■2009年04月30日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
パートナーとの関係でよくよく心に刻むべき座右の銘は、
「がんばっても相手は変わらない」だ。 自分のがんばりが有効なのは、 自分の行動や自分の変化に関する限りであって、 相手についていえば、がんばるべきなのは相手だ。 いくらあなたががんばっても、どうしようもない。 たとえば、彼にパチンコをやめてほしいと思ったからといって、 あなたががんばって家事を余計にやったところで意味がない。 がむしゃらにあなたががんばるよりも、 正しい努力をしなければならないということだ。(略) あなたががんばればがんばるほど、 それに呼応して、相手が変わるということはない。 自分の努力の結果、相手が自分のいいように 変わるなんてことは、普通に考えてありえない。(略) 他人の心を変えるための努力というのは、ほとんど願かけに近い。 偶然うまくいくかもしれないけど、 ほとんどの場合むなしく終わるだろう。 正しい努力をしないと意味がない。 これをよく覚えておこう。
まゆの感想
こちらががんばれば、このがんばりに応じて、
相手が変わる、相手がよくなる、と思い、 せっせとがんばってみても、徒労に終わることが多い。 「自分一人ががんばれば…」と思うときには特に。 こちらは、こう思っている。 「この自分のがんばりをみたら、相手はきっと 心を入れ替えて、変わってくれるに違いない。 だって相手のためにこんなにがんばっているのだから…」 相手はこう思っている。 「勝手にがんばっている、がんばってくれとは頼んでないし、 好きにさせておこう」 そして、こちらのがんばりには目もくれず、 あるいは無視して、いつものパターンを繰り返す… 相手を変えようとする「がんばり」、 自分一人だけの「がんばり」は、ほとんど効果がなく、 燃え尽き症候群に陥りがちで、その上その後の、 やる気も生きる力もなくしてしまいがちだ。 「「がんばり」は自分に対してだけ有効」と この本でもいっているが、同じがんばるなら、 自分のためになることでがんばりたい。 さらにいえば、この自分のためのがんばりが、 周りにもいい影響を与えるがんばりでありたい。 もしも、相手のためにがんばるなら「これは相手のためだ」 と思わず、これも自分のためだと思ったやったほうが、 後で、落ち込まず、割り切れるように思う。 |
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