■「今日のことば」カレンダー 2009年4月■
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2009-04-30 |
パートナーとの関係でよくよく心に刻むべき座右の銘は、 「がんばっても相手は変わらない」だ。 自分のがんばりが有効なのは、 自分の行動や自分の変化に関する限りであって、 相手についていえば、がんばるべきなのは相手だ。 いくらあなたががんばっても、どうしようもない。 たとえば、彼にパチンコをやめてほしいと思ったからといって、 あなたががんばって家事を余計にやったところで意味がない。 がむしゃらにあなたががんばるよりも、 正しい努力をしなければならないということだ。(略) あなたががんばればがんばるほど、 それに呼応して、相手が変わるということはない。 自分の努力の結果、相手が自分のいいように 変わるなんてことは、普通に考えてありえない。(略) 他人の心を変えるための努力というのは、ほとんど願かけに近い。 偶然うまくいくかもしれないけど、 ほとんどの場合むなしく終わるだろう。 正しい努力をしないと意味がない。 これをよく覚えておこう。 |
2009-04-29 |
世の中には覚えておいた方が何かと便利という法則があります。 パレトーの法則とか、2・6・2の法則といったものがそれ。 パレトーの法則とは、全体の20%のものが、 全体の80%を支配している、というもの。 たとえば、世界の20%の人が、世界の富の80%を握り、 残りの80%の人が残りの20%の富を分け合っている。 あなたの住所録に100人の名前があったとすると、 手紙や電話など実際の通信全体の80%は、 100人のうちの20人で占められている、というものです。 2・6・2の法則とは、どんな集団でも、 リーダー的立場の人が2割、その意志や指示を理解し、 受け入れて動く人が6割、何も考えず、ただついていく人が、 2割の構成になるというもの。 上の2割が何かでいなくなっても、残った8割の中から、 リーダー的な人が現れ、また、2・6・2の構成になるのです。 |
2009-04-28 |
私はいつも1/3の法則というものを 頭に置いて行動しています。それは、 何でも人は1/3ずつに分布しているという見方です。 たとえば、行動についていえば、 どんどん前に出る人、つまり行動を極端にする人が1/3。 引っ込む人が1/3、そして 状況次第という人が1/3いるのです。 同様に、よく考える人が1/3、考えない人が1/3、 状況次第の人が1/3います。 自分を実物より大きいと思っている人が1/3、 小さいと思っている人が1/3、 状況次第で大きくも小さくも感じる人が1/3。 どこかへ行くとき、大勢で行きたい人が1/3、 ひとりで行きたい人が1/3、状況次第の人が1/3です。 私たちはコミュニケーションをする以前に、こうした 「それ以前の前提」があることを忘れてはいけません。 考える人は、考えない人を見て、 「なぜあの人はちゃんとものを考えようとしないのだろう」 と思い、行動する人は、行動しない人を見て、 「なぜ行動しないのだろう」と思います。 問題意識の高い人は問題意識のない人を見て、 「なぜ問題を見つめないのかしら」と思います。 答えはいまの理由。 初めから1/3ずつしか存在していないのですから。 |
2009-04-27 |
ひとつひとつを見る限りでは、 どれも完璧な判断と思われたが、 ひとまわり大きな計画の中に置いてみると、 まったく意味をなさないものいくつもでてきた… そんな経験は誰にもあるはずです。 自分の目標、計画、日課、習慣といったものは、 それぞれ密接に関わり合っており、それぞれの価値を バラバラに判断することはできないのです。 その場その場で、つじつまの合うように見える決定を バラバラに重ねていくのではなく、それらが合わさることで、 人生全体に対して意味がでてくる… そんな決定を積み重ねていきたいいものです。 |
2009-04-24 |
全部の教科の成績が悪いという子がいたとして、 それをすべて平均点にできるようにするというのは、 非常にむずかしいことです。 オール2の子どもをオール3にするというのは極めて困難です。 では、どうすればいいか。 同じ2でも1に近い2と、3に近い2があります。 つまり、その子どもなりに得意不得意があるわけです。 そこで、一番得意な教科だけを徹底的にやります。 「できた!」という体験を積み重ねることで、 まず自信をつけさせるのです。 すると、その教科が好きになるだけでなく、 学習全体に対する意欲がわいてきます。 こうして、他の教科にもよい影響が及び、 全体が底上げされてくるということがあります。 |
2009-04-23 |
人は自分でも気づかないうちに、 こころに歪んだクセをつけてしまっているものです。 そして、多くの人がその歪みに慣れてしまっているので、 たいていは違和感を覚えることもなくやり過ごしてしまいます。 たとえ「自分の考え方、ちょっと間違っているかな」 という思いが脳裏をかすめたとしても、 おそらく一瞬後にはきれいに忘れてしまうでしょう。 ですから、自分の歪んだ「こころのクセ」を自覚するのは、 実はなかなか難しいことなのです。 では、どうすれば自分の「こころのクセ」を 知ることができるのでしょうか? まずは、心理的なストレスを生む問題にぶつかったときに、 「ここはどう考えたらいいのだろう?」 と立ち止まって考えるように努力してみてください。 「いつもの自分だったらこう考える。 でも、まてよ、こう考えてみたらどうだろう」 といったように、意識的に 頭に考えを巡らせる習慣をつけるのです。 |
2009-04-22 |
人生のレースは、直線コースではありません。 輪の中をぐるぐる回っているのです。 前を走っているからといって 勝っているわけではありません。 周回遅れかもしれないのです。 後を走っているからといって、 負けているわけではありません。 しかも、スタートした時間もバラバラ、 車種もまちまちなのです。 つまり、人生のレースは、 競争しても始まらないということです。 |
2009-04-21 |
対人関係には、6つのパラダイムがあります。 〈自分も勝つ/相手も勝つ〉 〈自分は勝つ/相手は負ける〉 〈自分は負ける/相手は勝つ〉 〈自分も負ける/相手も負ける〉 〈自分が勝つ〉(※相手のことは考えない) 〈自分も相手も勝つ/それが無理なら降りる〉 〈自分も勝つ/相手も勝つ〉のパラダイムは、 何かを合意しようとするときも、問題を解決しようとするときも、 双方にとって有益で満足のいく結論をめざす考え方です。 〈自分も勝つ/相手も勝つ〉の姿勢で 問題に取り組めば、当事者全員が結論に満足し、 責任をもって実行するようになります。 |
2009-04-20 |
人間は苦境に陥ると、そこからなんとか 脱却しようとして、無理しがちである。 しかし、無理をすると肩に力が入って焦る。 結果として普段の力を発揮できず、失敗するケースが多い。 元自衛官のパイロットだった人からも 同様の話を聞いたことがある。 訓練中に何度も死ぬ思いをしたが、そういうときは すぐに反応しないで、急降下する戦闘機の中で、 「どうしようかな」と考え、決して無理はしなかったそうだ。 「なるようになるさ」といった開き直りも、 苦しいときには必要なのだ。 苦しいときは無理をしないに限る。 |
2009-04-17 |
人と自分を比べ始めたらキリがありません。 人は人。自分は自分です。 しょせん違う人間のやることなのですから、 いろんな得手不得手があって当然ですし、 目指す目標や歩く速さも違って当然です。 それを無理矢理同じ土俵で比べようとするからいけないのです。 今のレールをいったん降りてみれば、きっと 自分の足元にまったく違う道があることに気づくはずです。 そして、その足元をみながら一歩一歩自分のペースで 行けばいいのです。 「Going My Way」… 自分を人と比べてしまいそうになったら、ぜひ、 この言葉を口に出して自分の足元に目を向けてください。 |
2009-04-16 |
「君はきっと成功する」 そう言ってくれた人を一生忘れない。 成功する人は、若い頃に 「君はきっと成功する」と予言された人です。 予言が当たっていたのではなく、 予言を信じて頑張ったから成功できるのです。 誰もが成功するチャンスを持っています。 あとは、「君はきっと成功する」と 言ってくれる人に出会うことです。 頑張っている若者がいたら、 そう声をかけてあげましょう。 |
2009-04-15 |
イギリスのビジネス心理学研究所OPPの調査によると、 84%の従業員は 「自分にはまだ発揮できていない才能がある」 と思っているそうです。 そのうえ、そのうちの74%は、 「才能を発揮する手段がない」 と答えています。 |
2009-04-14 |
何事も、行きあたりばったりでは力は出し切れない。 なんとかなるだろうと軽い気持ちで、説得にかかったところ、 「そもそも、なんでやる必要があるのか」 と、そもそも論を持ち出されて、必要性について、 順序だった説明もできないまま、引き下がる羽目に… といったケースは、決して少なくない。 準備しないで説得に臨む最大の欠点は、 「なんだ、そんなことも調べてないのか」 と、相手に主導権を握られてしまう点にある。 たとえ、知識、情報が豊富でも、整理され、 順序立ってなければ、力強い主張はできない。 |
2009-04-13 |
新しい職場やクラスで、あなたがどんな 自己紹介をするか、考えてみてください。 日本人の習性かもしれませんが、「話し下手で」とか、 「たいした者ではないのですが」とか、「気が小さいので」 とか、自分のマイナスを挙げ連ねていないでしょうか。 これが自己限定です。 「自分は話し下手だ」という人は、人前で思い通りに 話せなかった経験を何度かしたことがあるはずです。 そんな経験から「自分は上がり症」というドームで覆ったり 鎖をつけてしまったりしているだけなのです。 「たいした者ではないのですが」という人でも、 本気でやってみたら、自分でも驚くほどの偉業を 達成するかもしれません。 本気で実行してみたら、きっと違う結果が出せるのに、 もうこれは不可能だと自分で決めつけているのです。 自分で決めつけたら、そのことが 潜在意識に刷り込まれ、必ずその通りになります。 「やりたいけど自分は無理」と思えば、 絶対にそれは「できない」ままなのです。 |
2009-04-10 |
この無農薬栽培を続けてきて、木村が発見したことがある。 それは、肥料というものは、それが化学肥料であれ、 有機肥料であれ、リンゴの木に余分が栄養を与え、 害虫を集めるひとつの原因になるということだ。 肥料を与えれば、確かにリンゴの実は簡単に大きくなる。 けれど、リンゴの木からすれば、安易に栄養が得られるために、 地中に深く根を張り巡らせなくてもいいということになる。 運動もロクにしないのに、食べ物ばかり豊富に 与えられる子どものようなものだ。 現代の子どもたちに、免疫系の疾患が増えていることは、 周知のことだが、肥料を与えすぎたリンゴの木にも 似たことが起きるのではないか。 その結果、自然の抵抗力を失い、農薬なしには、害虫や病気に 勝つことが出来なくなるのではないかと木村は言う。 他の畑のリンゴの木の根の深さは、せいぜい数メートル というところだ。けれど畑に雑草を生やし、肥料を与えていない 木村の畑のリンゴの木は、調べてみると、 20メートル以上も根を伸ばしていた。 |
2009-04-09 |
なぜ、世の中に悩まない人はいないのでしょうか? ひとつには世の中は、 自分のためにあつらえてつくられたものではないからです。 つまり世の中は私たちの欲求充足のためにつくられたもの ではないので、私たちの意のままに動いてくれません。 ということはどんな人でもフラストレーション (意のままにならない不満・不快・怒り・挫折・失望・困惑・葛藤 要するに俗称「悩み」のこと)を持たざる得ないということです。 第2の理由は、人生の重要問題の多くは、当人にとって 初体験ですから(例、入学・就職・恋愛・結婚・育児・社交) 試行錯誤は避けられません。つまり失敗がつきものです。 失敗を通して少しずつ知恵がついてくるわけですが、 その過程は苦しいものです。 ああでもない、こうでもないと悩むからです。 |
2009-04-08 |
人は他人に無責任な2つの言葉を用意しています。 たとえば、なにかに懸命に取り組んでいる人に対して、 「彼は脇目も振らず、集中力のある人だ」 「彼は視野が狭い人だ。もっと広い視野を持たせなくては」 と、2つの言い方があります。同じように、 「彼は頼んだことをなかなかしないルーズな人だ」 「彼はよく考え慎重で賢明な人だ」とも言えます。 この正反対の評価の分かれ目は、その時の好き嫌いの感情です。 (略) また、よかれと思った行動が、 「出過ぎている」「余計なことをしてくれた」 となどと言われてしまうこともよくあります。 しかし、そんなことなら人に善意を示すことなど馬鹿らしいと、 思い止めてしまうのでは救いがありません。 内と外で善意の評価が180度違うことがあったとしても、 善は善、悪はどこまでいっても悪 であることに変わりはないのです。 ゆえに自分の信じるところに従って、 善を行う勇気と根気が求められます。 |
2009-04-07 |
一番ほしいものというのは、 そう簡単に手に入るはずがありません。 すぐに手に入るなら、 すでに持っているでしょうから。 目標を追いかけ、人生をよりよいものにしようと 努力するとき、人は必ず気の滅入るような現実に直面します。 何かを手に入れるには、まず耐え忍び、 犠牲を払わなければならないという、事実です。 現在の努力を最小限に抑えることは可能です。 でもそれをすると、いま、この瞬間は楽ができますが、 先々成功へ至る途中で、力不足に泣くことになるでしょう。 反対に、いまのうちに最大限の努力をしておけば、 理想的な未来が開けます。 |
2009-04-06 |
《つみさかね》 一球一球のつみかさね 一打一打のつみかさね 一歩一歩のつみかさね 一座一座のつみかさね 一作一作のつみかさね 一念一念のつみかさね つみかさねの上に 咲く花 つみかさねの果てに 熟する実 それは美しく尊く 真の光を放つ |
2009-04-03 |
服装、言葉、習慣が違っても、 誰もが恋をし、家族を持ち、楽しみ、 成功するのを望んでいる。 長生きをし、魅力的でありたいと望み、 太ったり、老いたり、病気にならないようにと 願っている。 姿形は違っても、傷つけば叫び、 楽しければ笑い、空腹ならお腹をグウグウ鳴らす。 うわべの飾りを取り払った瞬間、 私たちはすべて同じ人間なのである。 |
2009-04-02 |
人間はやってもできないことは、 しつこく迷わないものです。 たとえば私に、政治家になるチャンスや 銀行の頭取になれるチャンスが来たとしても、 政治経済オンチの私は、ほんの少しも迷わないと思います。 決めきれずに迷うということは、 できるかもしれないと思うから迷うのです。 心の奥の潜在意識で 「やると決めればできるんだ」 ということを知っているのです。 だから迷って迷って決まらないことは、 やればできることなんです。 迷ったときは 「Yes I Can, Let’s Try」です。 |
2009-04-01 |
夢を追い求めることは、 ジグソーパズルをつくるのに似ています。 完成品を仕上げるのが究極の目標ですが、その過程で、 ピースのひとつひとつを確実にはめていかねばなりません。 完成までに費やす時間の大半は、 ピース探しにあてられるのですから、 そこに楽しみを見いだせなければ、 ゴールに至ることはできません。 つくりあげる過程も楽しみましょう。 途中で見つけた小さなよろこびを、 歩み続けるエネルギー源にしましょう。 |