■2014年11月12日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
不平不満が多い人がいる。
がんばっているのに報われないから 不平不満が多くなってしまうのか、 不平不満が多いから、 一生懸命やっている割には評価されないのか。 いずれにしても、不平不満が多い人は、 いい結果を出せないことが多いし、 周りから高く評価されることは少ない。 なぜ、不平不満が多くなってしまうのか。 その源泉は、やはり、自分が評価されていないこと。 自分は満たされていないという思いが強いこと。 つまり、いつも自分を基準にしている。 常に「私はもっと認められるべきだ」 「私は満たされたい」という思いで溢れかえっているから、 どんどん不満が増幅していまう。 こういう人は、会議や議論の場でも、 ネガティブなことばかり言いたがる。(略) もっとも本人にしてみれば、不平不満を言っているという 意識ではない場合もあるだろう。 「自分は問題意識があって、問題提起をしている」 と思っているかもしれない。 それでも、周りの人たちからは、 「また、あの人は文句ばかり言っている」 「人の意見にケチをばかりつけている」 と思われている。
まゆの感想
不平不満をいつも言っている人は、
「相手のためによかれと思って」 「今の状況をよくしようと思って」 と思い込んでいて、 「なんで、私の言うことを聞かないの、こうしてくれないの」 「なんで、わかってもらえないのか、評価してくれないのか」 などと、思っている人が多いように思います。 ブツブツ文句や不満を言っているのは、 「何とかしたいから」だというわけです。 でも、周りには、 「あなたが何とかしてくれ」 と言われているように聞こえてしまいます。 マイナス面だけを言い、前向きな解決策を持ち出すことはなく、 解決は人任せにし、自分から解決していこうという意識がないと 見られたら、とても評価はされないし、 わかってもらえないと思うのですが、 不平不満をいう人は、ずっといい続けがちです。 なぜ、そこに気づかないのかと思うのですが、 なかなか気づけないものなのでしょうね… いつも不平不満を言ってばかりいると、 ネガティブオーラを発するようになるし、怖い顔になり、 笑顔も少なくなり、周りから「またか」と、 話も聞いてもらえなくなります。 そうならないように、注意していかねばと思います。 |
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