■「今日のことば」カレンダー 2005年10月■
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2005-10-31 |
80歳になって、わが家の居間に座って コーヒーを一杯飲みながら思索にふける時、 あなたは、自分の人生をどのように 振り返りたいと思いますか? その中で何を達成していたいですか? そして、 もっと何をしたかったと思うでしょう?(略) 年をとりすぎてしまわないうちに、 一番大切なことはやっておくように 心がけましょう。 |
2005-10-29 |
「ゆうべの会合で○○さんはどういう意味で ああ言ったの?」 「なぜわたしが招待されなかったのですか?」 「彼女はなんて言ってた?」 「わたしこそあの人の親友だとおもっていたのに…」 もうこういう詮索はうんざり。 単なる時間のムダ。 がんばって取材したところで 友情は買えないのさ。 さんざん思惑を働かせ、骨を折ったあげくに、 皆からはナントカさんの親友だと思われる。 そんなこと言われてナントカさんと過ごす時間が 少しでも充実するものだろうか? |
2005-10-28 |
困ったことに、 人の仕事は簡単そうに見え、 自分の仕事だけが大変なものに思える。 しかし、 よりハッピーな人間になりたいと思うなら、 次の2つのことを肝に銘じておく必要がある。 1つは、 全部とはいわないまでも、 大多数の人は最大限の努力をしているということだ。 2つ目は、 どんな仕事も、外から見るほど、 楽でも簡単でもないと言うことだ。 |
2005-10-27 |
「ニュース」と言えば、 まず悪いニュースを考えるのが普通だ。 新聞社のニュース編集室で働く友人によると、 「悪いニュース以外はニュースではない」 のだそうだ。(略) 「驚くべき1日。 1万便の飛行機が事故もなく目的地に無事着陸」 という見出しには誰も目もくれないだろう。 だから、たった1つ起こった事故が見出しになるのだ。 プライベートなことでも同じことだ。 毎日の生活で起こる小さなこと百の出来事は、 それがどんなに恵まれたことであろうと、 当たり前と受け取る。 一方、大きく取り上げて人に話したりするのは、 1つか2つの気に入らない事柄である。 |
2005-10-26 |
周りの環境をできる限り明るくしていこう。 暗闇の一灯の灯し火は、どれほど人を癒してくれるか! 暗闇だからこそ、灯し火はありがたい。 灯し火に惹かれて、多くの人がやってくる。 その灯し火を、たくさん人と分かち合い、 さらに大きな灯し火にしていく。 最初の一灯は、あなたが灯すのだ。 |
2005-10-25 |
目標は、元気が出てくるような ものでなくてはなりません。 つまり、 精神の高揚が感じられ、 楽しく思え、 やる気がでてくるようなもの でなくてはなりません。(略) そのような目標を探してください。 |
2005-10-24 |
人生にどんな風が吹き荒れようが関係ない。 大切なのは、帆をどう立て、 自分をどの方向に向かわせるかである。 幸不幸を風のせいにしても 幸せになれない。 幸せになりたければ、 風をうまく活かすことである。 |
2005-10-23 |
笑いの研究者たちは最近、 笑いは体を健康にするという言葉が 真理であることを立証いたしました。 笑うことはリラクゼーションそのもので、 ストレスを発散し、落ち着いた気分にしてくれます。 1分間笑いころげるだけで、 30分間おこなうリラクゼーションストレッチングに 匹敵する効果があります。 笑いは深呼吸を伴うので、 横隔膜や腹腔が集中的にマッサージされるのです。 それで筋肉の緊張がとけ、 体を活性化する快楽物質が分泌され、 心と体をリラックスしてくれるのです。 |
2005-10-22 |
あいまいなことは あいまいなままでいいじゃない。 居心地が悪いかも知れないけど、 とりあえずは今は あいまいなこととして保留しておく。 心のなかにそういう 保留のための棚をつくっておくと、 人生、ずっとラクになるんだけどな。 |
2005-10-21 |
彼を良くしようとするのではなく 自分が良くなるように努力を あなたの努めは、 夫を良くすることではありません。 自分自身を良くしようとすることです。 |
2005-10-20 |
ほとんどの人生では、成功と失敗は 投げ損ねた釣り糸のように絡み合っている。 失敗が成功を生み、やがてまた失敗し、 再び成功する。 その繰り返しだ。 人生を振り返ったとき、 かつては見事な勝利と思えたものが 色あせて見えることがある。 逆に、その当時は何とも思っていなかったものが、 とても重要な出来事に感じられることもある。 成功が自己満足にすぎなかったり、 失敗が原動力になったりしたことは、 後になってからわかるものだ。 |
2005-10-19 |
自分の行動を、説明や言い訳を せずに実行してもいい。 自分のしていることを 正しいと信じていたら、 説明せずに実行してもいい。 人に理解してもらうためには、 言い訳や理由付けが必要だと 思われがちだが、 いちいち人に行動を釈明する必要はないのだ。 |
2005-10-18 |
「チャンスは一度きり」などという人は、 いったい何を考えているのだろう。 チャンスというものは、 探せばどこでも転がっている。(略) チャンスは一度きりではないと知っていれば、 自分の選択肢を自信をもって探れるし、 新しいチャンスにも心を開く柔軟さを保てる。 そうすれば、ものごとの新しいやり方も理解でき、 過去の失敗を振り返ってチャンスを 再発見することもできる。 チャンスはずっと近くにあったのに、 自分に見えていかなっただけだとわかるはずだ。(略) この宇宙には無限のチャンスがひしめいている。 みんなに行き渡るだけ十分ある。 |
2005-10-17 |
最近、人生における重要な決定を 早く下しすぎる人が多いようだ。 状況の複雑さを考えないで、 手っ取り早くルールを適用するからだ。 あるいは道徳的な基準などないと信じ、 自分の考えで行動するべきだと 思っているからである。 そのどちらにも 魂が欠けているように思える。 |
2005-10-16 |
私たちは、〈怒りの種子〉を心の土壌に まいて育ててしまいます。 これが長く伸びると、 そう、立派な〈イカリ草〉に なってしまいますが、 それはトゲトゲの草で自分も人も 傷つけてしまいます。 ですから、どんなに小さくても 〈喜びの種〉を育てなくてはなりません。 そう、福寿草のようなものを。 |
2005-10-15 |
「愛することは大吉、 愛されることは小吉」 「いつも人に親切にしている人は大吉、 親切にされている人は小吉」 |
2005-10-14 |
人が「~ができない」というときは、 以前やってみてうまくいかなかったから、 という場合がほとんどだ。 だがここで、この言葉を心に刻んで欲しい。 私が生涯、繰り返し繰り返し語ってきた言葉だ。 あなたの過去は、あなたの未来と同じではない。 問題は昨日どうだったかではなく、 今この時に何をするかだ。 |
2005-10-13 |
恋人、仕事、その他の何でも、 今もっているものを失うかも知れないという可能性に、 人は脅かされ、感情を硬直させます。傷つきます。 心が凍り付きます。恐慌をきたします。(略) 失うことの恐怖だけで、 こうしたあらゆることが起こります。 人は今もっているものに必死でしがみつきます。 自分はこれしか値しない、他には何もない、と 感じるからです。 友人が恋人との関係を悩んでいるのを見て、 こう思ったことが今までにいったい何度ありましたか。 「よかった、彼女、とうとうあの男と縁が切れる。 そのほうが彼女のとってずっと幸せなんだから」 それなのに、当人はその恐ろしい喪失に すっかり動転している。 もう生きてはいけない、なんて思いつめているのです。 |
2005-10-12 |
「叩かない人、求めない人に、 門を開ける人はいない」 聖書のことばではありませんが、 求めない者には 与えられることはなく、 門を叩かない者は 開けてもらえないのです。 運命の扉、 学問の扉… 人生にはいろいろな扉がありますが、 「扉を開く」ということは、 門を叩くことから はじまるのではないでしょうか。 |
2005-10-11 |
重大な危機や窮地に直面した時、人が最初に 考える言葉は何か、最初に口にする言葉は何か? 私はそれに注目し、大勢の体験者に 尋ねてみたことがあります。 もっとも多かったのは、 「何とかなる」「大丈夫」というもので、 その言葉で自分を奮い立たせ、逆境を乗り越える ことができたという答えが圧倒的でした。 一方で、倒産や自己破産などに追い込まれるという 悲劇的な結末を体験した人々に聞いたところでは、 「もう無理だ」「私はできない」がトップでした。 否定的な言葉を発すると、脳は残酷にも、 その意向に沿って、ただちに「できない理由」を 山ほど探してきます。 「できる」こともまだあるのに、見向きもせずに、 できないデータばかりを集めてきます。 その結果、「無理」「できない」は 確定するに至るのです。 最初のひとことがあなたの脳を支配します。 |
2005-10-10 |
「ほめ言葉の御利益」というものがあります。 きれいだとほめられた人ではなく、 ほめた人のほうが美しくきれいになるという 摩訶不思議な現象です。 自律神経系は、人称の区別がつきません。 主語を解さず、すべて言葉を発した当事者の こととして読み取ります。 ですから、まわりにいる人を ほめまくっていると、ほめ言葉の影響により、 自分自身がどんどん美人になっていけるのです。 |
2005-10-09 |
がらくたを片づけると 気分がよくなるだけではありません。 あなたの人生に新しいスペースができるため、 新しい「いいこと」、 新しいエネルギー、 新しい人々を あなたの人生に引き寄せるいい方法でもあります。(略) あなたの人生が ぎゅうぎゅう詰めになっていたら、 新しい「いいこと」が入ってくる余地が どこにあるでしょう? |
2005-10-08 |
ほめることは 決しておおげさなことではありません。 相手の中に「いいなぁ」と思えるところが みつかったら、口に出して言ってみる。 好きなことは好きと言ってみる。 つまり、自分の中のポジティブな感情や プラスの考え方をそのまま表に出すことが、 ほめるということなんだと思ってください。 「ほめるにふさわしい証拠が見つからなければ ほめてはいけないし、ほめるときは、 その証拠をきちんと相手に説明できなればいけない」 などと、むずかしく考える必要はありません。 いいな、と思う気持ちを ぽっとそのまま外に出せばよいのです。 |
2005-10-07 |
アメリカの俳優エセル・パリモアは、 かつてこういった。 「大切なのは、何かを知ったその後で、 学ぶことである」(略) 重要なのは、知っているということではなく、 知っていることで 何をやるかということなのだ。 |
2005-10-06 |
「些細なことだが、釈然としない」とか 「どうでもよいことなんだが、なんだか引っかかる」 というときはたいてい、 自分が軽視されたというかすかな思いが 残ったときである。(略) 時には、不愉快な感情だけが強く意識されて、 なぜ不快なのか自分でも説明できないことがある。 理由ははっきりしないが、 何となく不満感が残ったり 後味が悪かったりしたときというのは、 たいてい尊重の期待はずれが原因である。 つまり、自分が密かに期待したほどには 相手から尊重されなかった場合なのである。 |
2005-10-05 |
すぐに立ち直る。 これも持続性の重要なポイントだ。 一時的に情熱がさめ、 やる気がなくなることがあっても、 けっして絶望的になって 夢を捨てたりせずに、 すぐに気を取り直して立ち上がろう。 |
2005-10-04 |
大成功を収めたビジネスマンが私のセミナーに 参加した時に教えてくれたことがある。 自尊心を同じレベルに保つ秘訣は、 毎日出会う人びとに対して、 彼らが自分に期待していること以上のものを 提供するのだそうだ。 相手の予想を上回ったサービスやプレゼント、 いいニュースでびっくりさせたりすると、 相手は気持ちが高揚する。 それが、まわりまわって 自分のところで戻ってくるのだそうだ。 「毎日、誰かをびっくりさせよ」 もし、一日一人、 誰かの期待を越えることをする、 と決心したらどんなことが起こるか、 想像してみるといい。 一日たった一人。 そう、たった一人でいい。 |
2005-10-03 |
「みんなから理解されたい」という気持ちを捨て、 「理解してくれる人だけ、理解してくればいい」 「わかり合えない人、わかってくれない人は、 そのままでいい」 「わかり合える人とわかり合え、触れ合える人と、 触れ合えれば、それでいい」という 強い信念を持つこと。 必要ならば、人とのつながりを諦めたり、 断ち切ったりする勇気を持つことです。 余分な人間関係、無理な人間関係や付き合いを 「捨てる」勇気を持つことが、 人生をタフに、さわやかに生きていくために 最も必要なものだと思います。 |
2005-10-02 |
自分でさえ、汚い、みにくいと嫌い、 隠していた傷口を「見せてごらん」と 自分の手にとり、 くすりをぬり、うみを取り、 ほうたいを巻いてくれる人を 自分の身近に持つ人は幸せである。 こうしてはじめて、私たちは、 自分のみにくさを見つける勇気を 得ることができる。 愛してくれる人とはそういう人である。 ほれぼれとする姿だけでなく、 どんな姿においても、 そのみじめさ、みにくさも、 ともに見つめてくれる人である。 |
2005-10-01 |
心の中で相手を責めていれば、 それは言葉には出さなくても、 表情や態度に必ず表れます。 相手は、その表情や態度を キャッチして反応するのです。 |