■「今日のことば」カレンダー 2010年12月■
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2010-12-24 |
正直な話、本当に「昔はよかった」のだろうか。 昔のあなたは、いまよりもずっと楽しく、 悩みも少なかったのだろうか。 きっと違うはずだ。 むしろ、若い頃の方が悩みも深く、 傷つきやすかったのではないだろうか。 学校のテストや大学受験、両親への反抗、親友とのケンカ、 それに失意のどん底に落とされる失恋など、 思春期なんて悩み事のデパートである。 もし、あなたが本気で「昔はよかった」と考えているとしたら、 それは若い頃の悩みや苦しみを忘れてしまっただけだろう。 そして、現在のほうが苦しいと考えているとしたら、 それは悩みの種類が変わっただけでの話である。 実際には、昔も悩んでいたし、今も悩んでいる。 その悩みの質や種類が違うだけなのだ。(略) 「昔はよかった」などと思い出に浸らず、 自信をもって前に進もう。 |
2010-12-22 |
人生をもっとも有意義に生きた人は、選択する時に、 「損か得か」という基準を捨てた人だ。 人生を無駄にせず、有意義に生きようとすればするほど、 「それをしたら損か得か」 ということにこだわってしまいます。 でも「損か得か」ということより、 「好きか、嫌いか」「したいか、しなくないか」 ということのほうが、大事なのです。 選択の基準において、まずこう自分に宣言するのです。 「損か得か」と考えるのは、やめにしようじゃないか、 と。 |
2010-12-21 |
人に誉められるために戦うなんて愚かなことです。(略) 他人の同情を得ても、無意味です。 あなたの偉大な魂は、他人の同情を必要としていません。 人生の最期に、自分が何の価値もないもののために 戦っていたことに気づいたとき、人は後悔するしかありません。 戦いは、気高い目的のために行われた場合にのみ 価値があるのです。 成功が重要かどうかは、その戦いの意味によって決まります。 意味のない戦いは何も生み出しません。 そんなことより、あなた自身の幸せを 築くための力を蓄えておきましょう。 戦いは、あなたの本当の目的を達成するために欠かせません。 言い換えれば、戦いは、それが 幸福を築くために行われてこそ、健全なのです。 |
2010-12-20 |
同じモノを見ても、同じコトを聞いても、 同じモノを食べても、同じコトに遭遇しても、 アナタと私は、決して同じ感想を持ちません。 決して同じ反応をしません。 当たり前のことのように思えるだろうけど、 このことを言葉にして頭に叩き込んでおくと、 自分のモノサシを、人に押しつけることがなくなります。 感じたことや、考えていることが、偶然にも相手と 同調していたら、それはもう、幸運としか言いようがありません。 人は、自分の感じていることが、もっとも正しくて、 自分のやり方が一番マトを射てると思い込みがちです。(略) ひとりひとりが、別々のナビゲーション・システムを 脳みの中に搭載しているという前提のもとで、 気持ちを吐露し合い、意見を出し合い、そして歩み寄ります。 いつも最後に、お互いを「尊重」しあったという実感が 残ることが大切です。 |
2010-12-17 |
何か問題や困難なことが起こったとき、 どのような質問を発しているか、こうした状況において、 自分に対して、あるいは他者への質問として、 大きく分けて2種類の質問が存在します。 まず、以下のような種類の質問があります。 ・どうして、あの人はいつもああいう態度なの? ・なんでいつも腹が立つことばかりするの? ・これは誰のせい? ・どうすれば、自分が正しいことを証明できるだろう? ・どうしたら、言い負かすことができるだろう? ・私のどこが悪いの? ・なんでこんなに失敗ばかりするの? ・なんで私がこんな目に遭うの? 読んでいるうちに、眉間にしわが寄ってきそうです。 自分や他者に対しての否定や攻撃的がフレーズが 並んでいます。(略) ここで重要なのは、自分に対して、日頃から ネガティブ質問をする傾向がある人は、他者に対しても、 同じ傾向の質問をしている可能性が高い、ということなのです。 裏を返せば、日頃、自分に対してポジティブな問いかけを していない場合、残念ながら他者に対してもできないと思います。 |
2010-12-16 |
脳の進化は、爬虫類の脳→哺乳類の脳→人間の脳 へと進んでいきます。 一番奥にあるのが爬虫類の脳です。 脳幹・視床下部と呼ばれる部位で、呼吸、心拍、血圧など 生命維持にかかわる機能です。 その上にあるのが下等な哺乳類の段階で発達した「大脳辺縁系」。 「好き、嫌い」などの原始的な「感情」をつかさどる扁桃体や、 記憶をつかさどる海馬がここにふくまれます。 そして、一番上にあるのが、高等な哺乳類に進化してから 獲得した「大脳新皮質」。 とくに額のあたりに位置する「前頭前野」と呼ばれる部分が、 ロジカルに物事を思考する担当をしています。 つまり 爬虫類の脳は「生きるための脳」 哺乳類の脳は「感じる脳」 人間の脳は「思考する脳」 と言えます。 この脳の構造を前提として、私たちが何か物事を判断するときに 脳が「どのような順序」で反応するかを知る必要があります。 |
2010-12-15 |
愛されなかったことなど大した問題ではありません。 人を愛せるのは精神が成熟している人なのです。 しかし成熟していない人はこの世に大勢います。 ですから、未熟な人が多いこの世の中で、 愛されないのは、ある意味当然のことなのです。 まして、私たちに魅力がなかったとか、 どこかに問題があったとかいうこととは、 全く関係がありません。 誰でも人から愛されたい、好かれたいと願います。 しかし、愛されたいと願うばかりに、 私たちの言動や行動が、人から愛されるためのものに なってしまうと、私たちは自分自身を失います。(略) 大切な人から愛されない…といった不安のために、 私たちはつい、架空の理想にしがみついて、 せっかく自分の中に持っていた宝物を忘れてしまうのです。 |
2010-12-14 |
あなたの努力にもかかわらず、相手が失礼な態度を とってきた場合、あるいは相手がこれといった理由もなく あなたを嫌っている場合、どうすればいいのだろうか。 もっと別の努力をして、相手に好かれるべきなのだろうか。 わたしの考えは違う。 誤解を招く表現かも知れないが、そんな失礼な人にまで 好かれようとする必要はない。 親身になって相談に乗ってくれる何人かの 友人がいるのなら、それでいいのだ。 理由もなくあなたを嫌う人がいるなら、 嫌われておけばいいのである。 なぜなら、すべての人から好かれようとすると、 八方美人になってしまう危険があるからだ。 敵をつくらず、自分を殺して周囲に気配りする。 そして誰からも好かれようとペコペコと愛想を振りまいている。 こんな態度では、誰からも信用されないし、 誰とも深い人間関係を築くことはできない。 |
2010-12-13 |
小さな作業を先延ばしするとき、決まり文句のように口に するのが「こんなの、いつでもできるから」というものだ。 わたしは、この言葉がウソだとは思わない。 本当に、1時間もあればサッサと片づく作業なのだろう。 しかし、だからこそ言いたいのである。 「いつでもできるんだったら、 今日でもできるじゃないか」と。 ぼんやりテレビを見ている時間があったら、 仕事中にインターネットで遊んでいるヒマがあったら、 今日やるのだ。(略) いつでもできることは、今日でもできる。 将来の自分に余計な荷物を背負わせないためにも、 小さな仕事、作業ほどこまめに片づけていこう。 |
2010-12-10 |
自分の口グセに注意してみましょう。 人には、ふとしたときに思わず口に出す言葉があります。 ストレス脳の人は、否定的な口グセを持つ人が多いようです。 これから挙げる「6D2S」は、否定的口グセの典型的パターン。 とにかくこの言葉は口にしないよう、気をつけましょう。 ■6D= 「でも」「どうせ」「ダメだ」「できない」「どうしよう」 ■2S= 「しょせん」「しなければならない」 これらの言葉を口にしたとたん、 気持ちがどんどん否定的に傾きはじめます。 逆にこの言葉を封印してしまえば、マイナス思考から 遠ざかることができるでしょう。 かわりに、「だから」「では」「大丈夫」「ドンマイ」 「オッケイ」「なんとかなる」「まだまだ」という、 ポジティブな言葉を意識して出すようにしましょう。 こういうプラス思考の言葉には、人の気持ちを前向きにし、 未来を切り開く力が宿っているのです。 |
2010-12-09 |
逃げ腰になってくると、不安はますます強くなる。 自分の力では対処できないという気持ちが 強くなってくるからだ。 不安は、自分に危険が迫っているという 認識から生まれてくる。 その危険に対処するだけの力が 自分にないという考えも不安の原因になる。 不安な気持ちを乗り越えるためには、 不安を感じながらも積極的に問題に 立ち向かっていかなくてはならない。 魔法のように不安を解消させる手だてはない。 ひとつひとつ問題を解決していくことで自信が生まれ、 不安が和らいでいくのだ。 |
2010-12-08 |
窮地に立たされると視野が狭くなり、 失敗した動作を繰り返すようになる。 「もっと一生懸命にやればなんとかなるんじゃないか」 と考えて、必要もない力を出して同じ行動を繰り返し、 その結果ますます身動きとれなくなっていく… ストレス状況に置かれたときに、 押していたドアを引いてみるような、 ちょっとした機転がきくと気持ちはずいぶん楽になる。(略) そのような心の自由度(機転)を増すには、 次のような3つの問いかけが役に立つ。 「そう考える根拠はどこにあるのか」 「だからどうなるというんだ」 「別の考え方はないだろうか」 |
2010-12-07 |
やめさせたい態度や行動を、 「したとき」には、軽く注意を促すだけにとどめ、 「しなかったとき」に、いっぱいほめてあげましょう。 身につけてほしい態度や行動を、 「しなかったとき」には、何も言わず、 「したとき」に、思いっきりほめてあげましょう。 |
2010-12-06 |
私たちは、何かにこだわってしまうと、 つい本当の目的を見失ってしまいます。 本当はお客様に、お茶を差し上げ、それを飲んで いただくことが目的であるにもかかわらず、 手がふるえることにこだわると、そのことしか頭になくなって、 本当の目的を忘れてしまうのです。 本当の目的は、お茶を出すときに手がふるえないことではなく、 「お客様に飲んでいただけるお茶を出す」ということなのです。 どんなにふるえていても、おいしいお茶を、きれいで清潔な 湯飲みで出せれば、100点満点なのです。 私たちは、ついこのことを忘れてしまうのです。 ふるえなかったとしても、お茶が冷めていてまずく、 思いが込められていなければ、何の意味もないのです。(略) 形を整えようとするばかり、私たちはつい心を忘れて、 冷たい人間になってしまっているのです。 手がふるえるような不器用でも、その行為に思いが 込められていたなら、手がふるえることは、かえって、 真剣さと謙虚さの現れとなり、心ある人を、 感動させるに足るものとなるのです。 |
2010-12-03 |
「こういう毎日を送りたい」 その一日をあなたがつくることは、 とても簡単にできることなのです。 「ああいう未来を送りたい病」に、 私たちは知らず知らずのうちに、 かかっていただけなのかもしれませんね。 さあ、軽い気持ちで、 楽しく朝を起きられるように工夫し、 楽しく歯がみがけるように工夫し、 楽しく朝食がとれるように工夫し、 楽しく出かけられるように工夫し、 楽しく友人と遊べるように工夫し、 楽しく快適に夜が眠れる…… そんな毎日をつくってみてから、 人生に対する文句なり、夢なりを 語ってみてはどうでしょうか。 |
2010-12-02 |
「苦労はしたくない」「楽をしたい」 「無駄な時間を使いたくない」と思っているときは、 「これをやると必ず苦労することになる」 「ムダな時間を使うことは避けられない」という 前提で考えてしまっています。 でも、ちょっと考えてみてください。 それをやると本当に苦労するのでしょうか? 苦労するにしても、実際にどれくらい苦労するのでしょうか? その苦労はそんなに耐えがたいものなのでしょうか? そもそも、苦労やムダだけで、 いいことはまったく何もないのでしょうか?(略) 何かをやる場合、多かれ少なかれ、 やるメリットとデメリット、 やらないメリットとデメリットの四局面があるものです。 それなのに「やるデメリット」(=苦労する、ムダな時間を使う) と「やらないデメリット」(=他人に悪く思われる)の デメリットの二局面しか考えていないのは、 その行動に対して初めから、「イヤなことだ」という レッテルを貼ってしまっているからです。 つい忘れがちな「やるメリット」と「やらないメリット」に ついてもぜひ目を向けるようにしてみてください。 |
2010-12-01 |
親という字。 立ち木に向こうから、子どもを見ています。 手をかけすぎず、 よけいな口をだしすぎず、 愛と信頼の気持ちで やさしく見守っているのが親なのです。 絆は「糸へんに半(分)」と書きます。 親と子を結ぶ愛の糸は、 親と子の距離の半分の長さで十分なのです。 足りない半分の糸。 それを信頼といいます。 |