■2015年06月17日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
行いのことを、仏教では「業(ごう)」ともいいます。
仏教では、私たちの行いを、 体と口と心の三つの方面から見つめます。 動く、走る、掃除するなどの、体の行いを「身業(しんごう)」 話す、褒める、悪口を言うなどの、口の行いを「口業(くごう)」 きれいだなと思う、お金が儲かる方法を考えるなどの、 心の行いを「意業(いごう)」といいます。 体と口と心の三つの行いが、 私たちの運命を生み出しているのですよ、 と教えるのが仏教です。 何げなくやったり、言ったり、思ったりしていることも、 自分の幸せ、不幸せを生み出すタネだと思うと、 いいかげんにはできませんね。(略) 「誰が見ていなくても、私たちが言ったり、やったり、 思ったりした行いは、結果を生み出す力となって、 消えずに、その人自身に宿るのだよ」 とお釈迦様は説かれます。 これを「業力不滅」とか、「不滅の業力」といわれます。 その力が、あなたの運命を生み出しているのです。
まゆの感想
「身業」「口業」「意業」を、
日々何も考えず、いいかげんにしていると、 いいかげんのタネをまいていることになり、 いいかげんな人生になっていく… 日々少しでも気にして、よいことをしていけば、 よいタネをまいていることになり、 よい人生になっていく… そういうことは、誰かが、おてんとさまが、 ちゃんと見ているから。 岡本さんは、こうまとめておられます。 「私がやったこと全ての行いが力となって、 やがて必ず結果の花を咲かせます」 どんな結果を咲かせるかは自分しだい。 自分がやったことは、すべて自分に戻ってくると 肝に銘じて生きたいと思います。 |
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