■2006年10月30日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人を動かすためにしなくてはいけないことは、 説明することではありません。 心に火をともすことです。(略) 最悪なのは、やみくもに 「動け、動け」と言ってしまうことです。 「動け」と言われても、人間は動きません。 心地よい環境をつくることによって初めて、 人はやりがいを持ってどんどん動くことができるのです。 今、自分のやっていることは、 まわりの人の心に火をともしているか、 火を消しているかを考えてください。
まゆの感想
人は、自発的に「動く」とき、
やる気を感じ、イヤだと思わず動く。 しかし、人に強制されて「動く」と、 やらされている感じを持ち、 反発したくなったり、イヤイヤやるようになる。 命令されると、なおのことである。 だから、人を動かすときには、 その人が、自発的に動きたくなる火をともすことが 大切なのだとこの本では言っている。 何かをやってほしいとき、 ついつい、「あれやって、これやって」と 言ってしまいがちだけれど、 それでは、本当の意味で人は動かない。 自分のこととして考えてみればわかるが、これでは、 一時は動くけれど、自発的ではないので継続しない。 何度も何度も「あれやって、これやって」と 言う方も、言われる方も、 そのうち両方イヤになってしまう。 それより、どうやったら、その人が、 自発的に動くようになるか、環境を整えたり、 「心に火をともすこと」が大事なのだと思う。 わかっていても、これが、 なかなかむずかしいのだが、 そう、心がけたいと思う。 |
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