■「今日のことば」カレンダー 2016年5月■
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2016-05-31 |
不景気なんかない。 自分の頭が不景気なんです。 サポってラクして、金儲けする、成功する、 贅沢するなんてあり得ない。 そんな子どもみたいなことを思っていてはダメなんです。 僕も、いまだ教壇に立っています。 「生涯現役、生涯受験生」です。 いまも1日5時間は勉強しています。 憲法、経済学、会計学など、 ニーズのあるものを勉強しています。 そうしないと、現役についていけないですから。 成川豊彦(Wセミナー学院長、Wグループ代表 出版当時) |
2016-05-30 |
私はふっと 「俺はいつも、「成績が悪いのは学校の先生が悪いからだ」 「うちが貧しいのは親父の稼ぎが悪いからだ」と、 何でも人のせいにしてきた。 いま俺が売れなくなったのも 「事務所や松竹が悪い」と思っていたら、俺は人のせいにする 人間で終わるんじゃないかな」と思ったんです。 そこで私は発想の転換をしました。 いまは売れているその後輩を応援しようと。 私は彼に来たファンレターの返事の宛先を書いたり、 彼のレコードサイン即売会につき合ったりしました。 あのときの発想の転換が、私の人生の節目、転機となりました。 自分自身が大きく変わったときです。 あそこで私が 「冗談じゃない、世界はここだけじゃないや」 と拗ねていたら、負け犬というか、いまでも何でも 人のせいにする人間になっていたでしょうね。 誰でも、形は違っても、似たようなことは いっぱい経験しているんじゃないかな。 機運が上がっているときじゃなく、 落ちたときに自分がどうするかで、 次が決まると思います。 (森田健作さん/俳優 出版当時) |
2016-05-27 |
男女ともストレスが増すと、 「人生で何が一番大事なのか」 という問いに思いがいたらなくなります。 家族を愛することは人生で最大の贅沢のひとつなのに、 「気づいたときには遅すぎた」という場合がほとんどです。 身近な人を愛し、日々の生活をもっと楽しみ、 今あることに感謝できればそれだけでもっと自由に、 ハッピーに生きられるはずです。 女性は本来、他者を思いやるのが大好きです。 しかしストレスを感じていると、自分のしたいこと、 自分の心を育むことを忘れてしまい、「誰かを大事にする」 ことすら面倒で腹立たしく感じる場合があります。 一方、男性は喜んで譲る生き物です。 愛する者たちを助けてあげるためなら、苦しみに耐え、 職業上の成功を犠牲にすることもいといません。(略) 男女とも、パートナーに腹を立てるのではなく、 まずは自分のストレスを解消して、幸せな気分を とり戻すことに集中してみましょう。 |
2016-05-26 |
S駅の駅長さんには、入学式の日に、 「この子は障がいをもっているので、 何か困ったことがありましたらよろしくお願いします」 と頼んで、家の連絡先を書いたメモを渡しました。 類くんも 「ぼくは障がい者です。よく失敗をします。すみません」 と、頭を下げて駅長さんにお願いしていました。 ある日の夕方、駅長さんから電話がかかってきました。 何があったのかと、お母さんは身構えましたが、駅長さんからは、 「類くん、今、電車に乗りました。いつもの電車に乗り遅れたよう なのですが、ここは電車の本数が少ないので、帰りがいつもより 1時間遅れると思います。そちらの駅には○時○分に着く予定です」 との連絡でした。 類くんのことを見守ってくださっていることに、お母さんが お礼をいうと、駅長さんから、思ってもいないことを聞かされました。 「類くんは、毎朝大きな声で「おはようございます」といって くれるのです。そして 「今日もぼくはがんばります。みなさんもお仕事大変でしょうけど がんばってくださいね」といってくれるのです。 類くんは、とても気持ちがいい男の子です。 わたしは、類くんのファンなんですよ」 お母さんは、うれしくてなりませんでした。 |
2016-05-25 |
乗馬と出会った類くんの夢は、スペシャルオリンピックスの 世界大会に出場することです。 4年に1回、世界大会が開催されています。 「ぼく、40歳までに世界大会に行きます。 行って、世界の人たちと競争して、優勝します。 それまでは、馬といっしょに働いて、馬といっしょに練習します」 知的障がい者たちが乗馬を体験できる場所は、 国内に少ないようです。 類くんは、仲間たちと力を合わせて知的障がい者が 乗馬できるセラピー牧場をつくりたいそうです。 「セラピー牧場は、乗馬もできます。 畑もできます。 野菜も売ります。 ぼくは、仲間とそこに住みます。 そこは、だれでも来られる楽しい場所です」 類くんは、馬と農園と温泉がいっしょになった 馬ランドをつくりたいようです。 類くんだからこそ、ひらめいた大きな夢です。 |
2016-05-23 |
ものには、プラスとマイナスの面が必ずあり、 しかも白黒つけづらいものがほとんどです。 「頑固」「こだわり」は、見方を変えれば、 価値感が劇的に変化します。 文字通りにとらえれば 「かたくなで固い」「しがみついている」 ということになりますが、見方を変えると、 「あきらめない」「粘り強い」 ということになります。(略) 自分の中で何にこだわっているか、どういう点に頑固かを、 2つか3つ、なければ1つだけでもあげてみてください。 あげられない人は、自分の「頑固」「こだわり」を、 まだ整理できていない証拠です。 これがわかっていれば、「まわり」の理不尽な 干渉があっても、前に進んでいくことができます。 |
2016-05-20 |
始める前のなんとも言えない億劫な疲労感の原因は、 心理学的には2つばかりあると思います。 ひとつは、 ちゃんとしなければならないプレッシャー、圧迫感です。 特に質の高い内容を求められる重要な仕事ほど、 手をつけるのが遅くなります。 「ちゃんと仕上げないと、部長にまた怒られる」 「プレゼンが成功すれば、自分の評価が上がるはず」 意気込みすぎると、やり始める前からあれこれ頭の中で考えたり、 失敗や不合格を想像したりと、行動を起こす前にどっぷりと 疲れてしまいます。 もうひとつは、 「セルフ・ハンディキャッピング」という、 心理学の概念で説明できるものがあります。 テストの前に掃除をしたり、ネットやゲームをしたりしてしまう。 あるいは逆に、明らかにできもしない無理な量の仕事を 作り笑顔で引き受けてしまう。 このように、たとえ失敗したときでも言い訳ができるように しておく行動を、セルフ・ハンディキャッピングと呼びます。 試験や仕事など、勝負や勝敗が確実ではないものに対して、 生じやすい心理現象です。 失敗したときには、「ゲームをしちゃったから」 「断る力がなかったから」などと言い訳をして、自分に対する 評価や評判が落ちることをより小さくすることができます。 逆に成功したときには、「ネットをしても楽勝だった」など、 ハンディキャップを乗り越えた自分への評価を 上げることができます。 できなければ言い訳、できたらドヤ顔、どちらに転んでも、 自分にとっては都合のいいスタンスです。 |
2016-05-19 |
順風満帆のまま過ぎていく人生などありません。 仕事でつまづくことも、人間関係で悩むこともあって当たり前です。 こころもからだも動かなくなったら 「今日一日だけ」と考えるのです。 「今日一日だけ会社で明るくふるまってみよう」 「今日一日だけ友人を思い、素直に謝罪の言葉を投げかけてみよう」 今日一日だけなら、こころもからだも動かないはずはありません。 その結果、「何とかやれたじゃないか!」という あなたがいることに気づくのです。 そうしたら、次の日をまた 「今日一日だけ」という気持ちで過ごすのは、 そんなに難しいことではありません。 八方ふさがりの状況をすっかり解決する「妙案」を あれこれ考えあぐねていては、闇は深くなるばかりです。 「今日一日だけ」の思いで、踏み出すことです。 お大師様は実践の大切さを説いています。 踏み出せばこころもからだも動き始めます。 |
2016-05-18 |
闇夜を嘆くことはない。 人生はいつも光に照らされている、というわけではありません。 光が陰った道を歩かなければならないときもあれば、 あたり一帯が闇に包まれることもある。 闇で視界が閉ざされたら、 恐怖に襲われるし不安にもさいなまれるでしょう。 足がすくんで歩けなくなるかもしれません。 しかし、人生の歩みをとめるわけにはいきません。 「何をやってもうまくいかない、人生、挫折ばっかりだ。 もう投げ出したい」 闇夜は、ひとをそんな心境に陥れます。 やめられるものなら、いっそやめてしまいたい瞬間もあるのが人生。 生きていく何の縁(よすが)もない、と思えば闇は深まる一方です。 闇夜を照らす「何か」を見いださねばなりません。 江戸時代の儒学者で、佐久間象山、渡辺崋山らを育てた 佐藤一斎は、その著「言志四録(げんじしろく)の中で こう言っています。 「一燈をさげて闇夜を行く。 闇夜を憂う(うるう)ことなかれ。ただ一燈を頼め」 提灯(ちょうちん)ひとつさげ、ただそれに頼っていればいいのだ。 闇夜を恐れたり、嘆いたりすることはない。 さげるべき提灯があれば、闇が深くとも、 安心して生きていける、ということでしょう。 一灯があれば、それでいい。 |
2016-05-17 |
自分が前向きなら、前向きなものが見える。 下を向いていたら、下にあるものしか見えない。 自分の中に引きこもっていたら、 そこしか見えないんです。 いいことを求めるなら、前を向かないとダメ。 どっちを向いても同じなら、前を向いて、 何かがくるほうに向かうべきです。 下を向いていたら解決になりません。 |
2016-05-16 |
脳によい我慢の仕方、脳に悪い我慢の仕方、 というのもあります。 ただひたすら、イヤだな、と思って我慢するのは、 脳へのストレスになるので、脳を衰えさせます。 しかし、 「我慢したら、何かごほうびがもらえる、良いことが起こる」 と思って我慢すると、その時点で脳内の回路が別ルートに 切り替わり、脳が発達するとわかっています。 つまり、何かを我慢しなくてはいけないときは、 我慢のあとで自分に何かごほうびをあげるよう予定を立てたり、 誰かにほめてもらえるようにしたりするといいでしょう。 |
2016-05-13 |
1日の〆は、「自分褒め」 どんなに嫌なことがあった日でも、自分を褒めてしめくくります。 内容は小さなことでもいいんです。 「今日は野菜をいっぱい食べたな。 あれとこれと、それも食べた。 1日で10種類も食べたなんて私はえらい!」とか、 そんなことでも褒め倒します。 褒めるときのポイントは、脳天気なくらい明るく褒めちぎること。 関西人の私にはあまり抵抗はないのですが、それ以外のエリアに お住まいの方でも 「あっらぁ、今日もまた私ったら、食べ物のバランスを よく考えたんじゃないの」 「ひと駅手前から歩いたなんて!んまぁ、それって 誰でもができることじゃないわよ、奥さん」 みたいな感じで、大阪のおばちゃんをイメージすると うまくいきそうです。 |
2016-05-12 |
《夫婦関係10の問いかけ》 チェックしながら、振り返ってみてください。 1.日常的な会話の時間やいっしょに過ごす食卓を お互いに大切にしていますか 2.忙しいときには家事などを共にしていますか 3.肩もみや指圧、手をつなぐ、肩を抱くなど、 ふれ合いを大切にしていますか 4.感謝やいたわりの言葉をついつい省略していませんか 5.外出、旅行や趣味など楽しみをいっしょにっしていますか 6.家庭のことや2人の先々のことをよく相談し合っていますか 7.心の問題や悩みについてお互いによき相談相手と なっていますか 8.加齢に伴って起こる体の変化や不調について お互いに理解し合っていますか 9.双方向性が大切な性的関係は、一方通行になっていませんか 10.年を重ねた今、あらためてお互いの男性性、女性性を 大切にし合っていますか |
2016-05-11 |
「向き合っていない」とひと言で言っても実態は複雑です。 「向き合いたくないから、向き合っていない」 「向き合いたいとは思っているが、向き合っていない」 「向き合う努力はしているが、うまく向き合えない」 と、その中身は異なります。 このうち、日本の夫婦にとても多いのが、 「向き合っていないから夫婦でいられる」 というカップルです。 しかも、中高年になるほど多いように思います。 いつの間にか形だけの夫婦であり続けることが 習慣化しているのです。(略) 形は夫婦として生活してきたが、お互いの心が まったくといっていいほど向き合っていないのです。 何十年も顔を向け合ってきたはずなのに、 自分の気持ちにひっかかっていることを 正面から話し合わないのです。 |
2016-05-10 |
評価されなくても本気で頑張っていたら、 どこか別のところから、 それを評価してくれる人が出てくるはずです。 ですから、今の会社(ところ)で評価されなかったら、 終わりだとは、考えないでください。 それに、良い評価をされた途端に伸びなくなってしまう人もいます。 高く評価されても、定位置に据え置かれてしまう人だっています。 あるいは、評価されないのは、自分にほかにもっと向いている仕事が あるという意味だと受け取って、転職して大成功する人もいます。 評価されないことをマイナスに取らずに、 大きな転機のチャンスにしましょう。 自分を評価してくれる環境や仕事、人を捜し求めることだって、 大きなチャンスをつかむきっかけにできると思います。 |
2016-05-09 |
「ちょっと不健康」という状態、 実は、みんな好きなんです。 「どこか少し具合が悪い」くらいが、 ちょうどいい心地という感じ、わかりませんか?(略) 人間とはおかしなもので、順風満帆で挫折のない 幸せな人生には共感を覚えないし、逆に、 不幸のどん底の人を目の当たりにすると、 少し引いてしまうものです。 「ちょっと不健康」とか 「なんとなく不幸」みたいな、 「よい加減」の方といちばん楽につきあえるのが、人の常。 今の世の中、周囲と衝突せずに楽に生きていくためには、 少し調子が悪いくらいがちょうどいいもの。 そうでないと人間関係が保てません。 |
2016-05-02 |
ひとりでいることは孤独とはまったく違う。 これは素晴らしい発見でした。 エレン・バースティン(女優)の言葉 |