■2005年10月27日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「ニュース」と言えば、
まず悪いニュースを考えるのが普通だ。 新聞社のニュース編集室で働く友人によると、 「悪いニュース以外はニュースではない」 のだそうだ。(略) 「驚くべき1日。 1万便の飛行機が事故もなく目的地に無事着陸」 という見出しには誰も目もくれないだろう。 だから、たった1つ起こった事故が見出しになるのだ。 プライベートなことでも同じことだ。 毎日の生活で起こる小さなこと百の出来事は、 それがどんなに恵まれたことであろうと、 当たり前と受け取る。 一方、大きく取り上げて人に話したりするのは、 1つか2つの気に入らない事柄である。
まゆの感想
この本には、こんな質問が載っています。
「1日に20の仕事をして、 そのうちの19はうまくいったとします。 さて、夕食時の話題にするのは、 どちらでしょう?」 あなたなら、どちらをしますか? 私なら、おそらく うまくいかなかった1つの話しをすると思う。 自分にとって、とてもインパクトがあるし、 印象に残ってしまうからだ。 こうして考えてみると、 たくさんのうまくいっていることがあって、 それは、静かに毎日何ごともないように 粛々と淡々と行われていて、 話題になることも、顧みられることもない。 しかし、実は、 そんなたくさんの何ごともなかった上に、 毎日の生活は成り立っているのではないだろうか。 このことについて、著者はこんなふうに言っています。 「ほら、いろんなことがうまくいって、 ここにこうしていられるのは、とてつもなく ラッキーなことなんだよ、と言いたい」と。 そうだなぁ… 何ごともなかったいいことも、もっと数えて、 感謝してもいいなぁ…と思ったしだい。 ■メールマガジン(月~金)も発行しています。 購読のお申込は→バックナンバー、購読はコチラから |
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