■2009年04月23日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
人は自分でも気づかないうちに、
こころに歪んだクセをつけてしまっているものです。 そして、多くの人がその歪みに慣れてしまっているので、 たいていは違和感を覚えることもなくやり過ごしてしまいます。 たとえ「自分の考え方、ちょっと間違っているかな」 という思いが脳裏をかすめたとしても、 おそらく一瞬後にはきれいに忘れてしまうでしょう。 ですから、自分の歪んだ「こころのクセ」を自覚するのは、 実はなかなか難しいことなのです。 では、どうすれば自分の「こころのクセ」を 知ることができるのでしょうか? まずは、心理的なストレスを生む問題にぶつかったときに、 「ここはどう考えたらいいのだろう?」 と立ち止まって考えるように努力してみてください。 「いつもの自分だったらこう考える。 でも、まてよ、こう考えてみたらどうだろう」 といったように、意識的に 頭に考えを巡らせる習慣をつけるのです。
まゆの感想
この本によると、違う考え方が頭に浮かんだら、
紙に書いてみるといいそうです。 すると、客観的に自分のこころを把握するいいきっかけになり、 客観的に自分の考えが見れるようになると、 いかに自分がいつも同じパターンで物事を考え、 それに対処しているかがわかるようになるということです。 自分の考え方というのは、本当にクセがあると思う。 しかし、意識しないとこの自分の考え方のクセには なかなか気がつかない。 そして、いつも同じパターンに陥り、 「なんでいつもこうなるの…」ということになる。 その同じパターンが、 自分にとっていい方に向くのであれば問題はないけれど、 いつも自分を窮地に追い込むパターンなら、 客観的に見直してみるといいのではないかと思う。 違う考え方を受け入れることを恐れず、こだわらず、 「ああ、こんな考え方もあるかもしれない」 と、思い切って素直に違う考え方を取り入れてみる。 そんな勇気が、自分を窮地から救ってくれることになるように思う。 |
|