■「今日のことば」カレンダー 2016年9月■
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2016-09-30 |
人間の不幸の多くは、他人も自分と同じように考えるはずだ、 と思い込むところから始まります。 「どうしてこんな常識的なこともわからないんだろう」 「当然謝るべきところなのに、なぜそうしないんだ」 などと考え、他人に不信感をもち、恨みを抱き、 それが忘れなくなっていく… いやなことが忘れられなくなるのには、 こんなプロセスが多く働いているようです。 もしかしたら忘れることの究極の方法は、 人は皆別々の考え方をしているという事実を受け入れることかも しれませんが、それは言うは易く、行うは難しです。 |
2016-09-29 |
コンプレックスや弱点があるなら、 どんどん人前でさらけ出しましょう。 そうすれば、あなたのサポート役を買って出てくれる人も 現れるものですし、他人が教えてくれることも多々あります。 また、自分の弱みを伝えることができる人は、 自分を冷静に評価できているという意味での 評価も得られるものです。 自分の弱みに気づいてない人は、周囲から危うく映ります。 特に、人にものを頼む時には 「自分にはこれができない」と、 はっきり伝える方がいいでしょう。 そうすると、相手はかえって労力を惜しまず、 良い仕事をしてくれる可能性が高いのです。 もともと人は、他人の弱点や弱みなどさほど気にしてはいないもの。 誰だって、苦手なことはあるからです。 |
2016-09-28 |
借りたものをそのままにしてはいませんか? とくに些細なものに注意しましょう。 お金でいえば、一万円とか五千円といった多い金額は、 早く返そうという意識があるものですが、 小銭のほうは、忘れがちなので気をつけましょう。 小銭が足りないときの十円、あるいは百円程度の借りも きっちり返しましょう。 「返さなくてもいいよ」といってくれても、 やはり貸したほうは憶えているものです。 小銭だけでなく、本や資料なども、 見終わったら早くお返ししましょう。 さもないと、必要なことがあっても、 次からは貸してもらえなくなるでしょう。 ブラックリストに名前が残りかねません。 仕事でも、資料はもちろんのことですが、 相談にのってもらったことや問題の解決のヒントを いただいたときにもそのままにしておいてはいけません。 「アドバイスいただいたおかげでいいものができました」 と、お礼の言葉を伝えてはじめて返却完了です。 |
2016-09-27 |
生き方を少し変えると、ふだんの立ち居振る舞いも 学びの意味を持つのです。 命日だけにしか、花をたむけなかった仏壇に、毎日、 花を飾り、線香をあげて手を合わせるようにする。 思っていても口にしたことがなかった 「ありがとう」の言葉を夫や妻にいってみる。 適当なところで切り上げていた仕事のスタイルを 「もう、一踏ん張り」頑張るものに変える。 大げさなことをしようとする必要はありません。 それらも立派な行です。 心の学びです。 |
2016-09-26 |
私たち人間のすることには完全なことなどはあり得ないのです。 すべては未完成です。 ですから、もし、今まで歩んできた道がまちがっていたと 気づいたら、方向転換をすればいいのです。 習慣が人をつくる、と言い続けてきましたが、 やみくもにそれに固執することはないのです。 新しいビションを描き、そのビジョンに今までの習慣が 合わなくなることだってあるのです。 そんなときには、フレシキブルに考え方を変え、 新しいより良い習慣を作り出していけばいいのです。 「今どうするべきか」 「今までの考えをあらためるべきかどうか」 それを、つねに考える習慣をつけていただきたいと思います。 |
2016-09-23 |
お金がないと生活は苦しい。 しかし、お金があれば安易な解決でその場をやり過ごす。 結局、問題を隠したままで時が過ぎる。 お金は、あってもなくても大変なのだ。 お金さえあれば、と思うが、手にした途端、 無意識の慢心を生む。 お金があっても幸せになれる人は、なくても幸せだろう。 「お金さえあれば幸せになれる」と思う人も、 「お金があっても幸せになれない」と思う人も、 どちらもお金とうまくかかわる人にはなれないだろう。 それにしても、大金はなくても、 働く場、働いたら自活できる給料は最低限必要。 今の政権に宝くじは期待しないが、地道に生きるようとする人が 人生を悲観せずに歩める環境を望んでいる。 |
2016-09-21 |
人生を、5つのボールでお手玉するゲームだと考えてみて。 それぞれのボールには、 仕事、家族、健康、友だち、誠意 という名前がついている。 あなたは今、その全部をうまく宙に浮かせている。 ところがある日、仕事のボールが ゴムでできていることにようやく気がつく。 落としても、そのボールは跳ね返ってくる。 ほかの4つのボール… 家族、健康、友だち、誠意…は、 ガラスでできている。 どれも、一度落としたら、生涯消えない傷がついて、 欠けて、もしかしたら粉々に割れてしまうかもしれない。 (「スザンヌの日記」より 高橋恭美子訳) |
2016-09-20 |
人生において成功し、心から望むものを手に入れるための 主な秘訣は、あなた自身を解放し、取り組んでいる仕事や プロジェクトに全身全霊を傾けることである。 つまり、やろうとすることに、持っているものすべてを捧げるのだ。 力を控えてはいけない。 人生すべてを賭けて向かってくる人は否定されない。 しかし、大半の人はそうしない。 そうする人のほうが少ない。 これが失敗の、あるいは、望んだものの半分しか 得られない理由である。(略) 出し惜しみをしてはいけない。 すべてを出し切ろう。 そうすれば、人生があなたに対して 出し惜しみをすることはなくなる。 |
2016-09-16 |
人の一生なんて結局、 三分の二くらいは運で決まっちゃうものだろうな。 生きていられれば、それで充分なんです。 寝る間も惜しんで、小さな町工場、 切り盛りしてきました。 あれこれ希望や不満を並べたらきりがない。 一生懸命生きてきて、今も生きている。 充分です。 小野 信保(おののぶやす 大正十年生まれ 品川区在住) |
2016-09-15 |
ささいなことですぐ怒り、いつまでもそのままの人がいる。 かと思うと、ごめんなさい、と謝ったのに機嫌がよくならず、 さらに居丈高になって文句を言い続ける人を見かけることもある。 そうした人は、「人間ができていない小物」などと 周囲から評されるものだ。 実はそうした「怒れる人」は、 今現在の出来事に怒っているわけではないことが多い。 心の中にため込んできた古い怒りが、新しく起こったことで 浮かびあがり、爆発しているのだ。 だから、このような人の激怒の対象になってしまったら、 「ささいなことで、なぜこんなに怒鳴られるの?」 と落ち込んだり、逆に怒ったりする必要はない。 怒りはあなたではなく、その人の心のなかにため込んだ 未解決のものに向かっているのである。 |
2016-09-14 |
仕事の失敗やイヤな出来事は続く、などといわれる。 それはひとつに、失敗したあと気分が落ち込むことで NK細胞活性が低下するからかもしれない。 NK細胞とはナチュラルキラー細胞の頭文字とって名付けられた 免疫力に大きな役割を果たしている細胞で、リンパ球の一種である。 この細胞は気分が強くかかわっており、幸せな気分になると、 活性と数が増し、気分がうつになると低下すると言われている。 イヤな出来事が続くのは、さらに、また失敗するのではないか、 という予期不安状態に陥ることで緊張し、ミスを起こしやすく なることもあるだろう。 トラブルに見舞われた際は、何重にも悩まないことが大切だろう。 つまり、イヤなこと自体についてだけを悩むのはいいけれど、 「なぜ私だけが…」 「しなければよかった」 「また悪いことが…」 と二重、三重に悩むのはやめにしよう。 悩んでいるときは、客観性を失いやすいから、視点を変えるために、 親しい人と話をしたり、自然と触れ合ったりすることが有効。 そんなときに、などと言わず、そんなときだからこそ、 心をいたわる時間を作ることに目を向けてほしいと思う。 |
2016-09-13 |
小さい家を持っているために、大きな家が買えない。 中古の国産車を持っているために、 新しい外車を買うことができない。 薄汚れたスニーカーを持っているために、 ピカピカの革靴を買うことができない。 こういうサイクルに入り込んでいる人は、 驚くほどたくさんいるものです。 仕事にしても、会社にいながら 「いつかは独立して自分の会社を興したい」 と思っているだけでは、物事は一歩も前に進みません。 独立したいと思うなら、まず会社を辞めること。 いまの環境を捨てること。 そうやって自らバックドアを閉じてこそ、 独立へのパワーが湧いてきます。 超意識の助けによって、第一歩を進むことができるのです。 もちろん、会社や過去の栄光に限らず、 現在持っている何かを捨てるのは大きな勇気がいることです。 捨てるのは怖いし、不安や寂しさもあるでしょう。 しかし、恐ろしいからこそ、超意識に出番が回ってくるのです。 不安で、リスクがあるからこそ、 超意識による逆転が可能になるのです。 |
2016-09-12 |
行き詰まったら「ワンクッション」 苦しいときや、困ったときほど「ワンクッション」を 入れてみると、新しい考え方が浮かんでくるものです。 気持ちが煮詰まってくると、何でもすぐにケリをつけたくなって、 あいまいな状態に耐えられなくなります。 そんなときに、短い時間でもワンクッションが入っただけで、 人の気持ちや事態の成り行きが変わってくることがよくあります。 そうしたときには、何でもすぐに解決しようとするばかりではなく、 「待つ」「見守る」ということが大切になってきます。 時間的なワンクッションは、その気になればいつでもできて、 しかも、やってみると思った以上役立つものです。 一呼吸入れる、ひと休みする。 ひと晩おいてみる、数日ほど様子を見る。 短い時間でも、状況や、相手の人の気持ちやスタンスは、 ずいぶん変わってくることがあります。 それに何よりも、追いつめられて、狭いところに閉じ込められていた 自分の気持ちに、もう一度広がりや柔軟性が戻ってきます。 |
2016-09-08 |
わたしたちの脳とはがっちり固定されたものではなく、 環境や経験によって自在に変化していくのです。 こうした働きのことを専門的には「脳の可塑性」といい、 およそ30日程度で変化が出てくることが確かめられています。 身近な例をあげるなら、30日間ピアノを練習すれば、 脳のそれまで使っていなかった領域が強化され、 ピアノの腕前が上達するということです。 昔から「継続は力なり」といいますが、 たしかに三日坊主で終わっていては脳に変化は起こりません。 しかし、30日でいいから続けていけば脳は変わります。 われわれの脳は、それだけ柔軟にできているし、 それだけ進化、再編成する可能性を秘めているのです。 |
2016-09-07 |
世の中には「ストレスを感じやすい人」と 「あまりストレスを感じない人」とがいて、 これは先天的な気質が影響しています。 ストレスを感じやすい人とは、 ズバリ「神経質」という気質を持った人です。(略) 心配性で物事を楽観的に考えることができず、 人見知りで、生真面目すぎるところがあり、 失敗をくよくよするようなタイプの方です。 この気質は持って生まれたものですから、 完全に消してしまうことはできません。 大切なのは、自分のそういった気質を自覚し、 受け入れ、いつも意識しておくこと。 自分に神経質な気質があることを意識しておけば、 問題を前にしても 「そんなに不安がる必要はないんだ」とか、 「ちょっと深刻になりすぎているな、もう少し気楽に構えよう」 と自分をコントロールすることができます。 これができるだけで、ストレスは大幅に緩和されていくはずです。 |
2016-09-06 |
理不尽な怒りをぶつけられても、自分がつらくならない方法、 それが、困っている人を「愛の眼鏡」で見るということです。 どういうふうにするかというと、怒っている人は、 「困っている人」だと考えてみるのです。 怒っている人は、自分を攻撃しているのではない。 目の前で、何か困ったことになって、こちらに向かって、 「助けて」と悲鳴を上げている、そう考えてみましょう。 |
2016-09-02 |
テーマから離れてはいけない。 子どもをどこの幼稚園に入れるかについて議論しているときに、 妻が 「何よ、あんたなんかあの子の面倒を全然みてないじゃないの! こういうときだけ偉そうに言わないで!」 などと攻撃を始めると、夫のほうも 「何だと!誰のおかげでメシが食えてると思ってるんだ!」 と応戦します。 もうこうなると、本来のテーマを離れ、 醜い争いになってしまいます。 このようなときは、「出発点」に立ち返ることです。 相手が攻撃をしかけてきたときは、 「そもそもこの議論は、うちの子にはどの幼稚園がふさわしいか、 話し合っているんじゃないか、だとすると、今のキミの話は 目的からはずれているんじゃないか」 と質問を投げかけ、議論の「本来の目的」に立ち返りましょう。 |
2016-09-01 |
相手をねじ伏せてはいけない。 相手を論破して従わせようとするのは、 強い風で旅人のコートをはぎ取ろうとするようなものです。 しかし強引に力でねじ伏せようとすると、 人はそれに反発し、従うまいとします。 これは人間の自然な感情です。 相手を論理で説得しようとするならば、北風のように 徹底的に相手を攻撃するのではなく、太陽のように、 「相手がどうすれば納得するか」を考えて話すことです。 相手の恨みを買ってしまっては、元も子もないのですから。 |