年の人生を生きてきて、 心の中に輝く宝物をいくつ持っているでしょうか? 初めて友だちの家に泊まりに行ったときの思い出や、 ひとりで自転車に乗って遠出した帰り道。 初恋の人との会話や、クラブ活動で強豪に 勝ったときの感動かもしれません。 旅先で出会った人、徹夜で同僚と仕事を仕上げた朝を 思い出す人もいるでしょう。 あなたがいきいきと喜んだり、涙を流したりしたその経験は、 心の奥底に、エッセンスとなって残っているはずです。 それは、何ものにも変えがたい、貴重な宝です。 預金通帳の金額よりも、本物のダイヤモンドや金貨よりも、 心の中のダイヤモンドが増えていき、心の中の金貨が増えていく。 それが人生の豊かさではないでしょうか。 人生が終わるとき、どれだけそうした 美しいエッセンスを心に持って棺に入るか。 心の預金通帳を、どれだけ豊かに増やしてあの世にいけるか。 本当の人間の勝負はここにあるのです。 |
2015-06-24 |
「相手に(自分)を理解してもらう」こと、そして、 「相手を理解する」ために必要なことは、 「相手は、物事をどのように捉える人なのか?」 を知る他にありません。 人は、それぞれ、遺伝子も違えば、人生の経験も違います。 ですから、物事の捉え方に違いがあるのは、当たり前のこと。 「物事のどこにこだわるのか?」 「まず何を重視するのか?」 は、人によってまったく違う、ということです。 この違いを意識せず、 「相手も自分と同じように考えるだろう」 という前提で物事を進めようとしても、 コミュニケーションギャップが生まれるのは当然なのです。 あなたも相手も間違っているわけではなく、 それぞれが相手とは違う捉え方をしているだけ。 でもそれが人との軋轢(あつれき)を生む… これが、世の中のむずかしさだといえます。 |
2015-06-23 |
昔、ある所に、地獄と極楽の見学に出掛けた男がいました。 最初に、地獄へ行ってみると、そこはちょうど昼食の時間でした。 食卓の両側には、罪人たちがズラリと並んでいます。 「地獄のことだから、きっと粗末な食事に違いない」 と思ってテーブルの上を見ると、なんと、 山と盛られた豪華な料理が並んでいます。 それなのに罪人たちは、皆、ガリガリにやせこけています。 「おかしいぞ」と思って、よく見ると、彼らの手には 非常に長い箸が握られていました。 恐らく1メートル以上もある長い箸でした。 罪人たちは、その長い箸を必死に動かして、 ごちそうを自分の口へ入れようとしますが、とても入りません。 イライラして怒り出す者もいます。 それどころか、隣の人が箸でつまんだ料理を奪おうとして、 醜い争いが始まったのです。 次に、男は、極楽へ向かいました。 夕食の時間らしく、極楽に往生した人たちが、 食卓に仲良く座っていました。 もちろん、料理は山海の珍味です。 「極楽の人は、さすがに皆、ふくよかで、肌もつややかだな」 と思いながら、ふと箸に目をやると、 それは地獄と同じように1メートル以上もあるのです。 「一体、地獄と極楽は、どこが違うのだろうか?」 と疑問に思いながら、夕食がはじまるのをじっと見ていると、 その謎が解けました。 極楽の住人は、長い箸でごちそうを挟むと、 「どうぞ」と言って、自分の向かい側の人に食べさせ始めたのです。 にっこりほほえむ相手は、 「ありがとうございました。今度は、お返ししますよ。 あなたは、何がお好きですか?」 と、食べさせてくれるのです。 男は、 「なるほど、極楽へ往っている人は心がけが違うわい」 と言って感心したという話です。 |
2015-06-19 |
「熱を生み出す」という役目において、 一番貢献しているのが筋肉です。 体内の熱生産の約6割が筋肉。 残りの2割は肝臓や腎臓。 2割は褐色脂肪(エネルギーを燃やす細胞) となっています。 肝臓や腎臓は自分の力ではどうしてもできませんが、 筋肉量だったら努力次第で増やすことができます。 しかも、6割を占めているのです。 ということは、筋肉量が減ってしまうと、 熱を生み出す力が衰え、体温を維持することが 難しくなるということは、想像ができると思います。 冷え性の人は、普段から平均体温が36℃を欠けるような人は、 総じて筋肉量が少ない場合が多いのです。 体温を上げる、冷え性を改善するためには、 いちばんに取り組まなければいけないのは、 「筋肉量を増やすこと」です。 |
2015-06-18 |
「育たない」のではなく、 「育てていない」「育てたくない」 何度言っても変わらない人や、伸びない人には 何か問題があるのでしょうか? それとも、何度やっても相手を伸ばせない人に 問題があるのでしょうか? 思うように成果が出なかったり、口だけで行動が伴わない メンバーに対して、責めたり、文句を言って被害者意識を 演じたくなるのも無理のないことです。 しかし、リーダーは、感情に流されることなく立ち止まり、 落ち着いて自ら振り返る必要があります。 あなたが自己変革に本気になるほど、 相手も自分のことを考えることに本気になるのです。 成果ばかりに目を向けて、 育成に力を入れてないのではないでしょうか。 自分を振り返ってみてください。 本気で自分を変え、相手を育成するために全力を尽くすことが、 できているでしょうか。 |
2015-06-17 |
行いのことを、仏教では「業(ごう)」ともいいます。 仏教では、私たちの行いを、 体と口と心の三つの方面から見つめます。 動く、走る、掃除するなどの、体の行いを「身業(しんごう)」 話す、褒める、悪口を言うなどの、口の行いを「口業(くごう)」 きれいだなと思う、お金が儲かる方法を考えるなどの、 心の行いを「意業(いごう)」といいます。 体と口と心の三つの行いが、 私たちの運命を生み出しているのですよ、 と教えるのが仏教です。 何げなくやったり、言ったり、思ったりしていることも、 自分の幸せ、不幸せを生み出すタネだと思うと、 いいかげんにはできませんね。(略) 「誰が見ていなくても、私たちが言ったり、やったり、 思ったりした行いは、結果を生み出す力となって、 消えずに、その人自身に宿るのだよ」 とお釈迦様は説かれます。 これを「業力不滅」とか、「不滅の業力」といわれます。 その力が、あなたの運命を生み出しているのです。 |
2015-06-16 |
私たちは、未来の出来事のストレスが強いほど、 そこから目を背けようとします。そして、 忘れさせてくれる楽しいことに逃避したくなりますが、 そんな時は、要注意です。 時には、忘れたり、考えないようにすることもよいのですが、 結局、先延ばしにしてしまうだけで、 問題の解決にならないことが多いのです。 他のことで気を紛らわしていては、 無駄に時間が過ぎていくだけで、もったいないことです。 その間に、すぐに行動を起こしていれば、 何とかなっていたかもしれないのに、そのチャンスも、 解決するのに必要な時間も失ってしまうからです。 目の前に、嫌なこと不安なことがある時、 「ここだ」と思って、目を背けずに向き合うことができれば、 必ず、今よりよい方向に向かっていくことができます。 未来の結果は、今の行動が生む出すものだからです。 未来に向けて、よいタネまきをしていけば、 それに応じた結果が現れるのです。 |
2015-06-15 |
15%の「絶対に変わらない人たち」 私が共に仕事をした85%以上の人たちは、 自分の姿勢を改めることができました。 彼らは自らの言動が間違っていたということを受け入れたのです。 これまで幾度となく、昇進の機会を他人にさらわれ、あるいは 解雇され、もうこれ以上辛い経験をしたくないと、それまで 周囲に与えていた自分へのイメージを払拭することを誓ったのです。 彼らは辛抱強く自分を変え、いまや自分の能力をあますところなく 発揮しています。 残りの15%の人たちには、ある種の共通した特徴があります。 彼らは自分たちにチャンスが訪れないことを社内政治や 他人のせいにし、会社のルールを真剣にとらえず、自分たちを 凝り固まった組織の犠牲者と位置づけ、まわりのどんな アドバイスにも耳を貸さず、むしろまわりに問題があるとして 部下や同僚に食ってかかるのです。 たとえ会社を去ったとしても、彼らはまた同じことを 新しい職場で繰り返します。 私はこれまで、キャリアに行き詰まった社員とその上司とに インタビューを多くしてきましたが、興味深いことに、 上司が「絶対に受け入れがたい」と考える行動について、 本人は「まったく問題がない」と認識していることがよくあります。 これは、その人の将来のキャリアを閉ざしてしまうほど 深刻な問題です。 |
2015-06-12 |
「痩せにくくなった」 「ボディラインが崩れてきた、肌にハリがなくなってきた」 「疲れやすい、疲れがとれなくなった」 こうした肉体的な衰えを食い止め、若々しいからだを 手に入れるために、もっとも有効な手段が 「下半身に筋肉をつけること」なのです。 なぜ筋肉か、なぜ下半身なのか。 それには当然根拠があります。(略) たとえば脳。 脳を活性化するには、頭を使うトレーニングが効果的と 思われているかもしれませんが、じつは、手足を動かすことほど 脳の活性化につながるものはありません。 最新の脳科学によって、運動をして筋肉を動かすことで、 脳の神経成長因子が35%も増えることがわかっています。 また、「痩せる」ということを考えてみても 筋肉ほど脂肪をエネルギー源として消費してくれるものはありません。 筋肉量を増やせば、普段の生活のなかで使われているエネルギーが 多くなり、効率的に脂肪は燃焼されます。 反対に、筋肉が少ないと、食べ過ぎていなくても、 エネルギーとしてうまく消費されずに脂肪になりがちです。 また、筋肉量が多いと、疲れにくくなります。 たとえば、これまで階段を使うとすぐに疲れてしまっていたのが、 ラクにできるようになる、ちょっと走ってもバテなくなるなど、 生活の中で、「疲れ」を感じることが少なくなってくるはずです。 |
2015-06-11 |
必要以上に摩擦を恐れない。 目の前の「和」にこだわるあまり、不必要に摩擦を恐れることが、 物事がうまく前に運ばない原因になっていることが多いのも現実です。 これは「安易な妥協」と言うべきもので、 本物の「和」とは異なるものです。 私が新卒で入社した日本の伝統的な大企業である電通に、 社の価値観を評した有名な「鬼十則」(吉田秀夫)という 社則がありました。 10項目のうち次の2つが私が好きだった言葉です。 ○摩擦を恐れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、 でないと君は卑屈未練になる ○周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、 永い間に天地のひらきができる チームワークを重視する大企業の中であえてこれを唱える、 ということはどういうことでしょうか。 私は、「安易に妥協することは、むしろ和を乱すことである」 と理解していました。 一見衝突しているようでも、本気同士でぶつかり合えば、 議論は必ず前に進み、さらに高いレベルで、 本物の「和」を作ります。 |
2015-06-09 |
私たちは、一人ひとりが脳に それぞれ異なった地図を持っている。 というのも、 脳でとらえることは、各人によってそれぞれ異なり、 それによって別個の地図が描かれていくからなんですよ。 だから、同じ事柄に出会っても、一人ひとりが感じ取り、 脳に刻みつけることが異なってくるわけです。 「「言った、言わない」論争なども、まさに 「脳の地図の刻みつけ方」が異なるために起こるのですね」(略) 私たちは、「ピーナツ」とか「バナナ」という 単語の意味については、みな同意するでしょう。 それはみなが同じ形、同じニオイと味を経験しているからです。 しかし「愛」とか「真理」のような抽象的な言葉の 意味については、その意味するところについて議論が起こり、 なかなか同意されないでしょう。 このことは、言語は共有できるけれども、その意味は、 個々人の体験地図に基づいて創造されているので 一人ひとり異なる、ということを示しています。 |
2015-06-08 |
学ばない者は人のせいにする 学びつつある者は自分のせいにする。 学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。 僕は学び続ける人間でいたい。 (2010年11月5日「サッカー人として」より 三浦知良氏の言葉) |
2015-06-05 |
たった5分の運動でも脂肪は燃える 「有酸素運動を20分以上しないと脂肪は燃焼しない」 といわれていますが、これは間違いです。 有酸素運動で燃焼される体脂肪は時間ではなく、 強度に左右されるのです。 強度が高い、息があがるぐらいの有酸素運動では主に 糖質が使われますが、軽く息が弾む程度までの、 人と話ができる強度の有酸素運動は、主に資質が使われます。 ということは、激しい運動ではなくとも 資質がちゃんと使われているわけです。 つまり10分の有酸素運動でも脂肪燃焼は行われるということです。 また、たとえ5分の有酸素運動であっても、 休憩を入れてまた5分運動すれば、 10分運動したのと同じ効果があることもわかっています。 |
2015-06-04 |
こじれた関係を一気に解決するのは不可能です。 ほとんどの場合、一つひとつはちょっとした気持ちのすれ違いや 言葉の誤解だったとしても、今の関係になるまでに、 問題が積み重なって、複雑になっているからです。 十年かかってこじれた人間関係であれば、 半分の五年くらいかけるつもりで、少しずつ、 コミュニケーションがとれるような関係に 修復していかなくてはなりません。 人と人との関係は、壊れたからといって、 機械のように「すぐに直す」とか「取りかえる」 というわけにはいかないからです。 こじれた関係の修復は気長に、 小さなことからはじめましょう |
2015-06-03 |
対人関係で相手の言葉にイライラしたり、ストレスを感じる時、 心の中に、「この人の考え方、やり方は間違っている」 という思いがあるのではないですか? 自分が正しく、相手が間違っていると思うから、 変えよう、変えようとしてしまうのです。 間違いを矯正するのは、正しいことだと思っていませんか? そんな時、 「間違い」という言葉から「間」という文字を抜いて、 「違い」と捉えてみてはどうでしょう。 「間」は、文字通り、あなたと間(隔たり)を作ってしまうので、 腹が立つのかもしれません。 (腹が立つ)という感情を直接コントロールするのは困難でも、 考え方、捉え方を変えれば、結果的に気持ちも穏やかになり、 相手を受容しやしくなります。 間違っていると捉えるか、それとも「違う」だけと、 さらに、違っているから素晴らしいと捉えるか。 被害者意識の習慣に流されたり、無意識に楽な方を選ぶのではなく、 常に自分を見つめ、変えられるものに 焦点を合わせ続けることが大切です。 人を変えることにエネルギーを使うのではなく、 自分の考えることに専念してください。 |
2015-06-02 |
うまくいっている人は…一つの目標に固執しない あと一歩の人は…目標を一つづつ達成しようとがんばる 目標は潜在意識を燃やすためのエネルギー、 たとえていえば薪やガソリンのようなものです。 力を発揮するために必要なものであって、 達成するかどうかは二の次です。 そして、燃料は多ければ多いほどいい。 なぜなら無難ではない目標というのは、 自分一人の努力で達成できるものではありません。 タイミングもあるし、周囲のさまざまな状況によって、 方向転換を迫られることもあります。だから、 「今はこっちは脇においておいて、 あっちの目標に切り替えよう」 と考えられることも必要なのです。(略) ひとつの目標に縛られていると、それがダメになったとき、 行き詰まって先に進めなくなります。 必死で目標を達成したとしても、そのとたんに 「燃えつき」を起こしたりします。 目標はひとつ、と決めてかからずに、自分が 「よし、やろう」と感じられるような目標を次々と持てること、 それでこそ、メンタルが常に目覚めていられるのです。 |
2015-06-01 |
うまくいっている人は…問題が小さいうちに解決する あと一歩の人は…問題に気づかないふりをする 問題を見て見ぬふりをしていると、 たいていもっと大きな問題が起こります。 ひどいミスをして得意先に迷惑をかけてしまったり、 社長とケンカになって啖呵を切ってしまい 会社をやめるはめになったり、 肝臓を病んで入院を繰り返すことになったり… というふうに、徐々にトラブルが拡大していくのです。(略) 実際のところ、問題を後生大事に抱えている人というのは、 内心では「なぜそうなっているのか」「何がまずいのか」 「本当はどうすればいいのか」がわかっています。 誰かに言われなくても本当は知っているのです。 けれど、行動を変えるのが嫌だったり、その勇気が出なかったり、 きっかけがつかめないので、認めようとしないのです。 人生がうまくいく人とは、 問題が小さいうちに気づける人です。 |