■「今日のことば」カレンダー 2006年5月■
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2006-05-31 |
自分に命をもたらすことをしてください。 自分を殺すことをしてはいけません。 |
2006-05-30 |
山頂まで休まず 歩きつづける人は、 たぶん、いない。 休みながら、 ゆっくり、ゆっくりと行く。 |
2006-05-29 |
人は、自分がだれかによって、 何かによって 支えられているのだと気づけば、謙虚になれる。 自分の弱さやはかなさに気づくことができるのだ。(略) 自分がいったいどれだけのものに支えられているか、 一度リストアップしてみるといいと思う。 そのリストを見て、 「ひとりじゃ生きられないんだ」と感じたとき、 謙虚になっている自分に気づくはずだ。 |
2006-05-28 |
心が通じるためには、 何をおいても 相手を思いやる気持ちが必要だ。 |
2006-05-27 |
出会いで人は変わります。 だれか新しい人に出会うと 新しい可能性が開けてきます。 何か新しい本に出会うと、 新しい未来が見えてきます。 何か新しい言葉に出会うと 新しい自分に気づきます。 勇気を出して、はじめれば、 あなたを変える出会いが生まれます。 |
2006-05-26 |
どこに行ってもひとりくらいは、 「とかく問題のある人」がいるものだ。 「ここもイヤだ、これもダメだ」と いつも遠ざかっていては、ひとつのところに落ち着いて、 じっくりと人との関係を築いていくことができない。 忍耐強さを養えず、いつのまにか あなた自身がふらふらしている「とかく問題のある人」と みなされるかもしれない。 誰とも親しい関係を持てなければ寂しい。 一方で、他人から困らされることもないが、 他人と共感できる喜びもない。 そのあたりのバランスを考えながら、 「ここまではつきあおう」 「これ以上はもう忍耐できない」… というふうに、とりあえず、 そう考えていくしかないのではないか。 |
2006-05-25 |
とげのある言葉に 愛はこもっていない。 |
2006-05-24 |
イギリス人には、 「あなたはジェントルマンでしょう」と言うと、 犠牲になって海に飛び込みます。 イタリア人なら 「あなたは決して海に飛び込むようなことを してはいけません」と言うと、逆らって飛び込みます。 ドイツ人なら 「上官の命令です」 アメリカ人なら 「生命保険にたっぷり入っているから安心です」 が使えますが、 日本人に対しては、 「あれ、あなたはまだ飛び込んでいないのですか? みんな飛び込んでますよ」と言うと、 他者に遅れを取るまいとして海に飛び込むのだそうです。 |
2006-05-23 |
生きる日々には、面倒だと感じてしまうことや、 辛いと感じることも少なくありません。 でも 「面倒だと思わない方が楽に乗り越えられる。 辛いとしても、“辛い辛い”と愚痴るより “このくらい大丈夫”と思った方が楽に過ぎていく。 過ぎてみれば糧になる」 と思えれば、 あなたの人生はそれだけ豊かにになる、 幸せも大きくなるのです。 |
2006-05-22 |
長距離を走るときに、もっともたいせつなのは、 ペース配分です。 全行程を見通して、それに合ったペースで走り続ける。 最初に必要以上のスピードで飛ばせば、 すぐに息が切れてしまいます。 あるいは、途中で並んだランナーに負けまいとすれば、 自分のペースは狂ってきます。(略) ダッシュすることも、ときには必要でしょう。 でも限界に達する前に、必ず少し歩をゆるめ、 体力を回復させてあげることです。 そのタイミングさえ上手につかめば、 たちまちパワーをもとに戻すことができるはずです。 マイペースで走りながら、ときにダッシュをかけ、 ときには歩をゆるめる。 こうして走り続ければ、 仕事、人生のフルマラソンの勝者になれるのです。 |
2006-05-21 |
「努力」イコール「成果」ではありません。 努力していい成果が出るときも、 そうでないときもあります。 成果だけにとらわれて後ろ向きになるのが 下手な悩み方、 過去の失敗を参考にして小さくても 次に成果が現れるように前向きに 取り組んでいくのが、 上手な悩み方と言うことができます。 |
2006-05-20 |
「相手の言葉を上手に確認しあう方法」 まず「相手を責めるのが目的ではない」という 前提を忘れないことです。 そのためには、 〈私メッセージ〉というテクニックが役立ちます。 これは、決して〈あなた〉を主語にせず、何でも 〈私は〉を主語にして表現するテクニックです。(略) たとえば、 「何だよ、(お前は)欲も俺に向かって偉そうに!」 は、問題解決に役立つ言い方ではありません。 それよりも 「君が大声を出したので、僕は腹が立っているんだ」 と言うほうが、自分の精神状態も誤解の余地もなく 伝わるし、相手を非難することにもなりません。 犯人を決めるのと、自分の感情や状況を特定し、 伝えるのとでは、大違いです。 |
2006-05-19 |
何かについて知っているのと、 知っていることを実行することは まったく別の問題である。 |
2006-05-18 |
たしかに人生やビジネスに成功は重要だが、 「成功、成功」とやっきになる前に、 一つ頭に入れてほしいことがある。 それは、成功が人生の手段ではあっても、 目的ではないことである。 成功することと、 自分の人生に満足しているということは、 必ずしもイコールでは結びつかないのである。(略) 重要なのは、何のためにお金持ちになりたいか、 地位を得たいのかを、きちんとわかっていることだ。 自分が本当に求めるものがなんであり、 それが、心からの満足に結びつくことがわかっているなら、 無理して成功という手段にこだわることもなくなってくる。 これが、自分の生き方を狂わせないための要諦である。 |
2006-05-17 |
過去への見切りのつけ方を考えるとき、 「自明灯(じみょうとう)」という言葉を知っておくといい。 これは、釈迦が死に臨んで、集まった弟子たちに 伝えた言葉であり、私の好きな言葉でもある。(略) 弟子たちは、 「お釈迦様が亡くなられたら、私たちはどうやって 生きていったらいいでしょう」と言ったのだが、 それに対する釈迦の答えが「自明灯」である。 「自明灯」とは、 「自分で灯をつけて生きていきなさい」 ということである。 自分の人生を生きていくとき、自分自身で きちんと歩いていきなさいという意味である。 |
2006-05-16 |
自分の人生で起きたこと、 それに対する自分の感情。 人に話すのは、 自分が背負っている荷物を少しだけ その人に担ってもらうことだ。 その分、あなたの荷は軽くなる。 私はクライアントに何度こう言われたか知れない。 「話しただけで、だいぶ気持ちが軽くなりました」 |
2006-05-15 |
福岡自己開発センターの代表者である 山下要さん(故人)によれば、 チャンスが巡ってきたときには、 ためらわずに手をあげなさい、というのです。 手を上げた人は、チャンスをものにできるけれど、 手を上げなかった人は、次のチャンスを待つか、 永遠にチャンスに巡り合えないかのどちらかです。(略) 山下さんの教えに 「3カク運動」というものがあります。 第1のカクは「字をカク」 学んだことと一生懸命メモし、恩を受けた人には、 すぐさま礼状を書く。 第2のカクは「汗をカク」 日頃からコツコツと地道な努力を積み重ね、 骨を惜しまず汗をかく。 中には冷や汗もあるかもしれません。 第3のカクは「恥をカク」 チャンスがあれば未熟であっても人前に出て、 下手でも何かをやってみる。 人は恥をかいた分だけ成長するようです。 幸運の女神の前髪をつかみ、 字を書き、汗をかき、恥をかくことを ものともせずに実行する人と、 字も書かず、汗をかこうともせず、恥をかくのをためらって、 幸運の女神が過ぎ去ってしまったことを嘆いている人とでは、 3年後、5年後に大きな差がつくのはあきらかです。 |
2006-05-14 |
苦しみから抜け出せないでセラピーに来る人に、 よく私はこんな話をする。 男が一人、片手に大きな石を持って、 泳いで川を渡ろうとしてました。 川の中ほどまで来たところで、男が危険な状態に おちいっているのが、岸にいた人たちに見えました。 息をつまらせ、あっぷあっぷしています。 「石を捨てろ!」岸にいた一人が大声で言いました。 「泳ぎやすくなるぞ」 それでも男は石を離しません。 岸にいるとだれが見ても、男は溺れかけています。 「石を捨てろ!」みんなで叫びました。 「石を捨てるんだ!」 男はようやく振り返ってこう言いながら、 水に沈んでいきました。 「できない、これは俺の石だ」 あなたも、捨てなければならない石に しがみついてはいないだろうか? 手にとって、しげしげと眺めては、 みじめな気持ちになることを 何度もくりかえしてはいないだろうか? |
2006-05-13 |
気の合う人もいれば、気が合わない人もいます。 これは、性格がいいとか悪いとかは関係なく、 反りが合わない人がいるということなのです。 そのことに気づきさえすれば、 反りが合わなくてもそれなりの つきあい方はできます。(略) すべての人と仲よくしようとすると かえって疲れてしまいます。 むしろ気の置けない親しい友人もいれば、 反りの合わない人もいると思っているほうが、 多くの人とうまくつきあえます。 |
2006-05-12 |
あなた自身にも相手にも、 間違いをおかす権利があります。 それを尊重しましょう。 あなたは自分の経験と失敗から学ぶ、 誰にも奪うことのできない権利をもっています。 相手もまた同じ権利をもっています。 間違いをおかす権利を自分だけにしか 認めないというわけにはいきません。 |
2006-05-11 |
パワーをくれる言葉を集めよう 気分を表す言葉を変えるだけで、 幸せな気持ちを増幅することができる。 たとえば、 「まあまあだ」の代わりに 「ゴキゲンだ」と言ってみよう。 単に、 「おもしろい」というだけでなく「夢中だ」 「OK!」の代わりに「最高!」 「そこそこいい」よりも「すごい!」 と感じるようにしよう。 単に「決めた」というよりも、 「最後までやりぬく」の方がずっといい。 |
2006-05-10 |
細かいところにこだわるのは欠点ではありません。 細かいところへのこだわりがないと、 仕事はずさんになってしまいます。 そのとき大事なのは、同時に 全体を見る目を失わないようにすることです。 部分と全体、それを半分半分に見るようにします。 このように肩の力を抜いて考えてみると、 全体が見えてきます。 こだわっている細部と 全体の関係も見えてくるでしょう。 |
2006-05-09 |
「山は高く登るほど、風がきつい」 何事も、高く目指せば目指すほど、 風当たりは強くなるものなのです。 これは、ステップアップの付録のようなものです。 しかし、つらいばかりではありません。 高みに登ると、周囲を良く見渡すことができます。 低いところにいたときは見ることができなかった風景が、 眼前に広がっているのです。(略) 本当の面白さ、楽しさを知ることができるのは、 始めたばかりのときではなく、 厳しい地点を乗り越えた後なのです。 |
2006-05-08 |
潔く生きていると、一番いい道に進める。 「心の道」に従えば、 より深い知恵が語ることばを 聞き取ることができる。 それまで知らなかったような 胸の奥のことばを信じるには、勇気がいる。 しかし「とことん信じる」ことができれば、 思ってもみなかったようないい結果に 必ずつながるのである。 |
2006-05-07 |
仮にお世辞であったとしても、 誰かが向けてくれた好意は 喜んで受け入れた方がいいよね。 そのほうが、 言葉を送る側も心地よければ、 受ける側も心地よく過ごすことができるものね。(略) お世辞だっていいじゃない。 まかり間違って歯の浮くようなお世辞だとしても、 まずはそのまま受け入れてアリガトウできてこそ、 豊かな人間関係も生まれるし、 少なくとも自分自身の心の豊かさはふくらむよね。 |
2006-05-06 |
こんなことはないだろうか。 たとえば子供が後かたづけをしようとする。 もちろん、大人や親の目から見たら、 モタモタとまどろっこしい。段取りも悪い。(略) そこで、つい口を出してしまう。 いや、アドバイスならいい。 そうではなく、 相手の未熟さをなじったりするいい方になる。 さらにいけないのは、 「もーっ、だめねぇ。ほら、私に貸しなさい。 私がやってあげるから」 と、口ばかりか手まで出してしまう。(略) 親は、子供のやる気や試みを横取りしてはいけない。 たとえそれがまどろっこしく見えても。 また、幾度か失敗したとしても。 そのくりかえしから、子供は成長してゆくのだから。 「早く、早く」は、すぐにおやめなさい。 |
2006-05-05 |
「わたしのために何もしてくれない」 というのが不幸の原因。 |
2006-05-04 |
人間の心は分からない。 だから、疑うのではない。 わからないからこそ 信じるしかないじゃないか。 そこを信じて育てるから 希望が湧いてくるのだ。 |
2006-05-03 |
肝心な心中を伝えないでいて 「気持ちをわかってほしい」と願うだけでは、 相手に気持ちは伝わりません。 そのように心の中で思い続けても、 相手には冷たい物言いや 留守番電話のテープ音声が 聞こえてくるばかりです。 |
2006-05-02 |
「いつか幸せになる」のではなく、 「いつも幸せでいる」 実際に、もう忘れてしまっていたり、 うまくいきすぎて気づかなかったというだけで、 あなたの人生を振り返ってみれば、 奇跡のような幸運に恵まれた体験が、 全くないはずはありません。 よく考えてみると、あなたは、 もうとっくに「幸せ」なのです。 「いつか幸せになるぞ」と必死になるまでもなく、 すでに「幸せ」なのです。 あなたが気づいていなかっただけで、 かなり「幸せ」なのです。 |
2006-05-01 |
誰かがあなたを愛している。 思いがけない人だったりする。 そのことに 気がついている人生は豊かです。 |