■2013年06月07日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人は、言葉で思慮するもの。
そして、思考はその人をつくり、やがて、その人のカラダに 抜き差しならぬパターンを染みこませていきます。 上野先生(※)は、言葉で「自分」を規定し、 自分の存在フィールドを固めていくのだ、と おっしゃっていました。そういえば、 私がこれまで接してきたクライアントさんの口グセにも、 胃の病気 「ここだけの話だけど。今だから言うけど」 便秘 「あとで、そのうち」 痔 「あの人、気が効かないね。よくもまああんな…」 高血圧 「早くしろ。サッサとして。ちゃんとして」 脳卒中 「何でだ?何をいうんだ」 心臓病 「どうしよう…でも…。取り返しのつかない…」 肺疾患 「一人にして。入ってこないで。嫌い。チキショー」 糖尿病 「別に。なんてね。うざい」 腎臓病 「どうするつもり?どうなるの」 肝臓病 「そんなはずはない。話が違う」 胆嚢病 「さようでございますか。くださいませ」 がん 「絶対。死んでも」 などなど病気によって共通するパターンが確かにあります。 ※上野圭一氏は、アンドルーワイル博士の、「癒す心、治る心」 の翻訳者として有名な方です。
まゆの感想
おのころさんは、言葉とは「個と場」のことで、
個体と場をつなぐツールだと言っています。 つまり、言葉によって、 周囲との関係性を変える力もあると言っています。 ですから、こんなことが大切だということです。 「言葉の表現力を豊かにしておくと、 自分の存在自体が豊かになります。 周囲の「場」を豊かにするには、あなたの言葉を変えてみること。 そして、自分に向けてたくさんのいい言葉が返ってくるように、 まずは、自分以外の誰かの才能を認めてあげることです。 すなわち、人をたくさんほめること」 また、口グセによっては、もしかしたら病気すら 引き起こしてしまうかもしれませんから、 上記の病気によって共通するような言葉を多用しているなら、 言わないようにして、前向きな言葉を多用していきましょう。 そして、人をたくさんほめていきましょう。 「前向きの言葉なんて、とても言えない」 なんて、自分を縛らず、規定しないで、 「人をほめるなんて、とてもできない」 なんて、小さなことを言ってないで、 もっと自由な気持ちで、大きな気持ちで。 そのほうが、心にも、体にも、回りにも いい影響を及ぼすそうですから。 それにきっとその方が、楽しく豊かに生きられると思います。 |
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