ことば探し
★私は、思う存分、のびのびと生きています★

■「今日のことば」カレンダー 2016年6月■

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2016-06-30
もしかすると
「好かれよう」などと思わないで生きる ことが、
一番たいせつなのかもしれない。

嫌われようと思って生きる必要はさらさらないが、
さりとて、多種多様の好みを持ち、
思いを抱くすべての人に好かれようなどと思わない方がいい。
皆に合わせようとして失うのは「自分」なのだから。
2016-06-29
私のもとには、連日のように問題が飛び込んできます。
それだけは避けたかったと頭を抱えるような失敗の報告もあります。
そんな時には、一呼吸おいてから、
「やってしまったことはしかたがない」
と、社員にいうことにしています。

本当は失敗した社員に、「なぜ、おまえは…」、
「いつになったら…」「あれほど言っておいたのに…」
と、文句のひとつも言いたくなる。
でも、そんな言葉をグッと飲み込んで、
「終わったことはしかたがない」と言うのです。

本当のことを言うと、これは社員に言っているというより、
自分自身に言っているのです。
「我慢しなさい」と自分に言い聞かせて怒りや責める思いを
裁ち切り、無理やりに区切りをつけるのです。
一度、この方法を身につければ、ぐずぐずとマイナス面を
考えることがなくなり、精神的にずいぶん楽になります。
2016-06-28
人は、些細なことを大事にする人、
約束どおりに行動する人を信頼します。
この信頼感はとても大事なもので、
もしもあなたが「この人は信頼できない」と
思われてしまったら、評価が下がるだけではすみません。
信頼できない人を組織から排除しようとする気持ちが、
周囲の人の心に芽生え始めるから怖いのです。
ふだんの何気ない行動の積み重ねが大切だと言うのは、
こうした理由からです。

今の職場で、何も悪いことをした覚えがないのに、
どうも周囲から大切にされていないとか、
邪険に扱われているとしたら、
日頃から些細なことをおろそかにしていないか、
振り返ってみたほうがよさそうです。
2016-06-24
あることが起きた時、私たちは「幸せになる」
あるいは、「不幸になる」わけではない。
出来事に自分がどう影響されるかは自分で選択できる。
クリスティ・ガルビン(84歳)はこう言う。

「息をついて前に進めるようになりなさい。
 つらいことはそこらじゅうにある。
 でもそれにとらわれていたら前に進めないわ。

 喜びで心を満たすことをポリシーにするといいと思うの。
 喜びと幸せは向こうからやってくるものだとは私は思わない。
 それは自分でつくり出すもの。
 「何ごとにも感謝の気持ちを持つ姿勢」
 って言ったらいいかしら。
 それがあるとつらいことのトンネルをくぐり抜けて、
 多かれ少なかれもっといい形で向こう側に出られるのよ」
2016-06-23
受け容れる
疲れ果てた自分を受け容れる。

そこまで頑張った自分を
ほめてあげてもいいはずだ。


受け容れる。
鏡に映る、疲れた中年の顔も受け容れる。

その自分の顔に向かって話しかけてみる。
そうしているうちに、
自分の心が見えてくる。
2016-06-22
認められなくてもがっかりしない。
自分の意見や仕事が評価されなくても、
あまり気にしないことだ。
相手の考えに耳を傾けるのは大切だが、
その評価を受け入れるかどうかを決める判断はもっと大切だ。

世の中には、間違った評価が多い。
すべての評価を鵜呑みにすると誤った方向に進んでしまう。
「世の中の半分はもう半分を笑いものにしているが、
 どちらも愚かである。
 どんなことも、良いと思う人もいれば悪いと思う人もいる。
 ある人が追い求めるものを、ある人はさげすむ」
というグラシアンの言葉をぜひ、心に留めておきたい。

ただ逆に、一人が良い評価をしたからと言って、
すばらしいという証明にはならないことも覚えておこう。
賞賛されたからといって有頂天になってはいけない。
2016-06-21
ものごとを逆に考えると真理が見えてくる。
ときどきはものごとを逆さまに考えてみようと、
グラシアンはすすめる。

たとえば、みんなが「今は改革すべきだ」と
言っているとき、あえて保守的に考えてみる。
「アイツが悪い」と言っている人がいたら、
その発言をしている人こそが悪いのかもしれないと考えてみる。
すると真実が見えてくることもある。(略)

周囲の一致した意見に一人で反論する必要はないが、
真理が何なのか把握しようとする視点は大切だ。
極端な間違いを犯さなくなる。

また、逆さまに考えることは、自分の考えについても言える。
本当に自分の意見は正しいのか、もし間違っていたら、
どうなるのか考える習慣を持ちたい。
自分を疑う賢さを持てれば、自分を見失うことはない。
2016-06-17 松沢哲郎さんの「想像するちから」という本があります。
そのなかにレオというチンパンジーの話が出てきます。
レオはあるとき、重い感染症にかかって寝たきりになりました。
スタップがけんめいに看病しますが、動けなくて
床ずれができたりしてとても痛そうです。

ところがレオは、まったく絶望したそぶりがないのです。
「もしこれが自分だったら」と、松沢さんは言います。
「このまま生きていてもしようがない」という心境になるだろう。
「将来に対する希望も持てず、ただ絶望感にさいなまれるだけだろう」
と。ところがレオは、
いつものようにスタッフに愛嬌を振りまいているのです。

人間とチンパンジーの違いがここにあると松沢さんは気づきました。
チンパンジーは「いま、ここの世界」を超えて
想像する力に限界があります。
彼らは過去や未来のことを、あれこれ悩んだりしません。
その代わり、未来に希望をもつこともないのです。

いっぽう、人間は、
「容易に絶望してしまう。
 でも、絶望するのと同じ能力、その未来を想像する
 という能力があるから、人間は希望を持てる」
というわけです。
2016-06-16
劣等感やコンプレックスを感じているときほど、
今まで自分で作り上げてきた物事や関係、活動を意識的に、
大切に丁寧に扱うよう心がけてください。

とにかく自分の目の前の仕事や活動を
ふだんより念入りにきっちりとやってみる。
自分の周りにいる友人、同僚や家族に対して、
改めて感謝の気持ちをもって心を込めて接してみる。
そんなふうに日々の生活をしっかりと丁寧に送るように
心がけてみましょう。

普段より「きっちり、丁寧、大切に」を心がけていると、
おのずと仕事の完成度が高まって自己満足感が得られます。
2016-06-15
40代、50代、60代になったとしても精神的には成長して
いきますし、体験する物事によって価値観や志も変化します。
今まですごく気があっていた友人、仲間、恋人同士、そして
たとえ夫婦であったとしても、その「気」が合わなくなることも
考えられるのです。

ここでいう「気」とはただの相性、フィーリングと
いうだけではなく、生きる姿勢や目的、向上心、向学心などの
エネルギーのすべてを含めた「気」です。

それまでずっと親しくつきあっていた友人や信頼していた
人間関係に不信感が生じてきて、どうしての拭い去れないときと
いうのは、確実に何らかの「気」の変化が起きています。
その変化は実にさまざま。(略)

以前は気の合っていた相手との友情や愛情、信頼感といった
関係性が、どちらかの成長や後退によって揺らいでしまい、
不信感や疑惑が発生してしまうことは多々あります。
2016-06-14
選挙に行きもしないで、行った人に向かって、
「行ったって無駄だよ」と言う。
今の世の中には、このような人たちが多すぎます。

自分の主義主張があって
「俺は選挙に行かない」というのは、
これは考えだと思います。

僕はそういう人には納得出来ないけれど、
でもそれはその人の考えかもしれないから。
ですが、
「人の足は引っ張るなよ」
と言いたいですね。

「行ったって無駄だからやめろよ」
と言うのはやらないでほしい。

(山本一力 作家)
2016-06-13
人間というのはどんなことをしても、どんなに努力をしても、
病気になったり歳をとったり死んだりします。
それは苦痛なのですが、避けられないことです。

それが苦痛だという事実は変えることができないし、
避けられないとしても、それを笑うことはできるのではないか、
というのが僕の考え方なのです。
笑ったからといって、苦しさがなくなるわけではありません。
だけど、笑うとものすごく気が楽になります。

他人が苦しんだり失敗しているのを笑うのは
わりとたやすいのですが、自分が苦しんでいたり、
自分が失敗したりすると、それを笑うのはむずかしくなります。
自分を笑うというのは一番むずかしいことなのです。

(哲学者、作家 土屋賢二)
2016-06-10
おならはところかまわず、腸にたまってゴロゴロと鳴り、
外にでたがります。
しかし、そうどこでも簡単に出すわけにはいきません。
そこで、どうしても「ガマン」することになります。
このガマンしたおならはどこにいくのでしょうか。

お尻の穴からは出られなかったおならは、
大腸粘膜の毛細血管へと入り込み、血液の中に入ります。
一部は、そこから腎臓に送られて、濾過されて尿となります。

また一部はそのまま体をめぐり続け、代謝されていきます。
それでも残った一部は、肺へと運ばれ、
最後は口や鼻から出ていきます。

「ガマンすると体に悪い」と一般には言われますが、
いずれはこのように何らかの方法で排出されていくので、
心配はいりません。
とはいえ、思い切り放出する快感は捨てがたいですね。
ひとりでいるときにはぜひ豪快に出してください。
音はもちろんのこと、においもじっくり
鑑賞していただきたいものです。
2016-06-09
「あなたを見込んでお願いしたい」
と熱心に頼み込まれて、意気に感じて
「よし、わかった、引き受けよう」と、
応じる同じ人間が、押しつけられると、反発を覚えて断ったりする。
ここでは、意気ではなく意地のほうが強く働くのだ。
相手に意地になられたら、頼み事は難しくなる。

電車の座席に座っていて、前に老人が立つ。
席を譲ろうという気持ちはあっても、譲るのが当然という顔をされると
なかなか立ち上がる気になれない。
立ち上がっても、無言で別の車両に移ったりする。
若い母親が赤ちゃんを抱いて乗ってくる。
自分から立とうとするときは、元気よく立ち上がれる。

前の例では、立ち上がってもよい気分になれない。
後者の場合は、立ち上がった後、よい気分になるはずだ。
この違いはどこからくるのか。
自発的にやろうとしているかどうかに端を発している。
自分から言い出して何ごとかを始めるのは、
自発意識が働くから、気分もよい。
相手に押しつけられると、反発が生じて、面白くない。
人間は、人にいわれてやるよりも、
自分で気づいてやるほうを好むのだ。
2016-06-08
ビジネスパーソンにもっとも必要なものは、
狭くて深い「専門知識」と広くて浅い「雑学」。
これが、ビジネスマンとして25年以上やってきた私の実感です。
「専門知識」と「雑学」のふたつが両輪になってこそ、
ビジネスだけでなく人生もまた豊かになるのです。(略)

雑学の「引き出し」を増やす上でもっとも大切にしたいことは、
「好きなことを優先する」ということです。
仕事でも勉強でも、人から強制され、
イヤイヤやらされたものはほとんど身につきません。
反対に、好きで好きで仕方のない事柄なら、
自分から熱中して取り組めるでしょう。
その結果、それほど苦労しなくても、知らないうちに、
「引き出し」が豊富になっているものです。
2016-06-07
人には共通するニーズがある。
人に共通するニーズがあることを知っている人は、
人間関係を上手に維持しやすいといえます。
その共通するニーズとは、多くの人間関係の教科書には、
次のように書いてあります。

人は「自分に興味を持ってくれる人」を必要とする
人は「自分に重要感を与えてくれる人」を必要とする
人は「困っているときに助けてくれる人」を必要とする
人は「自分を必要としてくれる人」を必要とする

ただし、最後の「人は「自分を必要としてくれる人」を必要とする」
に関しては、必要とされる度合いが
その人の労力を著しく奪わない範囲に限られます。
その人が、自分のことでていっぱいだったり、
あなたがその人の時間をたくさん奪おうとすれば、
あなたはうっとおしく思われてしまうでしょう。
2016-06-06
誰かのニーズに対して、あなたが貴重であればあるほど、
友達は増えるし、相手はあなたの思い通りに動いてくれます。
それは、例えば、
「誰よりも話が面白い」「誰よりも一緒にいて楽しい」
「誰よりもかわいい」「知り合いの中で唯一、弁護士資格を持っている」
「唯一、本音で話せる」といったことです。

もしも、その人の周りにおもしろい話をする人がいっぱいいたり、
かわいい子がいたりしたら、そのニーズに貴重さが生まれないので、
あなたでなくてもいいということになりかねません。

人と人とのつながりは、恋愛でもビジネスでも友達関係でも、
どれだけの「ニーズ」があって、そしてどれだけ
「貴重」であるかに依存しています。
2016-06-03
誰かを許すためには、まず自分を許す

心や体が病むのは、「誰かを責めている」「許していない」
という気持ちが原因となっている場合があります。
私たちは「許そう、許さなくちゃ!」と思うあまり、
なかなか許せない自分を
「なぜ、許せないのだ」と責めてしまいがちです。

しかし、「とても受け入れられないことを言われた」
という心の叫びに対して、
「許せなくて当然。許せないほど辛いのだから」
と、まず自分を許してあげることがすべての始まりなのです。
必ずしも許さなくてもいいのです。
2016-06-02
大人になって「うなずく」ことをしながら話を聴ける人を、
私は残念ながらあまりお見かけしません。
会社の研修や講習に呼ばれ、お話をさせていただくことが
あるのですが、「うなずく」ということが出来ている人は、
10%もいません。
年齢に関係なく、90%以上の人が、
無表情で、話を聞いておいでです。

多くの人は、うなずかずに他人の話を聞いています。
しかし、自分が人前で話す立場になると、
うなずいてくれる人がどれだけ、
安心を与えてくれるかわかります。
誰もそうしてくれないととても孤独になります。
それほど、「うなずく」という行為は重要なのです。
ですから、何もキャリアがなくても、ほかに取り柄がなくても、
「うなずく」達人になれば、人生はどんどん開けていきます。

(青木勇一郎)
2016-06-01
微生物学者のある学者さんが、
微生物の黄金バランスというものを発表されています。
いい菌が30%、中性菌が60%、悪い菌が10%、
30:60:10。
これが体内を健康に維持する黄金バランスだというのです。
いい菌が30%のときに、中性菌は、いい菌の味方をするので、
これで90:10くらいになるんだそうです。
これでわかることは、悪い菌も10%なきゃいけないってことです。

車のハンドルもアソビって必ずありますよね。
大切なものを支えるためにはアソビが必要なんです。
30:60:10。
これが人間関係においても
黄金バランスなのではないかと思うのです。
自分の中でも、ダメな自分、許せない自分というものを
10%以内ならむしろあったほうがいいし、嫌な人だって、
10%はいたほうがいい。これが僕の結論です。

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!


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