■2016年06月01日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
微生物学者のある学者さんが、 微生物の黄金バランスというものを発表されています。 いい菌が30%、中性菌が60%、悪い菌が10%、 30:60:10。 これが体内を健康に維持する黄金バランスだというのです。 いい菌が30%のときに、中性菌は、いい菌の味方をするので、 これで90:10くらいになるんだそうです。 これでわかることは、悪い菌も10%なきゃいけないってことです。 車のハンドルもアソビって必ずありますよね。 大切なものを支えるためにはアソビが必要なんです。 30:60:10。 これが人間関係においても 黄金バランスなのではないかと思うのです。 自分の中でも、ダメな自分、許せない自分というものを 10%以内ならむしろあったほうがいいし、嫌な人だって、 10%はいたほうがいい。これが僕の結論です。
まゆの感想
ひすいさんは、さらにこう言います。
「さらに言うならば、好きな人の中にも、 嫌な部分を見ることがありますよね。 いいヤツだけど約束の時間に絶対1時間遅れてくる友だちとか。 それで嫌いになってしまうことってあると思うんです。 でもちょっと待て。 好きな人の中にも、この10%は嫌いだってあっていいんです。 それでこそ黄金バランスなんです。 ちなみに先日、新聞に「脳をより良く働かせる生活習慣10」 という記事が載っていました。 その中のひとつに、「嫌なこと」をなくそうとしない、 と書かれていました。 好きなことや得意なことだけを続けていると脳の感覚が鈍化します。 逆に嫌なことが多少あると好きなことがより楽しく感じられます。 苦手や嫌いな物事は、「脳のバランスにとって必要だ」 と考えてくださいと」 悪い菌、嫌なこと、嫌いな人、苦手なこと、不愉快なこと、 自分自身の欠点、好きな人の欠点など、生きていると、 こんなものいらない、なければいいとなくそうとしがちですが、 いやいや、そんなものにもちゃんと役割や意味あり、 それは、いい菌、好きな人、好きなことなどをより際立たせてくれる、 あるいは、脳のバランスをとるために必要なのだと知りました。 そうだ、そうだ10%くらいなら受け入れていこう、 そのほうが、生きやすそうだし、楽しそうだ、と思いました。 みなさまは、どう思われましたか? |
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