■2005年10月17日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
最近、人生における重要な決定を
早く下しすぎる人が多いようだ。 状況の複雑さを考えないで、 手っ取り早くルールを適用するからだ。 あるいは道徳的な基準などないと信じ、 自分の考えで行動するべきだと 思っているからである。 そのどちらにも 魂が欠けているように思える。
まゆの感想
何でもす早くすることが、
「能力がある」とか、 「当たり前」だとか、 よしとされる、そんなふうに 世の中が動いているように思える。 スピードあることがすべてのような、 す早いことが何にもまして価値があるかのように、 そんなふうに見える。 「本当にそれでいいのだろうか…」 こう頭の中では、疑問に思いながらも、 実際には、自分もこの中に巻き込まれている。 そして、す早さで、 よし、悪しを、判断していることも多い。 しかし… ものごとには、 時間をかけた方がいいこともあるし、 また、かけねばいけないこともあると思う。 時間をかけるもの、かけないもの… この、見極めが大事だと思うのだ。 この頃は…、 このかかる時間の中に、魂があるのではないかと思う。 かけた時間の分だけ、魂が入るのではないかと思う。 今のこの時代の、す早さの中で生きていて、 自分の魂だけは見失いたくないと思うのである。 ■メールマガジン(月~金)も発行しています。 購読のお申込は→バックナンバー、購読はコチラから |
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