■2005年10月13日の「今日のことば」■
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恋人、仕事、その他の何でも、
今もっているものを失うかも知れないという可能性に、 人は脅かされ、感情を硬直させます。傷つきます。 心が凍り付きます。恐慌をきたします。(略) 失うことの恐怖だけで、 こうしたあらゆることが起こります。 人は今もっているものに必死でしがみつきます。 自分はこれしか値しない、他には何もない、と 感じるからです。 友人が恋人との関係を悩んでいるのを見て、 こう思ったことが今までにいったい何度ありましたか。 「よかった、彼女、とうとうあの男と縁が切れる。 そのほうが彼女のとってずっと幸せなんだから」 それなのに、当人はその恐ろしい喪失に すっかり動転している。 もう生きてはいけない、なんて思いつめているのです。
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この例のように、
他人のことはよく見えるが、そして、 「なんでそこまでしがみついているんだろう」 「そんなもの、失っても生きていけるよ」と 思うことがあるが… 自分のことを振り返ってみれば、 失いたくないものを 案外持っていることに気がつく。 「これがなかったら生きていけない」とか 「これだけは失いたくない」とか 「これを失わないためなら何でもする」とか。 しかし、私はある時に気がついた。 どんなに自分が何をしても、努力しても、 「失うときには、失うのだ」と。 そう気がついたら、とても楽になった。 失わないための努力をしなくてもよくなったからだ。 その失わないための努力が自分にとって、 かなり辛い努力だったことに気がついたのだ。 失っても生きていけると、気がついたのだ。 「失ってもいい…」 「失っても大丈夫」 そう思ったら、とても楽になった。 失う恐怖から解放されたのだ。 そして、失うことが怖くなくなると、 「自分が強くなる」と、感じた。 無理な無理もしなくなるし、 逆に「失うものは、何もないなぁ…」と思えてきた… 不思議であるが、これは本当である。 どうしてなんだろう… ■メールマガジン(月~金)も発行しています。 購読のお申込は→バックナンバー、購読はコチラから |
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