■2015年06月19日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「熱を生み出す」という役目において、
一番貢献しているのが筋肉です。 体内の熱生産の約6割が筋肉。 残りの2割は肝臓や腎臓。 2割は褐色脂肪(エネルギーを燃やす細胞) となっています。 肝臓や腎臓は自分の力ではどうしてもできませんが、 筋肉量だったら努力次第で増やすことができます。 しかも、6割を占めているのです。 ということは、筋肉量が減ってしまうと、 熱を生み出す力が衰え、体温を維持することが 難しくなるということは、想像ができると思います。 冷え性の人は、普段から平均体温が36℃を欠けるような人は、 総じて筋肉量が少ない場合が多いのです。 体温を上げる、冷え性を改善するためには、 いちばんに取り組まなければいけないのは、 「筋肉量を増やすこと」です。
まゆの感想
中野さんは、さらにこう言っています。
「女性は、筋トレをすると太るとかムキムキになると 誤解されていることが多いのですが、筋肉をつけること、 筋肉を動かすことは多くの女性の悩みの一つである、 冷え性予防、軽減する効果もあるのです。 食事に気をつけるのであれば、その前に、 筋肉を増やすこと、動かすことを意識してください。 そのほうがよっぽど本質的に改善できますし、 合理的な結果が得られるはずです」 低体温の方、冷え性の方は、 冷たいものを飲まない、生野菜を食べない、と気にするより、 筋肉をつけたほうが本質的な改善となるし、 効率がいいということです。 ただ、筋肉が「ある」だけでは、熱は生まれないそうです。 動かして始めて多くの熱を生むそうですから、 ◎熱生産工場である筋肉を増やす ◎筋肉を動かして熱を生産する この両方を同時に行うことが大事だそうです。 筋肉のなかには、血管がたくさん通っていて、 血液が集まることによって、温度が上がるので、 たくさん筋肉があれば、それだけ血液が集まり、 下がった体温は上がるということです。 近頃は男性でも、低体温や冷え性が増えていると言われています。 一仕事終わったら、伸びをする、体を動かす、そして、 筋肉をつけるようにしていく、ことをしていきましょう~ これは、老化防止にもなりますし、 若さを保つ秘訣でもあるそうですから(笑) |
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