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■「今日のことば」カレンダー 2006年10月■

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2006-10-31 大相撲でも同じ稽古をしても、
どんどん強くなる人と、脱落する人がいます。
そして、強くなる人と脱落する人では稽古に対する
姿勢が違うというのです。

同じ稽古でも、全力を出すか、
力を抜くかによって差がつくそうです。
十の力があるとして、七分八分しか力を
出さない人は落ちていきます。
十一の力をつけようと頑張る人は、一晩寝ると、
十一の力がついています。今度は十二。
それを繰り返すうちに何十という力になり、
大関や横綱になれるのだということです。

スポーツの世界だけではなく、私たちの、
日常生活でもまったく同じです。
全力投球して、限界を超えようとすると、
次の新たな力がわき出ます。
すべてを一生懸命にやることで、
自分の世界を広げることができます。
2006-10-30
人を動かすためにしなくてはいけないことは、
説明することではありません。
心に火をともすことです。(略)

最悪なのは、やみくもに
「動け、動け」と言ってしまうことです。
「動け」と言われても、人間は動きません。
心地よい環境をつくることによって初めて、
人はやりがいを持ってどんどん動くことができるのです。

今、自分のやっていることは、
まわりの人の心に火をともしているか、
火を消しているかを考えてください。
2006-10-29
あなたにはあなたのたましいに合った道があります。
歩む道が正しいかどうかを知るには、
あなたの心に尋ねることです。

生き生きとし、満たされていると感じるなら、
あなたは適した道のりにいるのだ
という確信をもてるでしょう。

しかし、心が虚しく飢え、葛藤しているなら、
もっと深く見ることです。
あなたのたましいが何かを言おうとしているのだから。(略)

たましいを満たすことが、
あなたに真の平和をもたらす唯一の目標なのです。
2006-10-28
完璧なのは神様だけだ。
間違いをしない人はいない。
間違いをしないに越したことはないが、
もし間違えたときには訂正し、
その責任をとればいい。

間違いを奨励しているわけではないが、
間違いは恥ずかしいことではない。
誰にでも、いくつになっても間違うことはある。
それに気づけないと、
言い訳したり理屈を付けて、
自分で責任をとれなくなる。
2006-10-27
結局、人を動かしていくのは、小さな積み重ねです。
「100のことを同時にやれ」と入れても難しい。
1つ1つのことをやっていくことによって、
相手は動いていきます。
「1つの大きな石を動かせ」と言われても動きません。

小さな石を1つずつ動かしていくことによって、
最終的には大きな石を動かすのと同じことになります。

小さな石を動かした時に、
「あの石、動いてよかったね」
と言ってあげることが、
結果として大きな石を動かすことにつながります。
2006-10-26
些細な気がかりで人は動けなくなっていきます。
行動が鈍ります。
ましてや、小さな気がかりが束になって
残っているとしたらどうでしょう。
気持ちが占領されてしまいます。
大きな憂鬱の原因です。
これが「未完了」といわれるものです。

「未完了」が多くなっていくと気分が重くなってきたり、
精神的にもイライラしたり、寂しくなったり、
自信がなくなったり、人に会うのが面倒になったり、
もやもやとしてきます。
あなたは、こんな状態で目標や夢に向かえますか?
きれいさっぱり「未完了」を「完了」させていきましょう。
2006-10-25
いい加減な人は、
自分の人生もいい加減にしています。

生き方が安易であると、
人間関係も安易になります。

享楽を好む人には、
同じように享楽を愛する人が集まります。

虚栄心が強ければ、
虚栄心を満たしてくれる人が集まるものです。

その場しのぎの関係では、将来の展望は見えません。
そして索漠たる環境が築かれて、孤独になっていきます。
2006-10-24 ブルックリン・ドジャーズに入団したジャッキー・
ロビンソンは、歴史上初めての黒人大リーガーになった。
当時のドジャーズのオーナーだったブランチ・リッキーは、
ロビンソンに言った。
「覚悟しておけよ。いままで考えてもみなかったような
 屈辱を浴びるぞ。だが、おまえがやり抜く気なら、
 おれはとことんおまえを応援するからな」
はたして、リッキーの言うとおりになった。(略)

スタンドの観客から、味方チームから、対戦チームから、
彼は毎試合、人種差別的なヤジを浴びせられた。

ある日、ロビンソンはいつも以上にひどい目にあった。
自分の方向に飛んできたゴロを2度までお手玉して
しまったため、球団全体から沸き起こったブーイングが
雨あらしのように降りかかったのである。

そのとき、何千もの観客が見守る中、チームキャプテンで、
ドジャーズの遊撃手であったピー・ウィー・リーズが、
彼のそばまで歩いていき、試合の最中なのに、
彼の肩に手をまわした。

「あれで、ぼくの野球選手としての人生は救われた」
後日、ロビンソンはそうふりかえる。
「ピー・ウィーのおかげで、ぼくはチームの
 一員なんだって感じることができた」
これこそ、キャプテンに課せられた仕事である。
2006-10-23
長い人生、山もあれば谷もあります。
どんな人にも
こうした山と谷が大なり小なりあるのです。

そうした中でも、
自分がこうだと思ったら、
それを諦めないで貫くことが
自分を信じることなのです。

それが自分という人間を
つくることでもあるのです。
2006-10-22
「私の言っていることは常識的だと思います」
「私は自分の義務を果たしているわ」
「私は誤解されている」
という考えを握りしめている人に、
心の平安は来ないのです。

いかに自分がちゃんとやっているか、
立派であるか、
相手の犠牲になっているか、そして
相手がいかにその正反対であり、
間違いを重ねているかという
リスト項目を増やすこと…
言ってみれば、証拠集めに忙しく、
心の休まるときがありません。
2006-10-21
実現しなかった「大きな一歩」より、
実際に踏み出した「小さな一歩」(略)

結局実現しなかった大きな一歩より、
実際に踏み出した小さな一歩のほうが、
効果が高いことを忘れないでほしい。
2006-10-20
コミュニケーションの目的とは、お互いを安心させ、
お互いを勇気づけ、元気づけることです。

なぜなら、わたしたちはたったひとりで
生存できるわけではではないからです。
まわりの人をいかに生き生きさせるかということが、
あなたがより豊かに生きていく、
もっとも効果的で確実な方法だからです。
つまり、まわりが沈み込んでいたり、
落ち目になってしまったら、あなたの
生存も基本的に危ぶまれていくのです。(略)

お互いに元気づけ合っていることが必要なのです。
2006-10-19
人にエネルギーを注ぐと、
それでこちらのエネルギーが失われてしまうかといえば、
そうではなく、注ぐことによって
またそのエネルギーが大きくなってこちらに返ってくる。(略)

人にエネルギーの波動を伝えることで、
それが跳ね返ってきて自分のエネルギーが大きくなる。
呼吸と同じように循環しないと、それは死んでしまいます。(略)

ただ人からパワーをもらおうとするのではなく
人にあげようと思うと、エネルギーは泉のように湧いてきます。
それはどんなに疲れていると思えるときでも、
与えようと思えば湧いてくるんです。
2006-10-18 種はたくさん播いておきましょう。
畑に種をせっせと播いておくと何本かの芽を出します。

親が子供の心によい種をたくさん播いておくと、
親がこの世を去ったあとに、子供は思いがけず、
親の播いてくれた種が自分の中で大木に育ち、
実を付けているのを発見することがあります。

そんな時、人は誰でも親のありがたさを、
どんな時より身にしみて感じるのです。
2006-10-17
非現実的なスケジュールを立てていないか?

成功とは、階段を一段ずつ昇って勝ち取るものなのだ。
しかも、次のレベルに進むのにどれだけ時間がかかるか、
わかるとはかぎらない。

自分の進歩を他人の進歩と
比較したくなる衝動を抑えよう。
あなたの進歩はある人たちよりは早いが、
他の人たちよりは遅い。

ポジティブな心の姿勢を維持し、行動を起こし、
軌道修正しよう。
そうすれば、結果はついてくる。
2006-10-16 人が生きるということは、
「機械的に日課をこなす」ことではありません。

私たちは生身の人間であって、
機械仕掛けの人形ではないのです。(略)

私たちは人間です。
せっかく人間としてこの世に生まれたのだから、
人間らしく生き生きと日々を過ごしたいものです。
2006-10-15 ユーヌス教授はことがあるごとに言っている。

「そんなことは無理だ、だめだと言われ続け、
 その説明も聞かされてきた。
 でも、やってみたらできたんだ、
 いままで誰もやったことがないが、
 素晴らしい成果を上げることができたんだよ。」

モハメド・ユーヌスとの対談から抜粋
『ラピス・マガジン』から転載
2006-10-14 「和敬清寂」わけいせいじゃく

キュウリとしらすの和え物は、それぞれの味が
引き立って美味しいけれど、これをミキサーにかけて
どろどろのジュースにしてしまったら、
どちらの味も死んでしまう。
キュウリとしらすは、それぞれの個性そのままで、
一緒に小鉢にいてくれるのが平和です。

仲良しでいるということは、自分を相手に
合わせていればいいというものではなく、
自分という個性をそのままに、相手の個性も
そのまま認めて一緒に過ごすということ。
これが「和」です。

和でいるコツは、相手を敬うこと。
その結果、居心地のよい清々しい関係ができます。
2006-10-13
どんな体験も
その表面だけで判断してはいけません。
これ以上ひどいことはないと思える体験が、
最良になることもあるのです。(略)

何か心傷むことが起こるとき、
それは物語の終わりではありません。
それは本の中のひとつの章に過ぎないのです。
物語が終わりになるまであきらめないでください。
そうすれば、
起こったことすべての意味と価値がわかるでしょう。
そして、あなたが目覚めるために、
それらがどう役に立ったかわかるでしょう。
2006-10-12
あなたには、
あなただけが贈ることのできる
贈り物があります。

それを贈るのです。
2006-10-11
あれも言いたい、これも言わなければと
思うときほど、ちょっと立ち止まって、
自分の心、相手の心にどれくらい
“ゆとり”があるかを
振り返ってみることが大切なのです。
2006-10-10 過ぎてしまった過去と他人の心を変えることは、
決してできません。けれども、
過去の事実をどのように受け止めるかは、
その人次第なのです。

割り切りすぎと感じるかもしれませんが、
考え込んでも変えられないことに
貴重な時間やエネルギーを注いだり、
無理な関係に固執するより、
もっと自分のためになる、
建設的なことに考えを巡らせ、
自分の力を使うのが、
自分のためだと言えるでしょう。
2006-10-09 現在(いま)、その基礎がしっかりしていなければ、
将来理想のゴールに到達することは不可能だ。
にもかかわらず私たちは、
よりよい未来に憧れるばかりで、
現在(いま)をないがしろにしている。

そしてつぶやくのだ。
「あれさえ手に入れば、うまくいくんだけどなぁ」
「このクレジットカードの借入をきれいに返し終えたら、
 ずいぶん楽になるんだが」
「素敵な結婚相手さえ見つかれば、幸せになれるのに」…

どういう問題であれ、
いちばん早く解決する方法は、
正面切って取り組むこと。
それを忘れないでほしい。
2006-10-08
人のいうのは、誰かと対したとき
「この人は自分と同じ世界の人か、違う世界の人か」
を瞬時に判断しているものです。
相手の身なりや顔つき、動作といったものから
発せられる電波を瞬間時にキャッチして、
自分と同じ世界の人かどうかを判断し、
選択しているものなのです。

いうなれば、自分のまわりにいる人たちが
どのような人かをながめると、自分がどのような
電波を出しているかがある程度わかります。
逆に自分の発する電波を決めることで、
集まってくる人たちを変えることもできるのです。(略)

ですから「自分にとって必要な人はこういう人」
と決めたら、そういう人を、
引き寄せられる電波を発していくということが、
とても大切になってくるのです。
2006-10-07 チャーリー・ブラウンは、
「何をやってもうまくできない」症候群
に苦しんでいた。

ルーシーは、そんな彼にいつでも
欠点を指摘してあげた。

あるとき、ルーシーは腰に手をあてながら
こう言った。

「チャーリー・ブラウン、
 あんたって人生の
 ファール・ライナーよ!
 サッカーのオウン・ゴールよ!
 ビリヤードの空振りよ!
 18番のボギーよ!
 ボーリングのガーターよ!
 湖に落っこちた釣り竿とリールよ!
 フリースローの失敗よ!
 大きくそれた9番アイアン、わかってるの?
 あたしの言ったこと、理解した?」
2006-10-06
曹洞宗の開祖である道元禅師も

「悪いことをしても、別に困ったことが
 起こらないから大丈夫なのだとか、
 良いことをしても、
 良い運がこないからむなしいなどと
 考える人もいるがそれは間違いだ。

 時期がくれば必ず悪いことをした人の運は悪くなり、
 良いことをした人の運は良くなる」

と言ってます。
これを「時節因縁」といいます。
つまり結果が出てくるには時間がかかるのです。
2006-10-05
私たちのような小兵力士が横綱と闘おうとしたら、
頭を使い、創意工夫をこらし、まったく独自の
戦法を編み出すほかないのだ。

だから私は、常識的に考えたら、
「可能性がない」という分野や技術に力を注ぐ。(略)
「そんなものは無理だ。売れっこない」と、
誰もが最初から見向きもしないテーマがみつかったら、
どんな困難でも挑戦してみる。
知力と情熱を全力で集中させれば、必ず道は開ける。

「誰もやらない、だからやる」
が、私の信条である。
2006-10-04 毒になる人は、いつも相手を自分のレベルまで
ひきずりおろそうとする。

あなたにできないことをすべて指摘して攻撃する。
「不景気だ」「困っている」
「まもなくあなたの人生に問題が起こるだろう」
「将来、ひどい事態が予想される」
というような、あなたの気分を滅入らせることを
面と向かって平気で口にする。(略)

毒になる人の話を聞くと、あなたは
すっかり暗い気分になって落ち込んでしまう。
こういう人のことを「ドリーム・キラー(夢を壊す人)」と
表現した本を読んだことがことがある。
また「エネルギーの吸血鬼」と書いた人もいる。
2006-10-03
人生では、
望みの状態を保つために努力することも必要だ。
なんだかんだと理屈をつけて、
だらしなさに甘んじてはいないだろうか。

だが、
手のつけようもないひどい状態になるのは意外と早い。
2006-10-02
こういうふうに考えてください。

たとえ相手が間違っていても、
相手はまだそこまでしか成長していなくて、
それだけの経験しかないのだからしかたないのだと。
その人はそれ以上うまくやることができないのです。
もしもできるなら、とっくにそうしているでしょう。

ですからあなたとしては何か一言あっても、
相手は相手なりに正しいのです。
2006-10-01
カウンセラーは、
「あなたのお父さんは、あなたが99%うまくやっても、
 うまくできなかった1%に焦点を当てる人だったんですね」
と言いました。(略)

その時から私の心は軽くなり、
99%うまくいったことのほうを受け取り、
うまくいかなかった1%を見逃せるようになりました。

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!


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