■2013年06月05日の「今日のことば」■
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こなごなになった壺はもとに戻らないように、
すんだことをもとに戻すことはできません。 しかし、壊れた態度、行動、言葉はつくり直すことができます。 これを直せば、次に同じようなことが起こったとき、 同じまちがいを三度繰り返すことはなくなります。 まちがいは、誰でもします。 二度の同じまちがいも、まあ練習として、許すことができます。 でも、同じまちがいを三度すると、それが、 パターンになってしまいますから、重要視しましょう。 態度、思慮、言葉、行動、感情を、真剣に再点検してください。 自分だけでは混乱して、わけがわからなくなっていたら、 先を行く仲間、サイコセラピストなどに相談してみましょう。 他人から客観的に見てもらうと、盲点が明らかになってきます。 こうして自分を磨いていくと、もとの壊れる前のものより、 よいものがつくり上げられていくという奇跡が現れます。 まちがいは自分を鍛え、人生に深みを与えます。 新しいまちがいは何度してもかまいません。 けれども、同じまちがいを三度繰り返すのは、 ただの浪費ですからやめましょう。
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このことばは、6月18日のことばです。
「同じまちがいは、三度は繰り返さない」 はい、そう思います。 特に、人間関係で、 同じまちがいを三度繰り返したら、回りは、 「この人はこれがクセなんだ、クセなら言っても無駄。 あまり近づかないようにしよう、表面だけの付き合いにしよう」 と、関係に距離をもうけていくことが多いものです。 もしかしたら、完全に壊れてしまうかもしれません。 相手のそんなまちがいで、人間関係が壊れたしまったこと、 何度かありませんでしたか? ところが、切ないことに、 自分がそうなっていることも多いものです。 他人のまちがいには、敏感なもので、 「ああ、三度目だ、同じまちがい」などと、 気づきますが、これが、自分のこととなったら、 気がつかずにクセになってしまっていることもあります。 回りから、なんだか避けられている、距離を置かれている、 表面上だけの付き合いになっている、などと感じたら、 「同じまちがいを三度繰り返していないか?」 また、自分の態度、思慮、言葉、行動、感情を 点検してみるといいと思います。 とても、辛くて苦しいことですが… そして、もし自分の「ここがまちがっていた」と、 気づいたり、思うことがあったら、それを素直に受けとめて、 態度、行動、言葉を直していったほうが、 これから先、生きていくのが楽で豊かになると思います。 相手が直すのが先、などと思っていると不毛な争いを 繰り返すばかりになるので、まずは、自分から。 |
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