■2016年06月24日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
あることが起きた時、私たちは「幸せになる」 あるいは、「不幸になる」わけではない。 出来事に自分がどう影響されるかは自分で選択できる。 クリスティ・ガルビン(84歳)はこう言う。 「息をついて前に進めるようになりなさい。 つらいことはそこらじゅうにある。 でもそれにとらわれていたら前に進めないわ。 喜びで心を満たすことをポリシーにするといいと思うの。 喜びと幸せは向こうからやってくるものだとは私は思わない。 それは自分でつくり出すもの。 「何ごとにも感謝の気持ちを持つ姿勢」 って言ったらいいかしら。 それがあるとつらいことのトンネルをくぐり抜けて、 多かれ少なかれもっといい形で向こう側に出られるのよ」
まゆの感想
著者のカールさんは、この本を書くために、
1000人以上のお年寄りたち(65歳以上)に、 5年ほどかけてインタビューや調査をし、その内容を、 整理し分類し、若い世代に伝えたいこととしてまとめました。 そのお年寄りたち(達人たち)のすばらしいインタビューが 満載の本です。 お年寄りたち(達人たち)は、幸せについてさらに、 「今どきは、「○○であれば幸せになれるのに」 という発想が幅をきかせていて、例えば、 「やせられれば」「お金があれば」「恋人ができれば」 「健康になれれば」「仕事で成功できれば」などなど キリがない。 こういう「○○であれば幸せ」という姿勢からは何も生まれず、 必ず失望がまっている」 とも教えてくれています。 そうだなぁ、息をついて前に進まなくちゃな、 喜びを見つけて、それに感謝して。 ブツブツ言ってばかりいたら、愛する人も、 幸せも逃げちゃうしね、と思ったしだいです。 |
|