■2005年10月11日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
重大な危機や窮地に直面した時、人が最初に
考える言葉は何か、最初に口にする言葉は何か? 私はそれに注目し、大勢の体験者に 尋ねてみたことがあります。 もっとも多かったのは、 「何とかなる」「大丈夫」というもので、 その言葉で自分を奮い立たせ、逆境を乗り越える ことができたという答えが圧倒的でした。 一方で、倒産や自己破産などに追い込まれるという 悲劇的な結末を体験した人々に聞いたところでは、 「もう無理だ」「私はできない」がトップでした。 否定的な言葉を発すると、脳は残酷にも、 その意向に沿って、ただちに「できない理由」を 山ほど探してきます。 「できる」こともまだあるのに、見向きもせずに、 できないデータばかりを集めてきます。 その結果、「無理」「できない」は 確定するに至るのです。 最初のひとことがあなたの脳を支配します。
まゆの感想
どんな場合にも、第一声は
「これで良かった」 と言うのがいいそうです。 そうすると、脳は「大丈夫なのだ」と理解し、 「これで良かった理由」や「うまくいく方法」を 次々と見つけ出してくれるそうです。 何かあったとき、 この最初に自分に言う、一言が大切だと 口ぐせ博士の著者は言っています。 何か起こったとき、 右往左往したり、ジタバタしてしまって、 自分を見失い、すぐに否定的なこと、 悪いこと、言い訳ばかりを考えがちだけど、 こんなときに「ちょっと待て」と 落ち着かせて、自分を力づける、 自分のことばを持つといいのだと思う。 人によって、その言葉は違うと思うが、 「よしっ、これからだ」だったり、 「これで良かった」かも知れないが、 この言葉を自分に言うことによって、 気持ちが落ち着け、勇気を取り戻せ、 前向きに進めるような言葉、 そんな言葉を持つことが大切なのだと思う。 ■感想、ご意見などよろしければ、ぜひ送ってください。 お待ちしております。お返事、必ずいたします。 こちらまで→メールを送る ■メールマガジン(月~金)も発行しています。 購読のお申込は→バックナンバー、購読はコチラから |
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