■2006年10月15日の「今日のことば」■
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ユーヌス教授はことがあるごとに言っている。
「そんなことは無理だ、だめだと言われ続け、 その説明も聞かされてきた。 でも、やってみたらできたんだ、 いままで誰もやったことがないが、 素晴らしい成果を上げることができたんだよ。」 モハメド・ユーヌスとの対談から抜粋 『ラピス・マガジン』から転載
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今日のことばは、先日ノーベル平和賞を贈られた、
モハメド・ユーヌス氏のことばである。 この本の中に、氏の話が載っている。 何をした人かと言うと、1974年頃から、 バングラデッシュの貧しい農民(特に女性に) 少額を無担保で融資する画期的な仕組みの、 「グラミン(農村)銀行」をつくり、 多くの貧しい人を助け、女性の社会参加を促し、 そののち、貧困対策の有効手段として世界中に 知られるようになった、ことをした人なのである。 当初、貧しい女性42人を助けようとして 必要なお金は、30ドルだったそうである。 これを氏は、自分で出して、その後、銀行に 融資話を持ちかけるが、どこの銀行でも断られ続け、 無理だ、だめだ、できないと言われ続けたのである。 そこで、氏は自分の私財を投じて銀行を作ることをして、 1983年に、この仕組みを作ったのである。 そして現在、この銀行のあり方は世界中のお手本となっている。 その氏の言ったことばである。 万感の重みのあることばだと、思った。 |
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