■2009年04月29日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
世の中には覚えておいた方が何かと便利という法則があります。
パレトーの法則とか、2・6・2の法則といったものがそれ。 パレトーの法則とは、全体の20%のものが、 全体の80%を支配している、というもの。 たとえば、世界の20%の人が、世界の富の80%を握り、 残りの80%の人が残りの20%の富を分け合っている。 あなたの住所録に100人の名前があったとすると、 手紙や電話など実際の通信全体の80%は、 100人のうちの20人で占められている、というものです。 2・6・2の法則とは、どんな集団でも、 リーダー的立場の人が2割、その意志や指示を理解し、 受け入れて動く人が6割、何も考えず、ただついていく人が、 2割の構成になるというもの。 上の2割が何かでいなくなっても、残った8割の中から、 リーダー的な人が現れ、また、2・6・2の構成になるのです。
まゆの感想
昨日は、1/3の法則でしたが、今日は、他の法則紹介です。
とても有名な法則なので、知っている方も多いと思いますが、 これらの法則は、ビジネスでよく使われます。 たとえば、 「パレトーの法則(またはパレートの法則)」では 会社の売り上げの80%は、 顧客の上位20%、製品の上位20%で占められている、 ということで、顧客や製品の絞り込みなどをすることが多い。 また、組織論で、2・6・2の法則はよく使われ、 「優秀な人2割、普通の人6割、パッとしない人2割」 などといわれています では、組織から、このパッとしない人2割を取り除けば 効率的になるのでは、と思いきや、不思議なことに、 残りの80%の中で、またこの2・6・2の構成になり、 結局、パッとしない人がまた2割出来てしまうらしい。 ということで、このパッとしない人2割にも、 何か役割があり、組織にとっては大切な意味がある、 ということもいえるそうです。 また、このような法則も 信じる人2割、信じたり信じなかったりする人6割、 まったく信じない人2割、などともいえるそうです。 みなさまは、この法則、どう感じますか? |
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