■2006年05月20日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「相手の言葉を上手に確認しあう方法」
まず「相手を責めるのが目的ではない」という 前提を忘れないことです。 そのためには、 〈私メッセージ〉というテクニックが役立ちます。 これは、決して〈あなた〉を主語にせず、何でも 〈私は〉を主語にして表現するテクニックです。(略) たとえば、 「何だよ、(お前は)欲も俺に向かって偉そうに!」 は、問題解決に役立つ言い方ではありません。 それよりも 「君が大声を出したので、僕は腹が立っているんだ」 と言うほうが、自分の精神状態も誤解の余地もなく 伝わるし、相手を非難することにもなりません。 犯人を決めるのと、自分の感情や状況を特定し、 伝えるのとでは、大違いです。
まゆの感想
この自分を主体にして話す(私メッセージ=一人称)は、
とても多くの本に書かれています。 例えば、こんな言い方です。 「心で感じる女 腹で感じる男」より 「君がいつも遅れるから、2人で出かけるときは時間どおりに 着いたことがない。まったくいらいらさせられるよ!」 (二人称の話し方。「悪いのは君だ」という意味合いがある) ↓ 「時間通りに着かないと、僕はとてもいらいらするんだ。 先方に失礼だと思って、とても気がとがめる」 (一人称の話し方。「僕は困っている。なんとか解決できない だろうか」というニュアンスになる) また、こんな例はどうでしょう。 「あなたは、いつだって、自分からやってくれたためしが ないんだから!全部私がやらなきゃならないじゃない、 やってよ。」(相手を責めている) ↓ 「私は、あなたがやってくれないと、何でも私がやらなきゃって いう思いがして辛いわ。やってくれると助かるんだけど…」 (自分の気持ちを話している) 私は、(私メッセージ)は、とてもいいと思っています。 実践もしています。 やり方は簡単です。私(僕)を主語にして話すだけ。 あなたはこうだ、の決めつけを、 私(僕)はこう思っていると、言い換えるだけ。 一度、ぜひ試してみてください。 試しても損はないので、ぜひ。 きっと、その効果に驚くと思います。 |
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