■「今日のことば」カレンダー 2014年11月■
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2014-11-28 |
「じゃ、仲よしになるには、どうすればいいの?」 と王子さまは聞いた。 「ゆっくり時間をかけるんだ。 今日はまだこれくらいまで。 つまり、ちょっと離れてすわる。 明日はもう少し近くに すわれるようになる」 (サン・テグジュペリ/作家) |
2014-11-27 |
僕の母親って優れた人だったなぁと思います。 2008年6月に101歳で旅立ちましたが、 いい言葉を持っている人だったの。 僕の母親はどんなにひどい通信簿でも「よく頑張ったわね」 って誉めてくれました。 僕が通信簿を渡すと、必ず最初に「わあ~」って言うのね。 で、そのあと必ず誉めてくれる。 でも僕の成績は小学校高学年からずっ~と下降線で、 高校時代の後半に250人中210番になっちゃった。 このときだけは、さすがに母親も「わあ~」が出てこなかった。 そのあともしばらく黙って通信簿を見ていましたが、 とうとうこう言ったんです。 「まだうしろに40人いるわね」 愛情を感じたなぁ、あの言葉。 僕っていい母親に育てられてるな、 かあちゃん大好き、って思いました。 |
2014-11-26 |
いじめってひどいよ。 いじめをするやつって最低! そんな奴には、悪運がまとめてくるに違いない。 みんなそう思わない? そう思うと発想が逆転しますよ。 つまりいじめてる奴って、かわいそうな人なの。 自分から運に見放されるようなことをしているんですから。 反対に、いじめられている人には必ずいい運がやってくるんだから。 つらくてもこう思っていればいいんです。 「残念だね、僕をいじめている奴ら。 あいつらはこれからの人生、ぜんぜんいいことないよ。 今、つらい目にあっている僕には、大きな運がたまっているから、 そのうちラッキーなことがばっかりくるんだ」 気をつけてほしいのは、自分をいじめている人を恨んじゃうこと。 逆転の発想をすれば、その人たちはあなたに運を授けてくれる人 なわけだから、「仕返ししよう」と思うのもダメ。 むしろ感謝する方がいいの。 |
2014-11-25 |
《認知療法でネガティブ思考から抜け出す》 人間の脳は、ストレスを受けると、ものごとを悲観的に、 あるいは、否定的に感じる傾向があります。 このとき、考え方や感じ方に歪みが生じるのですが、 でたらめに歪むわけではないのです。 この考え方や感じ方の歪みには、 次に示すような11のパターンがあります。 1.二分割思考 すべてを白か黒か、全くか無しかといった具合に、 二者択一でとらえようとしてしまう 2.過剰一般化 何か嫌なことが起こったら、何の根拠もないのに、 それがいつも起こることだと過剰に一般化して考えてしまう 3.恣意的推論 何の根拠もないのに、将来のことを先読みしたり、 他人の心の内側について自分勝手に憶測し、悲観的な結論をだす 4.選択的抽出 記憶を思い出すとき、無意識のうちに悪いことばかりを選んで 思い出してしまう 5.マイナス化思考 良いことがあっても、日常的に起こるありふれたことでも、 悪いことだと歪めて解釈してしまう 6.すべき思考 先入観によって自分のとるべき行動を決めつけ、これによって 自分自身を追い詰めていく 7.感情的決めつけ ものごとを客観的に判断せず、そのときの自分の感情によって 決めつけてしまう 8.ラベリング 自分はダメな人間なのだといったレッテルを貼り付けてしまう 9.自己関連づけ 良くないことが起こったとき、すべて自分のせいにしてしまう 10.拡大視 自分の欠点や失敗を過大評価してしまう 11.凝縮視 自分の長所や成功を過小評価してしまう |
2014-11-21 |
ああしろ、こうしろと言われたら、 頭から反発するのではなくて、どうしてそうなのか、 どうしてどうすべきでないのかを、 自分で考えて、判断すべき。 親から言われたことは、正しいかもしれないし、 正しくないかもしれない。 親自身、どうしてそうなのか、 自分でわかってないことはけっこう多い。 だからといって、すべてが間違っているわけでもない。 (池田昌子/哲学者) |
2014-11-20 |
弱い人間が 誠実に徹するということは、 どだい無理な話である。 (ラ・ロシュフコー/モラリスト) |
2014-11-19 |
昔は悪いことをすると「お天道様がみているからね」 「罰(ばち)当たり」と知られるのが普通でした。 たぶんばれないだろうと思ったところで、人間のやることを 天はお見通しなのだというわけです。 事実、誰も見ていないと思っていても、お天道さまだけでなく 誰かが見ていたりしますから、悪事はすぐにばれてしまいます。 「良心に従って行動せよ」という言葉にも、 近いニュアンスがあります。 「良心に恥じない生き方」とは、 お天道さまに恥じない生き方ということであり、 「誰も見ていなくてもズルや不正はするな、 いつでもあなたを見ている存在があるよ」 という意味です。 そしてお天道さま=良心という構図でわかるように、 お天道さまはどこか遠くの空高くにいるのではなく、 私たちのすぐそば、つまり私たちの胸の内にいつもいる、 そう表現しているのだと思います。 |
2014-11-18 |
待つことは同時に、お任せすることでもあります。 運を天に任せる、相手に任せる、 人智を超える存在に任せるという態度には 「私は信頼しています」という潔さがあります。 真摯な態度の前では、どのような邪心も恐怖感も 霞(かすみ)のように消え失せます。 急ぐことはない、焦ることもない。 答えは出すものではなく出るものです。 |
2014-11-17 |
しっかりアウトプットができる人と、 不十分なアウトプットしかできない人の差は 「最終的なゴールをどこにおいているか」で決まる。 アウトプットの質が良くない人は、報告書にしても、 パワーポイントによる資料にしても、 その作成自体がゴールになってしまっている。 一方、良質なアウトプットができる人は、 この資料をもとに、どんなアクションをして 何を成しとげるかというところを、ゴールにしている。 この差は大きい。(略) パワーポイントの作成に力点を置いてしまう人は、 結局、プレゼンでもいいアウトプットができない。 資料はあくまで、補助的なツールであり、 プレゼンもひとつの手段にすぎない。 あくまでもゴールは、その先に何をするか、 それがアウトプットの質を左右するかだ。大切なのは、 「この仕事は、どこをゴールとして、何のためにやるのか」 という目的と意識がピンと外れになっていないかどうかなのだ。 |
2014-11-14 |
自然で簡単でシンプルな祝福。 「ある日曜日、教会の特別な奉仕活動を終えた帰りに、 私は駐車場でインド人と会釈し合いました。 彼の小麦色の輝いた肌に黄色のシャツが美しく映えていたので、 思わず彼に「とても良くお似合いですね」と心から言いました。 彼は本当に嬉しそうでした。 続いて私はイチジクを買うために八百屋に寄りました。 年老いた男性が定員に、イチジクをパックごと買えないので、 バラで2個だけ売ってくれるように頼んでいました。 私は自分のパックから2個のイチジクをその男性に 分けてあげました。 彼の驚きと喜びは私の一日を輝かせてくれました」 |
2014-11-13 |
「やる気をださなければいけない」とわかっていても、 思うように行動に移せない子がいます。 こういう子の場合、心と体、 両方のエネルギー量を確認しなくてはいけません。 そのどちらが欠けていても、ダメなのです。 身体のエネルギーを蓄積するために必要なのは「健康」です。 生活リズムを整え、栄養バランスのとれた食事をし、 風邪をひかないよう、うがい&手洗いを励行しましょう。 「そんなこと?」と思うかもしれませんが、それが基本です。 次は心のほうです。 心のエネルギーをチャージするためには、 3つの要素が必要になります。 1.安心感 2.楽しい体験 3.認められる体験 この3つがバランスよく与えられることで、 「よし、勉強がんばろう」 「今度の試合は必ず勝つぞ」 「将来はこんな大学に入りたい」 などという前向きな気持ちが芽生えてくるのです。 |
2014-11-12 |
不平不満が多い人がいる。 がんばっているのに報われないから 不平不満が多くなってしまうのか、 不平不満が多いから、 一生懸命やっている割には評価されないのか。 いずれにしても、不平不満が多い人は、 いい結果を出せないことが多いし、 周りから高く評価されることは少ない。 なぜ、不平不満が多くなってしまうのか。 その源泉は、やはり、自分が評価されていないこと。 自分は満たされていないという思いが強いこと。 つまり、いつも自分を基準にしている。 常に「私はもっと認められるべきだ」 「私は満たされたい」という思いで溢れかえっているから、 どんどん不満が増幅していまう。 こういう人は、会議や議論の場でも、 ネガティブなことばかり言いたがる。(略) もっとも本人にしてみれば、不平不満を言っているという 意識ではない場合もあるだろう。 「自分は問題意識があって、問題提起をしている」 と思っているかもしれない。 それでも、周りの人たちからは、 「また、あの人は文句ばかり言っている」 「人の意見にケチをばかりつけている」 と思われている。 |
2014-11-11 |
コンサルティング会社にいたときに、 「言葉あたりの単価」という表現があった。 コンサルティングにS級、A級、B級のランクをつけるとすれば、 S級とA級の大きな違いは、言葉の多さだ。 A級の人はS級の人に比べて圧倒的に言葉が多い。 お客さんに向かって機関銃を乱射するかのように、 ずっーとしゃべり続けている。 こういうコンサルタントを評して、 「あの人の言葉あたりの単価がすごく安いよね」 というわけだ。 同じコンサルタント料を受け取っていても、 S級の人と比べて単位当たりの言葉の価格を割り出してみると、 格段に安いのだ。(略) 言葉が多い人は、ときとして「自分が話したい話」を、 延々と続けているだけで、相手の話を満足に聞いていない。 これではまとまる商談もまとまらない。 お客さんは供給に応じた対応や商品を望んでいるのであって、 こちらの独演会を聞きに来ているわけではない。 A級の人はB級の人に比べて知識もボキャブラリーも豊富で 弁が立つかもしれない。 しかし、なぜS級になれていないかと言えば、 いつも自分がしゃべりすぎているからだ。 |
2014-11-10 |
「ホメ言葉って、本当に効果的なのかな?」 と懐疑的な読者がいらっしゃるかもしれません。 しかし、はっきり申し上げましょう、 ホメ言葉は、「効果がない」ように見えても、 実のところは、とても効果的なのです。 私たちが思っている以上に効果的です。 確かに人によっては、せっかくホメてあげても、 「いやぁ、ホメすぎですよ」「そんなことないですよ」 「うぬぼれちゃいますから、もう勘弁してくださいよ」 と軽く流してしまう人がいないわけではありません。 このように流されてしまうと、私たちは、 「あれっ?ほめない方がよかったかな?」 と心配になってしまいますが、そんなことはないのです。 相手は、もう間違いなく喜んでおりますから、 やめることなく、これからもどんどんホメてあげてください。 ホメ言葉というのは、 ジワジワと効いてくる麻酔のような性格を持っていて、 「私は、ほかの人のお世辞などに影響されないぞ」 という人でも、自分でも気づかないうちに影響を受けてしまうもの。 ホメ言葉は、まさに無意識に働いて、 相手の行動を変えさせてしまうほどの力をもっているのです。 |
2014-11-07 |
迷ったときは、やる。 やらなければいけないような気がするのだが、 どうしようかな、と漠然と迷っている時は、やった方がいい。 大抵そういう場合は、面倒だとかしんどいとかの理由で 気が引けているだけのことが多い。 主観を廃し、自分から距離を取って客観的に努めてみる。 すると、やった方が得になることがわかる。 億劫だが実行した方がいいことがわかれば、 今度は感情を排して取り組んでみる。 その重い第一歩を踏み出す気力がなければ、 成功にはつながらない。 |
2014-11-06 |
天才たちの仕事ぶりは驚くほど地味である。 業績の華やかさに比べて、彼らの日常はさながら職人のような ルーティンワークの繰り返しだが、その積み重ねが結実して、 人類規模の偉業にもなるのだ。 (もっとも彼らはそれを退屈だとは感じていないだろうが) 単調な日課をコツコツこなすことは、その人に強運をもたらす。 日課はいわば自分との約束だと思えばいい。 ここで大切なのは、何を日課とするかを「自分で決める」ことだ。 そして、ひとたび決めたなら確実にそれをこなす。 自分との約束を果たすことは、 小さな成功の体験を重ねることでもある。 勝ち癖をつけることが、やがて大きな成功へとつながっていくのだ。 |