■2010年12月22日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人生をもっとも有意義に生きた人は、選択する時に、
「損か得か」という基準を捨てた人だ。 人生を無駄にせず、有意義に生きようとすればするほど、 「それをしたら損か得か」 ということにこだわってしまいます。 でも「損か得か」ということより、 「好きか、嫌いか」「したいか、しなくないか」 ということのほうが、大事なのです。 選択の基準において、まずこう自分に宣言するのです。 「損か得か」と考えるのは、やめにしようじゃないか、 と。
まゆの感想
私には、「今、この瞬間に損をしない」ことを基準に
選択している人は、「得」を考えていないように見える。 少なくても、「これから先に得られるだろう得」や、 「今、ここで損をしても(損をしたと思っても) これから先それを取り戻そう」とは、考えないように思える。 つまり、先の得より、「今の損が何よりイヤ」、 あるいは「今損しないことが、得」と思っているのかもしれない。 例えば、当然支払わねばならないことでも、 お金を出すことを渋る人がいるが、おそらくその人は、 「支払うこと=今の損、自分の損」だと考え、 渋ったり、支払わなかったりする。 しかし、そうすることで、先々、 「あの人は、ケチだ」と評価をさげたり、信頼を失ったり、 「お金に渋いから、もう誘うのはよそう」となったり、 「あの人に、何をしてあげても返してはくれないから、 何もしてあげるのはよそう」と何もしてもらえなくなくなる、 そんなことより、「今の損」に耐えられないように思える。 小さな今の損に耐えられないために、 大きな先々の得を逃している、先々の得を得られない… そんな損な人に見えるのだけれど、どうでしょうか。 |
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