■「今日のことば」カレンダー 2013年6月■
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2013-06-28 |
私は適当に少し悪いこともやる人が好きだ。 悪いことの量は少ない方がいいに決まっているが、 少し悪いことをしたという自覚のある人の方が、 自然で、温かくて、人間的にふくよかなような気がする。 私は決して悪いことはしません、 と宣言できるような厳密な人はおっかなくて、 どういう態度で接したらいいか見当がつかない。 |
2013-06-27 |
びっくりするほどスピードアップできる日もあれば、 思うようにいかない日もある。 それが当たり前なのだ。 だから、もしも成果を得られなかった日があっても、 がっかりする必要はない。 それよりもむしろ、 少しでも成果を出した自分をほめてあげる。 そうやって1日に満足し、自分に納得する。 それを繰り返していくと、 だんだんパフォーマンスが上がってくるだろう。 |
2013-06-26 |
どんなに悩んでも宇宙から見れば小さなこと 自分の背の高さが二倍になると 風景が変わって見える 風景が変われば発想も変わる どんなに大きな悩みを抱えていても 遠くから自分を見ると 小さなことで悩んでいることがわかる 宇宙の歴史から見れば 人間の一生も、一瞬の出来事 たまには空から自分を見てみるのもいい 悩んでいる自分が とてもいとおしく見えるかもしれない 励ましたくなるかもしれない |
2013-06-25 |
行き詰まったときは、他人の脳で考えてみる。 他人ならどういうふうに見て、考えるか、仮設を立ててみるのです。 仮設を立てるという思考法は、研究だけだなくビジネスにおいても とても重要だと思います。 仮設を立てるには「他人の脳」で考えてみる想像力が必要です。 どうしても自分だけで考えてしまうと、 固定されたフレームの中に固まってしまいます。(略) 「自分だけの価値観ではないか」 「あの人ならばどう考えるか」 と考える習慣をつけましょう。 とくに、怒りや不安、落胆を感じたときは、 能動的に、試してみましょう。 中身はすぐに変わらなくても、フレームをちょっと変えるだけで、 気持ちが解き放たれることも少なくないのです。 |
2013-06-24 |
打ち合わせなどで、とてもスタイルの良い女性に お会いすることがあります。 なぜそんなにスタイルが良いのかというと、 それは努力しているからです。 ジムに通って専属のトレーナーをつけているかもしれないし、 家でバランスボールをしているかもしれない。 毎朝ウォーキングと腹筋を欠かさずしているかもしれません。 当然ながら、食べるものにも気をつけています。 何も意識していない人には考えられないくらい努力しているのです。 つまり、努力のない美、投資のない美はないのです。 そして、成功している人は、その努力を見せないものです。 本人には努力しているという意識すらないかもしれません。 努力することが習慣になっているからです。(略) 本気で生きてきた人、いろいろな苦労をしてきた人が、 多くの人から尊敬されるのは、 年齢に応じた努力と自己投資をしてきたからです。 |
2013-06-21 |
わたしは、「友人、上司、子ども、あるいはパートナーが 考えていることがわかる」という人の話をよく聞く。 わたしの考えていることもわかると言う人も珍しくない。 往々にして、その思い込みは間違っていることが多い。 彼らが誤った推測をするのは、 相手の表情やしぐさを誤解しているだけでなく、そもそも 自分に人の気持ちを読む力があると思い込んでいるせいである。 人の気持ちを読み違えれば、トラブルにつながる。 お互いに悪い感情を抱き合ってしまうし、 誤った行動を起こしてしまうこともあるからだ。 しかも心を読まれる側は、 自分の考えを伝える機会がないので、とても不公平である。 相手の心を読むのをやめてみてはどうだろう? そして勝手な思い込みをやめて、 相手に質問してみたらどうだろう? そうすれば、相手が本当に何を考えているかがわかり、 行き違いも少なくなる。 |
2013-06-20 |
人は新しいテレビを買おうと決めたとたん、 テレビの広告などで流されているさまざまな情報が 目に入るようになります。 そんなとき、読みさしの雑誌の中に 新型テレビの商品比較情報が載っていることに 気付くことがあります。 テレビを買おうという気持ちがなかったときは、 スコトーマ(※下段で説明)がかかって、 記事にも気がつきません。 このように、何か新しい目標を設定すると、 私たちのマインドを支配している いま現在のリアリティが変わり、スコトーマが外れます。 さらにゴールの世界のリアリティを強めていくことで、 今まで見えなかったゴール達成の方法が、 当たり前のこととして見えてくるのです。 |
2013-06-19 |
自分の体の世話をしていますか? 体は、私たちの魂の船です。 どんなに知性を磨いても、自己の向上をめざしても、 乗り物がガタガタではよい旅はできません。 もって生まれた体を最善の状態に保つ努力をしましょう。 心と体は、一体であることを忘れないようにしましょう。 体に悪いことがわかっていながら、やめられないタバコ、 過剰なアルコール、睡眠不足、栄養バランスの崩れた食事、 運動のない生活、疲れすぎなど、 自分の船を傷つけ続けていませんか? ムリをすると、故障します。 一つしかない乗り物ですから敬い、 よりよいコンディションにして長持ちさせましょう。 ときどき、健康診断を受けたり、手入れして大切にしましょう。 何か一つ、自分の体によいことをしてみましょう。 |
2013-06-18 |
際限なくどんどん大きくしたい、というのが企業の論理だそうです。 それが資本主義の原理というものかもしれませんが、 私にはよくわかりません。 なぜ適度な大きさではいけないのでしょうか。 なぜ肥大化していかなければならないのでしょう。 際限なく「大」を求めたものは、たいてい「病」や「狂」に 入っていく、というのが私の持論です。 「大」のことは人間の手に余るのです。 「大」なことはヤバイのです。 一時は飛ぶ鳥を落とす勢いで全国の土地を買収し、一大企業を 築き上げてビジネスの世界に君臨した鉄道会社のトップがいました。 世界有数の資産家として名を馳せた彼も、結局、 自ら不正に手を染めていたではありませんか。(略) つまり「大」になると、よそから分捕らないとやっていけない、 という「悪」の構造に必然的になってしまうのです。 |
2013-06-17 |
ちょっとでもいいことがあったら見過ごさず、意識するのです。 ポジティブな考え、きれいなもの、おいしいもの、小さな成功、 問題の解決など、なんでもいいから 「うれしいな、楽しいな」と思うことを毎日見つけてください。 何事でも意識すると、脳の中の、 「RAS(網様体賦活系/もうようたいふかつけい)を 活性化させることができます。 このRASは、脳幹にある細胞の集まりで、 たくさんの中から重要なものを選び出し、 私たちの注意をそれに向けさせる役割を果たしています。(略) このことから、前向きな気持ちにさせるものを意識して探すことで、 RASが次から次へと「幸福」を見つけてくれるようになります。 |
2013-06-14 |
幸せを求めて生きるのではなく、 幸せに生きましょう。 そうすれば、あなたが感じることを変えるために、 世界を変えようとするのは最悪の方法だと、 すぐに気がつくでしょう。 |
2013-06-13 |
私のトレーニングに参加する人たちの中に、 忙しい平日の日中に15分などという時間を見つけるなんて ありえないと文句をいう人はたくさんいます。 私も同意します。(略) では、もし1日のうちの1時間を自分自身のために使うと 決心したらどうでしょうか? あるいは2時間、3時間、そうなってくるともう 「時間を見つけようとする」のではなく、 「その時間を作る必要がある」ということが、 あなたにも、おわかりでしょう。 では、もっとお金を稼ぐことはどうでしょうか? 私の経験上、10%の収入を増やす方が、2倍にするより かなりむずかしいのです。 収入を2倍にしようと思ったら、やり方をしっかり変えないと 実現できないけれど、10%アップなら大した変化しなくても 可能だろうとあなどるからです。 |
2013-06-12 |
去年までの投球法は、 良い結果をもたらしてくれましたが、 今年は忘れることにしました。 岩隈選手は、2009年のプロ野球シーズン中盤、 右ひじの古傷の影響で一軍の登録を抹消された。 その後、一軍に復帰したものの、しばらくは 復調の兆しが見えてこなかったが、突然の復活を果たした。 このとき、岩隈選手は、前年の投球法に 固執しないことを強く意識していた。 「今年は今年で新たな投球法を見つけようと思って やってきました」 2009年楽天ゴールデンイーグルス 岩隈 久志 |
2013-06-11 |
先を見ると長いように思うけど、 振り返ってみるとあっという間よね。 |
2013-06-10 |
真面目にしっかりやっていたところで、世の中では なかなかうまくいかないことのほうが多いのが現実です。 そのようなことが続くと、誰だって嘆きたくなるし、 真面目に生きるのをやめたくなります。 しかし、そう思ってしまうのは、 狭い範囲のものごとしか見えていないからです。 より大きな範囲で見ていると、 真面目に生きている人にはそれ相応の結果がついてきます。 それは逆もまた真実です。 ズルやインチキをしている人は、表面的にはうまく いっているように見えても必罰があるのです。(略) もちろん、そのような 真面目でしっかりとした姿勢を貫いてさえいれば、 誰でもいつか必ず道が開けるというものではありません。 しかし、その反対に、こうした姿勢を貫けない人には、 決して道は開かれないのも確かです。 |
2013-06-07 |
人は、言葉で思慮するもの。 そして、思考はその人をつくり、やがて、その人のカラダに 抜き差しならぬパターンを染みこませていきます。 上野先生(※)は、言葉で「自分」を規定し、 自分の存在フィールドを固めていくのだ、と おっしゃっていました。そういえば、 私がこれまで接してきたクライアントさんの口グセにも、 胃の病気 「ここだけの話だけど。今だから言うけど」 便秘 「あとで、そのうち」 痔 「あの人、気が効かないね。よくもまああんな…」 高血圧 「早くしろ。サッサとして。ちゃんとして」 脳卒中 「何でだ?何をいうんだ」 心臓病 「どうしよう…でも…。取り返しのつかない…」 肺疾患 「一人にして。入ってこないで。嫌い。チキショー」 糖尿病 「別に。なんてね。うざい」 腎臓病 「どうするつもり?どうなるの」 肝臓病 「そんなはずはない。話が違う」 胆嚢病 「さようでございますか。くださいませ」 がん 「絶対。死んでも」 などなど病気によって共通するパターンが確かにあります。 ※上野圭一氏は、アンドルーワイル博士の、「癒す心、治る心」 の翻訳者として有名な方です。 |
2013-06-06 |
病気や症状には、膨大なエネルギーが使われています。 たとえば1㎝大のがん病巣には10億個ものがん細胞が 必要なのだそうです。 がんを「悪性新生物」という呼び方をすることもありますが、 10億個もの新生物を生み出すなんて、相当なエネルギーです。 つまり、それだけのエネルギーをカラダの内側に溜めて しまっているということです。 そのエネルギーの根源はというと、私は、 何かを実現したいというその人の欲求と考えています。 ああしたい、こうしたい、こうなりたい、ああなりたい…。 私たちは普段からさまざまな欲求とともに生きています。 ただ多くの欲求は、それを押し通すよりも先に、 誰かとの知り合いや社会的な制約を優先させています。 これを「障壁」といいますが(略)こうした障壁によって、 あなたの欲求が無視され、いつしか潜在的に抑圧されます。 それがいつまでも意識化されずにいると、 やがて無意識下層で「葛藤」に変わります。(略) 葛藤は、欲求と障壁のぶつかり合いによって生まれます。 障壁とは言い換えるなら、あなたの欲求を抑え込む あなた自身のジャッジです。 常識、人の目、社会通念「人が言うから…」 「これまでそう教えられてきたから…」 最大の障壁は、あなた自身の中に「思い込み化」 してしまったジャッジなのです。 このジャッジがあなたの欲求をカラダの奥へ奥へと 押し込めていきます。 それがやがて限界を迎えると、それは形を変え、 あなたへの宿題としてカラダに、転化していきます。 それが症状、病気だと私は考えるのです。 |
2013-06-05 |
こなごなになった壺はもとに戻らないように、 すんだことをもとに戻すことはできません。 しかし、壊れた態度、行動、言葉はつくり直すことができます。 これを直せば、次に同じようなことが起こったとき、 同じまちがいを三度繰り返すことはなくなります。 まちがいは、誰でもします。 二度の同じまちがいも、まあ練習として、許すことができます。 でも、同じまちがいを三度すると、それが、 パターンになってしまいますから、重要視しましょう。 態度、思慮、言葉、行動、感情を、真剣に再点検してください。 自分だけでは混乱して、わけがわからなくなっていたら、 先を行く仲間、サイコセラピストなどに相談してみましょう。 他人から客観的に見てもらうと、盲点が明らかになってきます。 こうして自分を磨いていくと、もとの壊れる前のものより、 よいものがつくり上げられていくという奇跡が現れます。 まちがいは自分を鍛え、人生に深みを与えます。 新しいまちがいは何度してもかまいません。 けれども、同じまちがいを三度繰り返すのは、 ただの浪費ですからやめましょう。 |
2013-06-04 |
回復の過程は、一歩進んで二歩戻るというように、 時にはもとの自分に戻ってしまったような気がすることがあります。 そんなときは、フラストレーション(欲求不満)に 負けてしまわないで、これが当たり前なのだと、 自分に言いきかせましょう。 誰でも、こういう経験はするものです。 いっぺんに、たくさんのことを抱え込んで、 大きな飛躍をしようとすると、すべってころんでしまいます。 二歩も三歩も一度に進歩しようとしないで、 一歩一歩着実に進んでいきましょう。 ころんだら、また起きて歩き出せばいいのです。 |
2013-06-03 |
潜在的な恐怖、臆病、不安、迷いは、わかりやすくいえば 自動車のブレーキのようなものです。 ブレーキという危機管理機能があるからこそ、安全運転ができる。 ここまでなら、何も問題はありません。 ところが、そのブレーキを踏みすぎる人が多いわけです。 障害物もないのに、ブレーキを踏んでしまう。 見晴らしのいい一本道でブレーキを踏んでしまう。 危険なんかどこにも迫っていないのに、 思わずブレーキを踏んでしまうのです。 これは具体的にどういうことかというと、 何をやるにも失敗を恐れ、なかなか決断しようとせず、 いつも人の目を気にして、「○○があったらどうしよう」と、 どうしても次の一歩を踏み出せない。 変わりたいと思っても、周囲の目が気になってできない。 転職したいと思いながらも、独立したいと思いながらも、 失敗したら困るからそれができない… 告白したいけれど、断られるかもしれないと思って告白できない… はっきり言って、これでは夢がかなわないのも当然です。 ブレーキばかり踏んでいたって、車は1ミリも前には進みません。 前に進もうと思うなら、ブレーキペダルから足を離して、 アクセルを踏み込む必要があるのです。 |