■2014年11月13日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「やる気をださなければいけない」とわかっていても、
思うように行動に移せない子がいます。 こういう子の場合、心と体、 両方のエネルギー量を確認しなくてはいけません。 そのどちらが欠けていても、ダメなのです。 身体のエネルギーを蓄積するために必要なのは「健康」です。 生活リズムを整え、栄養バランスのとれた食事をし、 風邪をひかないよう、うがい&手洗いを励行しましょう。 「そんなこと?」と思うかもしれませんが、それが基本です。 次は心のほうです。 心のエネルギーをチャージするためには、 3つの要素が必要になります。 1.安心感 2.楽しい体験 3.認められる体験 この3つがバランスよく与えられることで、 「よし、勉強がんばろう」 「今度の試合は必ず勝つぞ」 「将来はこんな大学に入りたい」 などという前向きな気持ちが芽生えてくるのです。
まゆの感想
この本は、思春期の子どものやる気をどう引き出すかを
書いてある本ですが、今日のことばにでてくる、 「やる気をだすには、心と体の両方のエネルギーが必要」 ということは、現在の大人たちにも当てはまるように思います。 たとえば、やる気を出す子にしたいと願っている、 おとうさんおかあさん、先生、部下や友人をもつ方々など、 心と体のエネルギーがあるか、残っているかなどを 自覚してみることは大切で、子どもや生徒、部下や友人に、 やる気を出させる前に、自分のエネルギーを 確保しておく必要があるように思います。 大人たちが疲れて、エネルギーが残っていなかったら、 やる気を出せる力もでないと思われるからです。 身体が疲れたら、まずは身体を休める、寝る、 規則正しい生活をする、栄養を考えた食事にする、 心が疲れたら、誰かに聞いてもらう、楽しいことをする、 趣味を見つけてやってみる、本を読むなどなど、 大人たちの心と体のケアも大切なように思います。 心と体、疲れていませんか? いっぱいいっぱいなら、まずはひと息いれてくださいね。 そして、自分の心と体、ケアしてあげてくださいね。 それから、また立ち上がりましょう。 |
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